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手前味噌づくり [保存食]

去年は移住のゴタゴタが一番大事な時期に重なったため家庭菜園ができなかった。
味噌用の大豆は購入したものだが、寒いうちに手前味噌を仕込もう。
去年の手前味噌は手をつけたばかりなのでまだ1.5kg分ほどある。
大きい鍋がないので、少量ずつ2回に分けて、去年の倍量くらいは作りたいなぁ。

前の晩から水に浸けて大豆を戻す。
乾燥した まん丸の大豆も可愛いけど、
たっぷり水を含んで「お豆さん」に戻った姿が、これまた可愛いんだなぁ。
今年はストーブの上で茹でられるのが嬉しい。
とはいえ、暖房のついでに茹でるので、火加減ができず、
長々と火にかけて やっと柔らかくなったのが陽が落ちてから。
そもそも大豆の浸水を始める時間が間違ってたなぁ。
朝から作業できるように逆算してすべきだったよなぁ。


保存容器を消毒して、丈夫な漬物袋の中で大豆を潰すべく袋を準備して。
茹で汁を少し残しながら大豆のお湯を切り、こうじも塩きりして、準備は完了だ。
ザルとか鍋とかが足りなくて、ちょっと準備に手間取ったけど、
さぁ、大豆が冷めないうちにつぶすぞ~!
大豆をざぁ~と袋に移して、こうじを入れて・・・
ああっ、しまった! 大豆を潰す前に勢いでこうじまで入れちゃった!!
わぁぁぁ、どうしよう。こうじが死滅しちゃうぅぅ~~~。

と思ったが、もたもた準備していたせいで、
大豆はもう熱々ではなかった。
不幸中の幸い、人肌よりちょっと温かい程度だから なんとかなるか。
いやいや、固いこうじが混じってたら うまく潰れないじゃないかぁ。
でも、もう こうじを取り出すのは不可能。
不本意ながら、この状態で潰すっ。

いやぁ、潰れにくいのなんのって。
手順を間違えてるんだから当たり前だが、固いこうじ粒が大豆をガードする。
そして、潰すのに時間がかかっているので、どんどん冷めていく・・・。
冷めることで大豆も更に潰れにくくなってくる。
もう、大豆ひと粒ひと粒をねちねちと指で潰していくしかない。
なんか、失敗の予感でテンションもガタ落ちである。


ねちねち、ねちねち、ねちねち・・・。
潰し終わったら空気を抜きながら保存容器に詰めて。
仕込が終わったのは深夜だった。
もうあとは、こうじ菌たち頼みだ。
BERAは間違えたけど、それでも手は尽くしたよ。
お願いだ、がんばっておくれよ~。

あ~、今日も『迂闊さん』発動してしまった。
グダグダだったけど、それでも出来上がりが楽しみだ。
来年の秋口には、食べられるかなぁ。


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