SSブログ

ボイラーはどこに頼めば・・・ [移住に至る道・引越準備]

同じタイプのボイラーを探すと、
やはり「この機種は修理不可のため交換が必要です」としか出てこない。
ボイラー交換は出張費無料とか、割引とか色々特典がありそうだが、
ホームセンターとかボイラー業者を調べても、厚田はことごとくサービス範囲外だった。
試しに何軒か厚田に近そうな石狩市や札幌市北区などの業者に電話確認したが、
「厚田なんですが」と言うと、どこからも「あっ・・・範囲外なんです」と
申し訳なさそうに断られた。

どこに頼めばいいのだろう。
厚田産業さんに心当たりの業者さんを紹介してもらえばよかった、と今更ながら思う。
昨日は衝撃と絶望でまったく思いつきもしなかった。

範囲外ながら、予算の予想はつくだろうと調べてみると、
交換可能なタイプは工事費込で16万から22万くらいか。
う~む、改装予算は最大50万円位しかないが、予想外の出費になりそうだ。
屋根の補修工事は喫緊の課題だが、雨漏りしたって死ぬわけじゃない。
水がないと、入居前の掃除どころか、食事も風呂も・・・入居後の生活自体が立ち行かない。
ならば、もうボイラー問題を解決するしかない!
なんか優先順位1位の屋根補修も、2位の汲取り水洗化も、
先頭に並んでいたはずなのに、シュルシュルシュル~っと遠いていく。


探しに探して、やっと厚田もサービス範囲である、
石狩水道魂という業者を見つけた。というか、これが唯一頼める業者だった。
早速電話し、事情を話し、なんとか急ぎ見積できないかと相談した結果、
6/27なら来てくれる、とのことでお願いした。
6/27には北電さんが電気のブレーカー点検に来るとの話もあって、丁度良かった。

明日はダーリンとハイエースで大物運び出しだ。
全然掃除できていないのに荷物だけはどんどん運ばれていくのか~。
・・・なかなかメンタルが回復しないのであった。


nice!(0)  コメント(0) 

自力で引越、ハイエースを借りる [移住に至る道・引越準備]

6/25、今日はダーリンと二人で大物運び出しのためハイエースを借りる。
今日から厚田で電気も使用開始となる。陽が落ちても作業ができるようになるのだ。
いつもひとりでアタフタしているので、ダーリンが一緒にいてくれるだけで心強い。

レンタカー屋さんで意気揚々とハイエースを借りてみると、
なんと荷室に仕切りのバーがあるではないか。
予約前に入念に荷室サイズを確かめて、一番大きいベッドマットを立てて積み込み、
残りのスペースにテーブルやら幅のあるチェストを入れるつもりだったのに、
仕切りバーがあるせいでベッドマットは一番下に平積みするしか入れようがない。
うわ~。積み込みたいものが入らない。
でも洗濯機とキッチンカウンターだけはなんとしてもこれで運ばないと、
うちのステーションワゴンでは無理なので死守せねば。
おうちに戻ってから急遽積み込める荷物を変更して、
なんか全然予定通りじゃない小さいに荷物をちまちま入れたりする。
こ、こんな筈では・・・、順番が狂うと荷ほどきの時にまた大混乱しそうだ。
結局、めちゃめちゃゴタゴタした荷積みになってしまった。

まぁ、うだうだ言っててもしょうがない。
二人で厚田へGO!!
お天気にも恵まれ、ドライブ日和だ!
豊平川左岸通りから、さとらんど、モエレ沼公園の脇を通っていく。
川沿いや公園沿いは空が広くて、本当に素敵だ。
空が開けた場所では毎回、「雲がきれいだなぁ」と思うが、
雲はひとつとして同じ形は無く、同じような天気でも二度と同じ風景は無い。
水蒸気と風が雲を作っているんだと思うと、
目に見えない、形なき物が、雲という姿で顕現しているんだなぁと、しみじみ感動する。

当別の田んぼの中を突っ切る道を走る。
この道は用水路のパイプが地下を横切っているので、断続的に車がバウンドする段差がある。
今日は大きな荷物を積んでいるのでゆっくり慎重に走る。
うわぁ。車体が長い車で走ると、前輪と後輪のバウンドに時間差があって、
ふわん、と飛んでるみたいな浮遊感。すごいなぁ、車種によってこんなに違うんだなぁ。


なんだか楽しくドライブしながら厚田に着いた。
ダーリンに現状を見せて把握してもらう。
家では状況説明していたが、実際にアンタッチャブルゾーンと
排水管周りの状況を見てもらいながら、
ボイラー交換になるであろうこと、今後発生するであろうDIY作業など、
なんか最近ひとりで抱えきれない不安を吐き出すかのように、一生懸命説明した。
荷物を降ろして陽が暮れた帰り道。
往きとは違ってなんだかどんよりした気分だった。

あさってはボイラー業者さんが見積に来る。
もう札幌のおうちを退去する期限まで数日だ。なんとかスムーズに進んでほしい。


nice!(0)  コメント(0) 

自宅グランピング(笑) [移住に至る道・引越準備]

なんとかベッドや大きめの家具を厚田に運び込めた。
札幌のおうちは随分と空間が広くなったが、まだまだゴタゴタしている。
いったいあと何往復すれば終わるのだろうか。

冷蔵庫はこのまま残置する。石狩市内のリサイクルショップで今より容量の大きい冷蔵庫を見つけたので、この機に買い替えるつもりだ。
ここでは都市ガス用のレンジを使っているので、LPガス用に買い替えが必要だ。
これも父が入居している施設の近所にあるリサイクルショップで見つけたので、
父に会いに行く際に買ってこよう。
買い替えて今のものを残置する、ということは、
つまり、退去する瞬間まで、冷蔵庫とガス台が使えるということだ。

水や風呂・トイレは通常通り使える。
最小限の食器と調理道具ながら、普通に調理をしてごはんにありつける。
テーブルが無くても段ボールやクーラーボックスで代用して、ちゃんと座って食べられる。
ベッドや寝具がなくても、マットレスとガーゼケットだけで充分眠れる。
こりゃあもう、自宅グランピングじゃないっスか!


ベッドが無いと天井までの距離が遠く、違う部屋のような気分だ。
背の高い家具がないと、広さも違って見える。
17年も暮らしたおうちだけど、こんな顔もあったんだね。


今日もダーリンは深夜1時頃の帰宅だ。
おうちはだんだんスカスカになっていくけれど、
慌ただしい生活の中でも、普通のごはんを一緒に食べられるのはありがたいね。


タグ:引越
nice!(0)  コメント(0) 

奈落の底に落ちる [移住に至る道・引越準備]

6/27、雑多な荷物を積み込んで、午後イチには着けるように厚田に向かう。
帰り道には石狩市のリサイクルショップに寄って冷蔵庫を手配しよう。

先に北電さんがやってきた。
作業開始からほどなく、「うわぁっ!」と驚きの声。
ブレーカーを点検しようとカバーを開けると、カメムシの死骸がザァ~と。
カメムシって、ウナギみたいに仲間の居る狭いところに、
どんどん入って行って、出られずに事切れるものなのかしら。

無事点検も終わり、「本当に20A契約でいいの?」と聞かれる。
「電子レンジと炊飯器とか、ドライヤーを同時に使うとブレイカー落ちるよ?」と。
テレビもエアコンもないし、家電製品も多くないし、照明だって二人暮らしなら
色んな部屋で同時に点けることもこともないし。
札幌のおうちでも20Aでブレイカー落ちたことないので大丈夫です、と答える。
「もしオーバーして使っても、一瞬切れるだけで、すぐ復旧はするよ。
ただ、それが4回あると復旧しなくなって僕らが来なきゃならないんだ。
ここはすぐに来られないしね」と、ちょっと警告めいたことを言われた。
いいもん、ホントにそんなに同時に使うことないんだから。
いつかオフグリッドでちょっとだけしか電気を使わない生活にしたいなぁ~。


ボイラー業者さんがやってきた。
やはり修理できない機種なので、ボイラー交換が必要とのこと。
早く交換しないと水が出せないと懇願し、7/2に設置工事に来てくれることになった。
見積は出張費込で23万円とちょっと。
そうかー。やっぱりかー。ま、まぁ想定の範囲だよね。

「かなり古い家なので、配管内部のサビが上がってボイラーが故障する可能性があります。
そうなると、床下の配管工事も必要になってくるんですよね」
「あ、そ、そうなんですね。そうなった場合は工事費用はどれくらい必要なんですか」
厚田産業さんも言ってたよなぁ、サビがボイラー故障の原因になるって。
アンタッチャブルゾーンのことを考えると、床下は推して知るべし。

「床下に入れるようならある程度簡単なんですが、
入れない場合は床板を剥してけっこう大掛りになります」
「いや、ボイラー交換も予算外なので、あんまり高額だと・・・」
「ボイラー交換の時に一緒にできれば出張費も浮くし、なんとか安い方法で見積もりして見ましょう」

で、提示されたのが、
33万円!


・・・ショックで声も出ない。
確かに、確かに水道については不安があるが・・・
ボイラーと配管工事で、すでに予算オーバーじゃないの! 
この後の厚田産業さんの工事費だってどれくらいになるかわからないのに、
水を出そうとするだけで、57万位かかっちゃうの!?

「同時に工事するのは絶対無理です。とにかく7/2の工事だけはお願いします。
あとはどうすべきか家族と相談します」と返答するのがやっとだった。

あ、そうだ。前の家主さんから聞いた不安要素。
「もしかすると、灯油配管のどこかから漏れている可能性もあるかもしれません」
「タンクの灯油量は今どうなってます?」

え!? 灯油、まったくノーマークだった!
慌てて灯油タンクを見に行く。
すっからかんだった。元々なのか、漏れてなのか、判断がつかない。
「ボイラーを設置しても灯油がないと運転できません。
設置工事までに灯油を入れて、当日までの減り具合を確かめておいてください」
ああ! 迂闊だった~! 灯油代もかかるんだ~!


ボイラー業者さんが帰った後、
灯油タンクが490ℓだから、100円/ℓとしても5万円弱か、と
新たにかかる費用を考えて奈落に落ちる。

ボイラー交換だけで23万。
混合栓交換と配管周りの作業で、(不確定だけど)5万位?
灯油代5万。
それに床下配管工事が必要となったら33万。
まだ、なんにもできてないのに? 水を出そうとするだけで?

奈落の底で、陽が落ちてくる。
ああ、帰ろう。もうここでは何も考えられない。
札幌のおうちに帰ってから落ち着いて考えよう。


nice!(0)  コメント(0) 

ネット環境を札幌から厚田に切替え [移住に至る道・引越準備]

できれば光熱費はガスも灯油もワンストップでお願いできるたらなぁ。
6月に入ってから色々調べてみたけれど、厚田は範囲外みたいだ。
トドック(コープさっぽろの宅配サービス)の転居手続きをしていたら、
エネコープというサービスがあるようだ。
灯油・ガス・電気をセットにすると割引があるみたい。
トドックのポイントにもなるみたい。
このままWebで灯油とLPガスのサービスを申し込んでみよう。
詳細は折り返しの電話連絡待ちだ。

昨日の、奈落に落ちる話はダーリンにも報告した。
ふたりで奈落に落ちた。
でも、まずは先に進むのだ!ひとつひとつ片づけていく!


6/28、今日は午後イチでNTTの光回線工事がある。
ダーリンを送り出して、荷物も積んで、急いで厚田に向かう。
約束の時間に間に合うかギリギリなのに、今日に限って道が混んでいて流れが悪い。
事前にコールセンターから「お伺いする前に連絡させていただくかと思います」と
言われたが、直前まで運転しているので出られない可能性があることを伝えた。
が、運転中に何度も電話が鳴る。
車を停めて折り返すも、「担当から折り返す」との返答。
「現地に向かって運転中で、時間もギリギリなので、
今からは出ませんし、折り返しません!」と、ちょっとイライラして電話を切る。
こうして停車する暇があったら少しでも現地に向かって進みたいんだ。

厚田に入ってから、前方を高所作業車が走っているのが見えた。
うちに来てくれる工事車両かもしれない。
案の定、厚田のおうち前で合流した。
ぎりぎりになったことをお詫びしたら、
「厚田に入ってからも電話したんですが電波がなくて」ですって。
そうか~、この辺りは携帯の電波も届かない場所でもあるのか~。


光回線の引き込み工事が始まる。
・・・はずだったが、作業は始まらず、何やら屋外で協議している。
その間、室内設備担当者が、おうちに入ってきた。
屋根下の引込口から室内のモジュラー差込口まで、ケーブルが通るかの確認のため、
モジュラー差込口カバーを開けた。
「うわぁっ!」と驚く声。
はいはい、例のヤツですね。カメムシざぁ~、ね。
何かを開ければカメムシざぁ~。デフォルトだね。
ホントに、ちょっとした空間を見つけては、仲間と肩寄せ合って冬越ししてたんだね。

「屋内は問題ないですね」と室内設備担当者は外に戻って行ったが、
外ではまだ協議している。
なんか嫌な予感。

現場責任者から、「電柱の位置が低すぎて、電話線の最低高度3.5mをクリアできない」と言われた。
厚田のおうちは道路を挟んだ田んぼ沿いに電柱がある。
田んぼは道路より数メートル低い場所にあり、従って電柱のてっぺんも低いのだ。
確かに、おうちの窓から外の風景を見ると、
目線と電線の高さがほぼ同じだ。
「電話線を引いても車高のある車に引っかかってしまうので、引けない」と。

引けない、って言われても。
厚田が開通する前提で、札幌のネット環境は今日の17時には切れることになっている。
開通しないとネット環境がなくなっちゃう。

「何か方法はないか、本社と連絡をとってみます」と責任者は電話をかけるも、
電波がないんだな、これが。(笑)
ひとり高所作業車に乗って、キョロキョロしながら道道の方まで行ってしまった。
ほどなく帰ってきたが、「北電に許可を得る必要があり、今日は工事できない」との
回答を残し、一行は帰ってしまった。


ええ~~~。ネット回線もダメなのぉ~~~!
じゃ、じゃあネット環境が無くなる前に、早く札幌に帰らなきゃ!
あ、その前に、きのうは奈落の底で思い出せなかった冷蔵庫の手配が先だ。
帰り道、石狩市のリサイクルショップに行く。


ぎょええええ。2週間も陳列されていたあの冷蔵庫が無い!
帰り道に何度もチェックしていたのに、このタイミングで売れちゃうなんて!
第二候補に挙げていた、今使っているのと同じ容量の冷蔵庫に変更して、配送を申し込む。
ここでも、厚田というだけで配送手配に色々確認が必要とのことで、
配送日は折り返しの連絡を待つことになった。


ひとつひとつ片づけていく! と奈落の底から立ち上がろうとしたが、
先に進まない事項がまた3件も増えてしまった。
入居日までに間に合わなくても、Webで手配すればいいや、なんて
呑気に構えていたら、それすらもできなくなるなんて。
スマホ嫌いの私。
パソコンも有線接続しかできないタイプだし、
光回線以外も検討したけど、おうちWiFi系も厚田は提供エリア外なんだよなぁ。
スマホが無いとダメな世の中なんだなぁ。
しょんぼりしながら札幌のおうちに帰る。
何か方法はないかと検索していたが、17時でちゃんとネットに繋げなくなった。


奈落の底と思ったが、まだ底があった。


nice!(0)  コメント(0) 

ボイラーのために灯油を入れる [移住に至る道・引越準備]

エネコープから連絡があり、LPガスは範囲外のため灯油のみとのこと。やっぱりか。
でも、灯油は6/29に来てくれることになった。
タンクはしばらく使用していないと思われる旨お伝えしたところ、
タンク洗浄もしくは状況によっては
タンク交換が必要になるかもしれない、と言われる。
ああ・・・また交換かも・・・タンクって、大型だと7~8万するんじゃなかったっけ。

いかんいかん、まだ起こってもいないことを考えて、
自ら更に深い底へ入って行こうとしている。
タンク洗浄だけで済むかもしれない。
490ℓを満タンにしようとするから5万だと思うが、
今はお風呂くらいしか灯油は使わないんだから、100ℓだけなら1万じゃないか。
進まないことではなく、進んでいることにフォーカスしよう。
とりあえず、灯油はなんとかなるんだ。一歩前進だ!


というわけで、今日も厚田へ行く。
ホームタンク周りは旺盛に草が伸びているので、ノコギリ鎌で必死に草刈りをする。
菜園ではこのノコギリ鎌一本で全部草刈りをしていたが、
何年も自由にのびのび茂っていた草たちは
背が高く、太く逞しくて、思うようには進まない。
特に、小さな赤っぽい花をつけているトゲトゲの蔓が、チクッと鋭く刺さって痛い。
なんとかタンクの正面だけ開けることができたころ、エネコープさんがやってきてくれた。
錆びたタンクを見て、
「ああ~、中もサビていたら交換かもしれませんね。」
点検をしてもらうと、ホースからは真っ黒になった灯油が出てくる。
二人がかりで一生懸命タンク洗浄し、劣化した部品を交換してくれたら、
「中は意外にキレイでしたよ。部品も交換したので問題なく使えます」と嬉しい言葉。

ありがたくって涙が出そうなくらい嬉しいが、申し訳ないお願いをしなければ。
「予算がないんです。こんなに遠くまで来ていただいて申し訳ないんですが、
100ℓだけ給油していただけませんか」
「う~ん・・・150ℓだけ入れさせてもらえませんか」
「そ、それで結構です、お願いしますっ」

「ここ、冬も厳しそうだから、タンクの劣化は早いと思います。
落ち着いたら、タンクのサビが進まないように、ペンキで塗装してあげるといいですよ」
ありがたいアドバイスを残してエネコープさんは帰って行った。
ああ、良かった。ひとつだけでも完了するものがあった!

ボイラー業者さんに連絡し、7/2ボイラー設置工事となった。
リサイクルショップからも連絡が来て、7/3午前中に届けてもらえることになった。
ああ、なんだかどんどん進んでいきそうな気がしてきた。

状況は変わらないが、気分は奈落の底から一段一段、上がってきているぞ!
そうこうしているうちに、明日6/30は退去予定日だ。
最後の荷作り、ラストスパートだ!


nice!(0)  コメント(0) 

いよいよ退去予定日を迎える [移住に至る道・引越準備]

札幌のこのおうちも今日が契約終了日だ。
なのに、全然引越作業の終わりが見えない。
ええい、この際全部残置しておさらばしちゃえ!という悪魔の声と
ダーリンとの共有なんだから、ちゃんと最後まで荷作りしようね、という天使の声が
頭の周りでクルクル回る。

管理人さんに「立会いいただける時間には終わりそうもないんですが」と相談。
部屋の中を一瞥して、
「終わったら鍵をかけて管理人室のボストに鍵を入れといてくれればいいよ」と
言っていただけた。
その上、「いずれすべて産廃になるんだから、ビルの不用品で
一軒家で使えそうな物を持って行くかい?」と、ホースリールや大きなブリキ缶を
譲ってもらえることになった。
(更に荷物を増やすんかい!と自分にツッコミを入れつつ)

管理人さんにも、ビル清掃の担当さんにも、入居さんたちにも、
最後の最後まで良くしていただいたなぁ、と感謝の気持ちでいっぱいになる。
今晩は札幌のおうちで最後の夜になるんだなぁ。

タグ:引越
nice!(0)  コメント(0) 

契約終了後のアディショナルタイム(笑) [移住に至る道・引越準備]

本来は昨日で契約終了なので、鍵を返す日だ。
今朝は電気点検のため早朝からビルが2時間半ほど停電で、エレベーターが使えない。
管理人さんは、「だいぶん荷物が残ってるから、土日は鍵を返さなくていいよ。
どうせ管理会社には月曜に報告するから、それまでに間に合えば。
俺は今日早出だからこれで帰るんで宜しく」と言ってくれた。
いや~、本当に助かります。管理人さんには何から何までお世話になりました。
そしてまだ、鍵を返してもプランターたちは取りに来られる場所に置かせていただき
後日に、という猶予までいただいて。

厚田まで2往復し、バタバタと荷物を降ろし、合間にコンビニ飯。
3往復するつもりだったが、厚田から札幌へ向かう段階ですでに陽が暮れてしまった。
思ったより疲れている。
それに、厚田のおうちで眠るには、これから寝る場所を掃除してベッドを組み立ててから、
となると厚田に戻るのはハードルが高すぎる気がした。
管理人さんのお言葉に甘えて、今日は札幌で眠ることにした。

この機会に、楽屋に報告に行こう。
楽屋で、ちゃんとしたご飯も食べようね。
久々の楽屋のカウンターには馴染みの面々が居てくれた。
ああ、会いたい人たちに会えて良かった!
ざっくり状況報告し、ちゃんとしたご飯にありつき、
尻に火がついているのに呑気な夜を過ごすことができた。
明日も引越作業はつづく。


タグ:引越 楽屋
nice!(0)  コメント(0) 

ボイラー工事に難儀する [移住に至る道・引越準備]

7/2、この日はボイラー工事だったが、けっこう難航した。
業者さんが現れて、ホウキをかけただけのボイラー室に勝手口から入ってもらう。
勝手口の手前で、業者さんが「うわっ」と悲鳴を上げる。
1m超えの、蛇の抜け殻。昨日はなかったと思うから、
脱皮したばかりのフレッシュな抜け殻、ということだ。
アオダイショウは居るよ、とは聞いていたが、結構デカくてちょっとビビる。
家主さんから「前に灯油満タンにしたけど空だったことがある」と聞いていたので
「どこかで灯油漏れしているかもしれない」ことはチェックをお願いしていた。
古いボイラーを撤去し、新たなボイラーを設置したが、なかなか点火しない。
タンクとボイラーを繋ぐ配管の傾斜が足りないのか、
配管の中の空気が抜けずに灯油がボイラーまで来ない、と言うのだ。
「灯油は150ℓだけど、ちゃんと入れてあります」
「灯油が少ないと、重さの圧が足りなくて空気が抜けないことがあるんです」
「え~・・・」
そういわれても、もうどうしようもない。
小さく、「ポンプ持って来れば良かった」って呟き、
その後もあれやこれや頑張ってくれたが、なかなか進展はない。
しかも、施工中何度も業者さんが悲鳴を上げる。
業者さんは毛虫が大嫌いらしいが、どこからともなく勝手口に大きな毛虫が湧いてきて
その度に悲鳴を上げながら追い払っている。

とうとう昼になった。本来は午前中に工事が終わっているはずだったのだが。
「昼ごはん大丈夫ですか、こちらはもう少しかかりそうです」
「私たちは問題ないですが業者さんは大丈夫ですか」
「普段から昼は食べないので問題ないです、じゃもう少しやっちゃいます」

ああ、これは2往復目は遅くなっちゃうなぁ・・・
結局2時すぎまでかかってなんとかボイラーは無事稼働した。
不安だった配管の問題について質問するも、
「ああ、交換しなくても大丈夫じゃないすか」となんか不機嫌なご様子・・・。
精算して、必要事項の説明をした後は、すごく急いでそそくさと帰って行った。
毛虫とか、工事場所の汚さとか、タンクの灯油量が少ないとか、
色々嫌だったんだろうなぁ。
とりあえず、30万円超の追加工事はしなくて良さそうなのでホッとしたが。
なんか、色々やってもらったのにお茶の1本も出せなくてスミマセンでした・・・

なんかスッキリしないが、明後日、厚田産業さんが来てくれたら、水の問題は解決だ! 
ひとつひとつ、解決していこう!


nice!(0)  コメント(0) 

札幌での最後の夜 [移住に至る道・引越準備]

日曜の朝。ビルには私たちしか居ない。
朝から荷物を積み込み、厚田へ向かう。
この半月ほどで一体何往復したんだろうか。すごくすごく遠く感じたこの道も、
慣れてくると少しずつ気持ちの中での距離は縮んできているように思う。

荷物を降ろすも、もう何処に何を置いていいのかわからなくなってきた。
何せ、桟とおぼしきもの、隙間と思われるもの、そのすべてに虫の死骸がびっしり溜まっているため、普通に掃除して荷物を仮置きすること自体が難しいのだ。
壁から少し離してスノコやビニールシートを敷いてから置くか、クモの巣を払って
虫が少ない押入れに置くか、になってしまう。
ああ、もう荷物を置いときたい場所がない。どうしよう。
その場しのぎの掃除して。
荷ほどきが大変だなぁと思いつつ、もう突っ込むしかない。

第1便を荷下ろししているうちにボイラー交換の業者さんが現れて、
工事が終了したのは午後2時過ぎ。
札幌に取って返して、ホームセンターでバタバタ買い物をして、
そうして2往復でまた日が暮れる。
あと1回でギリギリ載せきれるかなぁ、という荷物を残して、
もう一晩札幌で眠ることにした。
ここの所のバタバタとコンビニ飯の影響か、私のおなかの調子も悪い。
水洗トイレのある環境で、あと一晩過ごしたかった。

本当に、17年暮らしたこの部屋で眠るのも最後だ。
(今日が最後の夜、と言い出して3回目。本当に今日が最後。)
電気を消しても明るくて、いつも車や人の音がしているこの部屋。
ダーリンとの生活を始めた、『ぼくたちのおうち』。
次に来るときは、もしかして取り壊しも始まって、
もう無くなっているのかもしれないなぁ。


nice!(0)  コメント(0)