おうちでも事件が! [移住生活のはじまり]
昨日の役員会で相談した。
「家庭菜園がしたいが、庭は剣先スコップが入らないくらいの乾燥荒地、
その他の土地は原野すぎて今年は到底手に負えない」と。
すると「自治会で管理している施設の一角は本来耕作するつもりだったが
今は使用していないので、使ってもいいよ」、とのご厚意をいただいた。
やった! 7月末でもう育てられるものと言えば漬物用大根くらいだけど、
今年は諦めていたので、できるというだけで嬉しい!
そんな訳で、今朝は早速現地を見に行った。
折しも、水田に農薬散布のヘリを飛ばすために施設には数台の軽トラが集結していた。
挨拶をし、移住してきた新入りです、
役員会でちょっと耕作地を貸していただけることになりまして、と不審者でないことをアピール。
すると、先日ご挨拶で会った方と、ご家族にしかご挨拶できなかったお宅のご主人にも会えた。
「ここは前にハウスが建っていたから硬いけど、こっちなら使えると思うよ」と
親切にご案内いただけた。
おお! 宿根草だらけではあるけど、普通の元気な雑草だ!
おうちの周りのように身長を超えるような激しい子たちじゃない!
剣先スコップを入れると、地下茎がみっしり張り巡らされているものの、
手鎌と併せて使うとちゃんとザクッと刺さる。
ひゃ~! 普通だ!普通の耕作放棄地だ! 大変だろうけど希望でいっぱい!
大根だけなら2m四方も場所を作れば十分だよ~!
喜んで畝の周囲に溝を切る。あと少しで溝が掘り切れるところで、
アブにロックオンされ、こりゃたまらん、と中断した。
おうちに帰り、汗だくの衣服を着替えているときに電話が鳴った。
ん? こんな時間にダーリンから?
「熱が下がらないので帰ります」
えーーーーー!! 発熱しているのに50kmも自分で運転して来るの!?
どうやって迎えにいくべきか。いやいや、方法が無さすぎる。
頭がグルグル無駄に回転していると、
「まだ薬とか飲んでないし、ちゃんと気をつけながらゆっくり帰るから」
えーーーーー!! でもそうしてもらうしかない。
「とにかく、少しでも辛くなったら休んで。ゆっくり、ゆっくり気をつけてね」
ダーリンが帰宅するまで気が気じゃなかったが、
いつもより30分以上時間をかけてなんとか辿り着いてくれた。
昨日あたりから暑いのに汗が出なかったという。
熱が37.7度あって、水分補給した後、ふらふらと2階に上がって横になってしまった。
「汗を出したいからカレー作って」とダーリン。
丁度今日は洋風の煮物を作ろうと鶏の手羽元を煮込んでいたところだった。
よし! ご近所からの思いやりが詰まった野菜も使って辛~いカレーを作るよ!
何とかカレーを食べて、少し汗も出て、改めて横になったが、
ダーリンは何度も唸りながら蒸した2階の部屋で苦しんでいた。
あまりにも暑いので直接風が当たらないように扇風機をかけたが、
「寒い」と布団にくるまった。
おでこは帰宅時より熱くなっており、
保冷剤をくるんで腋下や額にあてたりしても
どうにも心地よくならないらしく、結局自分で布団を掛けたり剥いだりで調節していた。
こんな時、全然役に立たなくて自分が情けなくなる。
そうして苦しむダーリンの横で
暑がりの私も寝苦しくて悶々とした一夜を過ごしたが、
朝になってダーリンはなんとか平熱に戻った。
「やっと汗が出るようになった」
「・・・もしかして熱中症だったんじゃない?」
「・・・そうだったのかな?」
具合が悪くても弱音を吐かず、ついつい無理をしてしまうダーリン。
生活を、意識を、変えるためでもある移住。
これからは周囲の都合ではなく、自分のカラダの声を最優先にして
ゆったりと暮らしていこうねぇ。
こんな事件は、最後にしようねぇ。
「家庭菜園がしたいが、庭は剣先スコップが入らないくらいの乾燥荒地、
その他の土地は原野すぎて今年は到底手に負えない」と。
すると「自治会で管理している施設の一角は本来耕作するつもりだったが
今は使用していないので、使ってもいいよ」、とのご厚意をいただいた。
やった! 7月末でもう育てられるものと言えば漬物用大根くらいだけど、
今年は諦めていたので、できるというだけで嬉しい!
そんな訳で、今朝は早速現地を見に行った。
折しも、水田に農薬散布のヘリを飛ばすために施設には数台の軽トラが集結していた。
挨拶をし、移住してきた新入りです、
役員会でちょっと耕作地を貸していただけることになりまして、と不審者でないことをアピール。
すると、先日ご挨拶で会った方と、ご家族にしかご挨拶できなかったお宅のご主人にも会えた。
「ここは前にハウスが建っていたから硬いけど、こっちなら使えると思うよ」と
親切にご案内いただけた。
おお! 宿根草だらけではあるけど、普通の元気な雑草だ!
おうちの周りのように身長を超えるような激しい子たちじゃない!
剣先スコップを入れると、地下茎がみっしり張り巡らされているものの、
手鎌と併せて使うとちゃんとザクッと刺さる。
ひゃ~! 普通だ!普通の耕作放棄地だ! 大変だろうけど希望でいっぱい!
大根だけなら2m四方も場所を作れば十分だよ~!
喜んで畝の周囲に溝を切る。あと少しで溝が掘り切れるところで、
アブにロックオンされ、こりゃたまらん、と中断した。
おうちに帰り、汗だくの衣服を着替えているときに電話が鳴った。
ん? こんな時間にダーリンから?
「熱が下がらないので帰ります」
えーーーーー!! 発熱しているのに50kmも自分で運転して来るの!?
どうやって迎えにいくべきか。いやいや、方法が無さすぎる。
頭がグルグル無駄に回転していると、
「まだ薬とか飲んでないし、ちゃんと気をつけながらゆっくり帰るから」
えーーーーー!! でもそうしてもらうしかない。
「とにかく、少しでも辛くなったら休んで。ゆっくり、ゆっくり気をつけてね」
ダーリンが帰宅するまで気が気じゃなかったが、
いつもより30分以上時間をかけてなんとか辿り着いてくれた。
昨日あたりから暑いのに汗が出なかったという。
熱が37.7度あって、水分補給した後、ふらふらと2階に上がって横になってしまった。
「汗を出したいからカレー作って」とダーリン。
丁度今日は洋風の煮物を作ろうと鶏の手羽元を煮込んでいたところだった。
よし! ご近所からの思いやりが詰まった野菜も使って辛~いカレーを作るよ!
何とかカレーを食べて、少し汗も出て、改めて横になったが、
ダーリンは何度も唸りながら蒸した2階の部屋で苦しんでいた。
あまりにも暑いので直接風が当たらないように扇風機をかけたが、
「寒い」と布団にくるまった。
おでこは帰宅時より熱くなっており、
保冷剤をくるんで腋下や額にあてたりしても
どうにも心地よくならないらしく、結局自分で布団を掛けたり剥いだりで調節していた。
こんな時、全然役に立たなくて自分が情けなくなる。
そうして苦しむダーリンの横で
暑がりの私も寝苦しくて悶々とした一夜を過ごしたが、
朝になってダーリンはなんとか平熱に戻った。
「やっと汗が出るようになった」
「・・・もしかして熱中症だったんじゃない?」
「・・・そうだったのかな?」
具合が悪くても弱音を吐かず、ついつい無理をしてしまうダーリン。
生活を、意識を、変えるためでもある移住。
これからは周囲の都合ではなく、自分のカラダの声を最優先にして
ゆったりと暮らしていこうねぇ。
こんな事件は、最後にしようねぇ。
2024-01-11 05:02
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