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醤油仕込体験 [保存食]

今日ダーリンは、ニシン漁のお仲間さん達と、打ち上げで当別の温泉にお出かけ。
私は、初めての醤油仕込体験にお出かけ。
厚田移住のきっかけを作ってくれた、飛ぶ鳥農場さんで体験会が行われるのだ。
飛ぶ鳥農場さんとのご縁がなければ今の生活はない。
「平飼い卵が食べたい」、たったそれだけのきっかけから、ここまで縁が繋がったのだ。
考えてみればすごいことだ。

そして、講師のエコビレッジライフさん。
家庭菜園で採種を始めてから、「たねの交換会」を札幌で開催していることを知った。
とはいえ、ここ5~6年は介護も重なって思うように家庭菜園ができなかったこともあり、
「たねの交換会」や「味噌づくり講座」も指をくわえて情報を見ているだけだった。
移住の引越当日も、(しかも近所の飛ぶ鳥農場さん転居予定地で)
小屋づくり講座があったが、引越作業でこれまた参加申込を断念した。
ブログや動画でさんざん知り合い気分になっていたエコビレッジライフさんご本人に
とうとうお会いできる日がやってきた!

たいした持ち物もないのに、『迂闊さん』が発動しないようあれこれチェックしていたら
開始時間ぎりぎりになってしまった。
あわてて飛ぶ鳥農場さんに辿り着くと、すでに皆さん集まっていらした。
自己紹介から始まって、皆さんそれぞれ
ご自身でもこんな「ものづくりチャレンジ」をしている、と言う話が面白く、
手作りの食品、発酵に興味津々な「発酵仲間」がこんなにいてくれるのが楽しい。
醤油仕込体験といっても、一番大変な大豆麹は仕上がったものが用意されていて、
塩水と大豆麹を混ぜるだけのものではあるが、
醤油とは、発酵とは、という座学がとにかく興味深く、
利き醤油体験などは大いに盛り上がった。
そして、自分で米麹を作る際の種きりをエコビレッジライフさんが実演して下さり、
「自分でも米麹を作りたい!」という機運がバリバリ高まった。
札幌に居るころ、市販の米麹から「友麹」で増やそうとしたことがある。
できるにはできたが、力が弱いというか、
友麹を使った麹食品の発酵力が弱い感じが否めなかった。
ストーブを焚いている今の時期なら、お米を蒸すのも気軽にできる。嬉しい!

今後の仕込醤油のお世話の話の中で、
「生き物なので、名前をつけてお世話をするといいですよ」とアドバイスがあった。
うちの仕込醤油は、『醪郷 醤太郎くん(もろみざと しょうたろう)』と名付けた。
年内はしっかりお手入れしながら発酵を進めていき、
やがてたっぷりの醪と、ほんのちょびっとの醤油のしずくを楽しみながら、
2年、3年と熟成させていこう。
う~ん、楽しみ、楽しみ。

したかったことが、少しずつ、実現していく。
すべてのご縁に、感謝。


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