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雪国気分で雪下ろし [厚田民としての生活]

2日後にも30cmの降雪。
ああ、どうしよう。物置の屋根雪はどんどん積み上がる。
ちょっと晴れ間があっても積もった雪が圧縮されるだけで、事態はどんどん悪化していく。
もう暖房で下から融かして落とすのは悪手だ。
すっきりしたはずの1階の屋根も、落ちずにつっかえている。
屋根雪が滑り落ちるようにスロープを付けたつもりだったが、全然甘かった。

そんな折、お隣の若旦那がまたショベルローダーでやってきてくれた。
前回と同じように建物際ぎりぎりまで削って、落雪スペースを作ってくれたが、
「これ以上になると、物置に繋がっている電線に引っかかるので
早めに対処した方がいいよ」とアドバイス。
うむ。そろそろ重い腰を上げるか。

ダーリンと二人、出動する。
私はお気に入りの かんじきを装着して、裏にまわれるようにしよう。
屋根から落ちた雪をさらに遠くに落として今後の雪に備えるのだ。
1階の屋根に脚立を立てて、ダーリンは2階の屋根に上る。
「うわー、結構高い。なかなか怖いぞ~」
申し訳ない、私はきっと上れない。1階の屋根を担当するよ。
ガッチリ締まった雪がダーリンの腰の高さまである。
まずは自分の立ち位置の雪下ろしをして、徐々に雪下ろしのスペースを広げていく。
「屋根の接地面が凍ってて固い!」
足元が危うい上に手強いようだ。軒先までは遠い。
頑張っているダーリンに報いなければ!
私もリーチが届かない1階の奥に手をつけようと、屋根に足を掛けた途端、
ズルッと滑って、ガン、と屋根に突っ伏す。
しまった! かんじき履いたままトタン屋根に足をかけちゃった。滑って当たり前だぁ。

「だ~か~ら~。BERAは無理しないの!」と指導が入る。
とほほ。なんか役に立ってない私。
仕方ないので、1階屋根の軒先が済んだら、
隣りの若旦那さんが作ってくれた除雪跡にせっせと落とす。
それにしてもすごいなぁ。
2m超のイタドリが物置裏に密生していたのに、雪でぜ~んぶ隠れてしまったんだなぁ。

物置の前にまわって、下から見上げてみると、
ダーリンは肩口から上しか見えない。おー。まるで雪国の雪下ろし風景だなぁ。
「そろそろ軒先に近くなってきたから気を付けてね~」と声を掛ける。
軒先の雪庇部分を下から突いてみたが、ガッチガチに凍っているので、
これを無理やり崩そうとするのはかえって危険とみた。
軒先から1mくらいを残して、今回の作業は一旦終了。


途中、通りかかった地元の方々が、車の中から笑顔で会釈してくれる。
「お~、新入りさんたち、やってる、やってる(笑)」って感じなのかなぁ。

いつも中途半端で作業が終わってる感じがするが、
まぁ、一年目の様子見、様子見。
無理はしないんだ~。


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