札幌での最後の夜 [移住に至る道・引越準備]
日曜の朝。ビルには私たちしか居ない。
朝から荷物を積み込み、厚田へ向かう。
この半月ほどで一体何往復したんだろうか。すごくすごく遠く感じたこの道も、
慣れてくると少しずつ気持ちの中での距離は縮んできているように思う。
荷物を降ろすも、もう何処に何を置いていいのかわからなくなってきた。
何せ、桟とおぼしきもの、隙間と思われるもの、そのすべてに虫の死骸がびっしり溜まっているため、普通に掃除して荷物を仮置きすること自体が難しいのだ。
壁から少し離してスノコやビニールシートを敷いてから置くか、クモの巣を払って
虫が少ない押入れに置くか、になってしまう。
ああ、もう荷物を置いときたい場所がない。どうしよう。
その場しのぎの掃除して。
荷ほどきが大変だなぁと思いつつ、もう突っ込むしかない。
第1便を荷下ろししているうちにボイラー交換の業者さんが現れて、
工事が終了したのは午後2時過ぎ。
札幌に取って返して、ホームセンターでバタバタ買い物をして、
そうして2往復でまた日が暮れる。
あと1回でギリギリ載せきれるかなぁ、という荷物を残して、
もう一晩札幌で眠ることにした。
ここの所のバタバタとコンビニ飯の影響か、私のおなかの調子も悪い。
水洗トイレのある環境で、あと一晩過ごしたかった。
本当に、17年暮らしたこの部屋で眠るのも最後だ。
(今日が最後の夜、と言い出して3回目。本当に今日が最後。)
電気を消しても明るくて、いつも車や人の音がしているこの部屋。
ダーリンとの生活を始めた、『ぼくたちのおうち』。
次に来るときは、もしかして取り壊しも始まって、
もう無くなっているのかもしれないなぁ。
朝から荷物を積み込み、厚田へ向かう。
この半月ほどで一体何往復したんだろうか。すごくすごく遠く感じたこの道も、
慣れてくると少しずつ気持ちの中での距離は縮んできているように思う。
荷物を降ろすも、もう何処に何を置いていいのかわからなくなってきた。
何せ、桟とおぼしきもの、隙間と思われるもの、そのすべてに虫の死骸がびっしり溜まっているため、普通に掃除して荷物を仮置きすること自体が難しいのだ。
壁から少し離してスノコやビニールシートを敷いてから置くか、クモの巣を払って
虫が少ない押入れに置くか、になってしまう。
ああ、もう荷物を置いときたい場所がない。どうしよう。
その場しのぎの掃除して。
荷ほどきが大変だなぁと思いつつ、もう突っ込むしかない。
第1便を荷下ろししているうちにボイラー交換の業者さんが現れて、
工事が終了したのは午後2時過ぎ。
札幌に取って返して、ホームセンターでバタバタ買い物をして、
そうして2往復でまた日が暮れる。
あと1回でギリギリ載せきれるかなぁ、という荷物を残して、
もう一晩札幌で眠ることにした。
ここの所のバタバタとコンビニ飯の影響か、私のおなかの調子も悪い。
水洗トイレのある環境で、あと一晩過ごしたかった。
本当に、17年暮らしたこの部屋で眠るのも最後だ。
(今日が最後の夜、と言い出して3回目。本当に今日が最後。)
電気を消しても明るくて、いつも車や人の音がしているこの部屋。
ダーリンとの生活を始めた、『ぼくたちのおうち』。
次に来るときは、もしかして取り壊しも始まって、
もう無くなっているのかもしれないなぁ。
2024-01-03 18:04
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