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初めてのお祭り [移住地に馴染む足ががり]

9/2。
感染症対策で各地のお祭りが開催されなくなって3年。
今年は地元のお祭りが久々に開催されるという。
大きくはない神社だが、自治会の方々のお話だと、昔は地元に小学校も中学校もあり、
この神社の例大祭には出店もあるくらい賑やかに開催されていたとのこと。
いつもは扉も閉ざされていて、私も2度しか手を合わせたことがない。
準備に参加するかい?と、いちご農家さんに声をかけていただき、
参加するなら中途半端な時間で上がらなきゃならないから
収穫作業は休んでいいよ、と言っていただいた。

集合時間に行ってみると、すでに自治会役員の方々と奥様が作業の真っ最中。
お社の中は蜘蛛の巣も張り、たくさんの虫の死骸でいっぱい。
男性陣は外回りの飾り付け、女性陣はお社内部の掃除で、わしわしと働く。
勝手がわからない私たちは、うろちょろするばかりで役立たず。
祭壇に上げる食器を洗いに家に持ち帰り、神社に戻った頃には準備が殆ど終わっていた。
宵宮祭が始まる時間に再集合ということでいったん解散した。


宵宮祭に合わせて再度神社に向かう。
いつもは通りすぎるだけの、ひっそりとした神社が、
入口に幟が立ち、鳥居に飾りが付き、お社の前に賽銭箱が出て扉が開いている。
ああ、神主さんが居る神社なら通常の姿だろうけれど、とても特別な風景。
神社に向かう上り坂の向こうに幟がはためいているのが見えると気分が上がる!
祀られているのはオオヤマツミノカミ様で農業の神様なのだそう。

今回は新入りの私たちも玉ぐしの奉天に参加させていただいた。
地域の安寧と豊作、
厚田の山・川・海を生業とする方々すべてが豊かに、
木々や草・生きとし生けるもの皆豊かに、
さらにこの地を通行する方々の交通も安全で平らけく、
と願う祝詞。ありがたいなぁ。
この地に関わるすべてを包括して見守られているんだなぁと、神様がより身近に感じる。
私たちも、改めてお社の前に立ち、
産土の神社がどこで、今まではどこの氏神様のお世話になりましたが、
今後はこちらでお世話になります、とご挨拶を宣べ参拝した。
祭壇に直接ご挨拶できて、なんだか安心した。
氏神様、地域の皆さん、今後ともよろしくお願いします!


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