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お買い物リベンジ [移住地に馴染む足ががり]

4時に目が覚め、初めて厚田の山から昇る日の出を見る。
今までは、ダーリンの深夜の帰宅を待って晩ごはんを深夜2時~3時に食べていたので、
移住して1か月半もの間、日の出を見ることがなかったんだなぁ。
急に晩ごはんの時間が夕方6時くらいに変わって、
8時には床に就くようになるなんて、すごい変化だ。

日課になっているイチゴ収穫に出かけ、
イチゴ農家さんに、床下を開けた話とか、
洗濯物が湿気で乾かないなんてぇ愚痴をごぼしたりしながら作業をする。
「すっきりしない時はアイロンかけちゃえばいいのよ。熱殺菌、熱殺菌」と奥様。
そうか! アイロン=しわ伸ばし、しか思いつかない頭の固いワタシ。
そう言われてみればそうだった!と膝を打つのであった。
イチゴ農家の奥様、初対面の時から「おお~!」と思ったが、
美人で頭の回転が早くて、作業が手早く、しかも丁寧で細やかなスーパー農業女子。
しかも、話もサッパリ・サクサクとしてて、心地よい。
会うたびに、「凄いなぁ、凄いなぁ」と尊敬の念が深まっていく。
この奥様に限らず、本当に発足の人たちは凄いなぁ。
会う人、会う人、それぞれにみんな凄い。
自分がしたいことも、もたもた迷いながら前になかなか進まない中、
ふと顔を上げると、地域の人たちが軽やかにこなしている姿に、いちいち感動してしまう。


さて。野菜も残り少なくなってきたことだし、今日は早めにお買い物リベンジしますか。
まずは月形、皆楽公園の直売所。
入店した時はまだ入荷前だったのか、昨日と変わりない品薄状態。
でも刑務所作業製品も色々並んでいて、
丁寧な木工品とか、そばがらの枕なんかがあって、
猛暑の中「頭が暑くて眠れない!」と時々キレる私としては、垂涎の品だ。
これで眠ったら頭がひんやりするのかなぁと、想像してうっとりしていたら、
農家さんが納品に現れた。
わぁ~、つやつや、ブリブリのナスとピーマン!太くて大きいのに、充実したキュウリ!
こんなにいい品が、こんなに入ってお安いなんて!

ゴキゲンで野菜をゲットし、今度は当別ふれあい倉庫へ。
こちらも、昨日とはうってかわって充実の品揃え。
ふれあい倉庫はとにかく種類が多いので楽しい。
建物内にある、そば切りとスープカレーのお店・高陣さんのいい匂いが漂っている。
今日はここでごはん食べていこう!

ダーリンは冷たいそば、私はスープカレーを頼む。
おお!どっちも美味しい!
ワイルドな噛みごたえのそば、甘みを抑えたそばつゆ。
田舎そばのもさもさした噛みごたえがあまり好きではない私も、このそばは大好き!
そして、野菜の種類が豊富なスープカレー。
辛い物があまり得意でない私(好き嫌い多すぎだろっ!)にとって、
丁度いい辛さで、旨味たっぷりの滋味深いスープが、もう堪りまへんがな。
これ、季節が進むと野菜の種類も変わっていくんだろうなぁと思うと、ニヤけてくる。

いやぁ、満足、満足。おなかも買い物袋も、シアワセで満たされている。
厚田もすごいけど、隣町もすごいなぁ。
地元産品、最高!


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昔話の一節みたい [移住地に馴染む足ががり]

酷暑のなか今日もダーリンは裏原野のお片付け。
おうちの裏で、電動ノコギリ音が響き渡る。
私は今朝もイチゴ収穫で、汗だくの帰宅。
汗臭い洗濯物が毎日大量に生産される。
いやぁ、でも発足の夏は湿気が多くて、洗濯物が乾かないのよ、なかなか。
洗いあがりもすっきりしない感じ。
なんとな~く、部屋干し臭みたいのが・・・汗が落しきれていない?
洗濯前に、襟とか腋とか背中とかの汗が多い箇所に、
ワイドハイターの原液をスプレーしてみた。
おおおお! 汗に含まれるタンパク質に反応してか、白い泡がシュワシュワと。
臭いの原因はここか!と、これでもかとスプレーしまくってから洗濯した。

「ワイドハイターで汗臭さ一掃だぁ!」と鼻息荒くしていると、
外の電動ノコギリ音が聞こえなくなった。
外を覗くと、ダーリンが小枝を裏原野から庭に、せっせと運んで居る所だった。
あ、私達、
リアル「おじいさんは柴刈に、おばあさんは洗濯に」してる!
山あいの生活って、普通に、昔話の世界と変わらないリズムなんだなぁと実感。

ワイドハイターもそろそろ空になるし、
お買い物でもいきますか、と月形・皆楽公園の直売所に向かう。

あちゃー。午後になると途端に品薄になるんだなぁ。
うちにもある野菜しか並んでいないので、お供え用の花だけ買って当別に移動だ。
当別駅前のふれあい倉庫も、お気に入りの野菜直売所なのだ。
ああ、でもこちらでも夕方近くは品薄になっちゃってた。
すごすごとラルズでワイドハイターとダーリン用のワインを買って帰ってきた。
今日は楽しい近隣ドライブデーだったことにする。
次回は早めにお買い物に出ようっと。


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ダーリン、原野作業に着手 [移住地に馴染む足ががり]

おうちの裏には谷地っ気かな、と思う
ややグズグズとした原野が広がっている。
原野は裏山の裾で、裏山から低い崖でストン、と低くなっている。
崖下には白樺が林立して、ちらちらと広葉樹も混じるが、
いかにも寒い地域の山裾、という風景だ。

元家主さんが手入れをしていた跡と思われる、伐採木や倒木が散見される。
ダーリン、朝から裏の原野で何かしているようだ。
庭(ブタナばかりが花盛りの荒れた敷地だが)に白樺の伐採木を集めて、
崩れないように積み始めた。
遠くから見るとかなり華奢な白樺だなぁと思っていたが、
そこそこの長さと太さがある。
午前中いっぱいせっせと運んで、結構な量が積みあがった。
小枝も多いが、これはこれで焚き付けにはもってこいだ。

「すごくいっぱい積みあがったねぇ。キャンプファイヤーだね」
「燃やしませんから!キャンプファイヤーしませんから!」
くだらんボケとツッコミをしながら、
ゆるゆると僕らの作業はつづくのであった。


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