交通トラブル多発 [厚田民としての生活]
雪と晴れ間が交互に入り混じる天気。
今日は札幌へ所用を足しに行こう。
もうすぐ確定申告だが、書面管理が甘い私は移住のゴタゴタで一部が見つからない。
転居前の札幌中央区役所に行って証明書を出して貰わなければ。
ダーリンも別な所用があって時間がかかりそうなので、
その隙に4カ月ぶりのカットに行こうかと、懇意の美容師さんに連絡してみた。
「転んで手首を骨折しちゃって。しばらくお休みさせていただくんです」
なんと! ここにも転倒による骨折者が!
今年の札幌は骨折で救急搬送される人が多いとは聞いていたが、
私の周囲だけでも2人も骨折するなんて。やっぱそうなのか~、と実感する。
美容師さんは仕事復帰まで1ヶ月位かかるとのことなので、
その頃まではカットはお預けだ~。
札幌に向けて出発する。
厚田の浜方面は風が強いので、発足に比べると積雪は多くない、と聞いていたが、
どうしてどうして、結構な積雪だと思う。
ただ、風に飛ばされるのか、路面が出ている所は多い。
特に、吹雪の時には恐怖の場所となる 風の吹き抜けポイントは、路面がすっかり出ている。
「ここさぁ、吹雪の時、凄かったよね~」なんて話しながら進んでいくと、
路肩に突っ込んでスタックしている車があった。
もうすでに他の車2台が救出に動いていたので そのまま進んだが、
時々家の前を通る車に似ていたような。地元の人かなぁ。
カーブを曲がる度に路面状況が変わる。
久々のアスファルト路面に、つい調子に乗って運転したくなる人もいるだろうなぁ。
札幌に入ると、幹線道路はほとんど路面が出ていて、乾いてさえいた。
積み上がった雪は、去年より低い気がする。もう融けて縮み始めている?
やっぱり札幌は春が来るのが早いのかな。
走り慣れた流れのいい幹線道路でちょっとした渋滞になっていた。
あれ。パトカーと数台の車が停まっている。事故かなぁ、スピード違反かなぁ。
所用を足し、あいの里でトイレタイムと
ちょっとした買い物をしてから厚田に戻る。
帰り道はやや風が強く、晴れて良く見えていた厚田の山々が薄い雲に覆われていた。
「厚田方面のお天気、ちょっと不穏だね」と言いながら車を走らせていると、
小高い大きなカーブの脇で、横転(!)しているワゴン車があった。
「往き道の時は無かったよね? 大丈夫かな?」と心配していると、
ダーリンは路肩に停まって様子を見に行った。
「まだ中に人が居た。声を掛けたら、大丈夫です、手助け不要です、と言われた」
と戻ってきた。
横転した車の中で、横倒しになったまま警察かJAFが来るのを待っているのかな・・・。
車は路面から逸脱して、うまい具合に停車可能な空間で横転している。
私達は路面を塞いで停車しているのだから、手助け不要というなら さっさと戻ろう。
往きも帰りも交通トラブルを目撃して、ドキドキしている。
春近しといえども、まだまだ冬道の用心は必要だなぁ。
今日は札幌へ所用を足しに行こう。
もうすぐ確定申告だが、書面管理が甘い私は移住のゴタゴタで一部が見つからない。
転居前の札幌中央区役所に行って証明書を出して貰わなければ。
ダーリンも別な所用があって時間がかかりそうなので、
その隙に4カ月ぶりのカットに行こうかと、懇意の美容師さんに連絡してみた。
「転んで手首を骨折しちゃって。しばらくお休みさせていただくんです」
なんと! ここにも転倒による骨折者が!
今年の札幌は骨折で救急搬送される人が多いとは聞いていたが、
私の周囲だけでも2人も骨折するなんて。やっぱそうなのか~、と実感する。
美容師さんは仕事復帰まで1ヶ月位かかるとのことなので、
その頃まではカットはお預けだ~。
札幌に向けて出発する。
厚田の浜方面は風が強いので、発足に比べると積雪は多くない、と聞いていたが、
どうしてどうして、結構な積雪だと思う。
ただ、風に飛ばされるのか、路面が出ている所は多い。
特に、吹雪の時には恐怖の場所となる 風の吹き抜けポイントは、路面がすっかり出ている。
「ここさぁ、吹雪の時、凄かったよね~」なんて話しながら進んでいくと、
路肩に突っ込んでスタックしている車があった。
もうすでに他の車2台が救出に動いていたので そのまま進んだが、
時々家の前を通る車に似ていたような。地元の人かなぁ。
カーブを曲がる度に路面状況が変わる。
久々のアスファルト路面に、つい調子に乗って運転したくなる人もいるだろうなぁ。
札幌に入ると、幹線道路はほとんど路面が出ていて、乾いてさえいた。
積み上がった雪は、去年より低い気がする。もう融けて縮み始めている?
やっぱり札幌は春が来るのが早いのかな。
走り慣れた流れのいい幹線道路でちょっとした渋滞になっていた。
あれ。パトカーと数台の車が停まっている。事故かなぁ、スピード違反かなぁ。
所用を足し、あいの里でトイレタイムと
ちょっとした買い物をしてから厚田に戻る。
帰り道はやや風が強く、晴れて良く見えていた厚田の山々が薄い雲に覆われていた。
「厚田方面のお天気、ちょっと不穏だね」と言いながら車を走らせていると、
小高い大きなカーブの脇で、横転(!)しているワゴン車があった。
「往き道の時は無かったよね? 大丈夫かな?」と心配していると、
ダーリンは路肩に停まって様子を見に行った。
「まだ中に人が居た。声を掛けたら、大丈夫です、手助け不要です、と言われた」
と戻ってきた。
横転した車の中で、横倒しになったまま警察かJAFが来るのを待っているのかな・・・。
車は路面から逸脱して、うまい具合に停車可能な空間で横転している。
私達は路面を塞いで停車しているのだから、手助け不要というなら さっさと戻ろう。
往きも帰りも交通トラブルを目撃して、ドキドキしている。
春近しといえども、まだまだ冬道の用心は必要だなぁ。
ダイヤモンドダストのように [厚田の風景]
日の出の時は薄曇りだった。
9時を過ぎた頃からパラパラと雪が降り出す。
かき氷を削った時、周りに飛び散っているような、細かい、細かい雪。
時折雲を割って陽光が射す。
陽を受けて、細かい雪がキラキラ光りながら降って来る。
うわぁ。まるでダイヤモンドダストみたい。
舞台で金粉を降らせているかのように、キラキラ舞っている。
しかも、陽が射している部分のみ明るいので、
スポットライトを当てた部分だけがキラキラしている、みたいだ。
これが夏だったら、天気雨的な感じなのかなぁ。不思議、不思議。
まだ陽が低いので、急斜角で当たる光は雪面もキラキラ光らせている。
融けては凍る、荒い雪の粒に当たっているのだろう、
ポツン、ポツン、と いい角度で光が当たっている粒だけが、
そこに宝石を散らせたみたいに、もの凄く輝いていた。
眼を細めて見ると、光のひとつひとつがプリズムになって、めくるめく光景に。
きゃ~。とんでもなく素敵な光景を見ちゃってるよ、私。
目の前で繰り広げられる光景を見ながら、
心の中は色々なものに憑依したように疑似体験していく。
降り注ぐ光になって、空から凄いスピードで地上のあらゆるものに反射していく私。
雲の形が変わると、パッと消えて、別の切れ間に瞬間移動してまた降り注ぐ。
雲からは、細かい雪の粒になって風のゆらぎに煽られながら地面へと落下していく私。
くるくる螺旋を描きながら、その度に光が当たる面が変わって光りながら落ちてゆく。
一見丸いけれど、実はごつごつと多角形に固まって雪原を埋め尽くしている氷の粒の私。
その一面だけに光が反射すると、粒全体が乱反射して全体が光る。
そしてまた、光や風を受けることで周りから融けてまた別の私に変化していく。
ああ~、面白い。
ぼ~っと見ているだけなのに、あらゆる所に「私」が居て、
それが一瞬一瞬で変化していくのを想像するのは、
壮大な映画を見るよりも大冒険している気分だ。
こうして何も仕事をしないまま、時間が過ぎていく朝。
呑気すぎるかなぁ。
9時を過ぎた頃からパラパラと雪が降り出す。
かき氷を削った時、周りに飛び散っているような、細かい、細かい雪。
時折雲を割って陽光が射す。
陽を受けて、細かい雪がキラキラ光りながら降って来る。
うわぁ。まるでダイヤモンドダストみたい。
舞台で金粉を降らせているかのように、キラキラ舞っている。
しかも、陽が射している部分のみ明るいので、
スポットライトを当てた部分だけがキラキラしている、みたいだ。
これが夏だったら、天気雨的な感じなのかなぁ。不思議、不思議。
まだ陽が低いので、急斜角で当たる光は雪面もキラキラ光らせている。
融けては凍る、荒い雪の粒に当たっているのだろう、
ポツン、ポツン、と いい角度で光が当たっている粒だけが、
そこに宝石を散らせたみたいに、もの凄く輝いていた。
眼を細めて見ると、光のひとつひとつがプリズムになって、めくるめく光景に。
きゃ~。とんでもなく素敵な光景を見ちゃってるよ、私。
目の前で繰り広げられる光景を見ながら、
心の中は色々なものに憑依したように疑似体験していく。
降り注ぐ光になって、空から凄いスピードで地上のあらゆるものに反射していく私。
雲の形が変わると、パッと消えて、別の切れ間に瞬間移動してまた降り注ぐ。
雲からは、細かい雪の粒になって風のゆらぎに煽られながら地面へと落下していく私。
くるくる螺旋を描きながら、その度に光が当たる面が変わって光りながら落ちてゆく。
一見丸いけれど、実はごつごつと多角形に固まって雪原を埋め尽くしている氷の粒の私。
その一面だけに光が反射すると、粒全体が乱反射して全体が光る。
そしてまた、光や風を受けることで周りから融けてまた別の私に変化していく。
ああ~、面白い。
ぼ~っと見ているだけなのに、あらゆる所に「私」が居て、
それが一瞬一瞬で変化していくのを想像するのは、
壮大な映画を見るよりも大冒険している気分だ。
こうして何も仕事をしないまま、時間が過ぎていく朝。
呑気すぎるかなぁ。