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厚田への移住、現実化か? [移住に至る道・序章]

飛ぶ鳥農場さんからメッセージ。
「予算がないことをお伝えしたところ、金額の提示がありました」
なんと! 私たちの立ち退き料の範囲で購入可能な金額!

購入すると残金は多くないけれど、予算の範囲内で自分たちでDIYしながら
自分たちらしいおうちをゆっくり作って行けばいいじゃないか。
帰宅したダーリンに報告したら、購入の方向で検討しようということになった。

家主さんに物件を見たいことをお伝えいただくと、
「とにかく雪が多い地区で、しかも昨年・今年と大雪だったので今は雪に埋もれている」とのこと。
購入の意志はあるので、見せてもらえるようになったらご連絡いただくことになった。


選択肢にないと思っていた「物件購入」がにわかに候補にあがってきた。
いよいよ、移住の話、現実化か?

タグ:移住 物件
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現地の下見、の下見 [移住に至る道・序章]

厚田の移住候補地はさんざん地図やGoogleMapで下見、の下見をしている。
現住所からは約50km。
流れが良ければ車で1時間半くらいの場所だ。

購入の話が出てからは、卵を買いに行くたびに現地に下見に行くものの、
除雪でできた雪の壁はほぼ自分たちの身長位まであり、当然、空家の前は除雪されていないので、
2階の一部がチラッと見える程度で何もわからない。

4月に入って札幌では桜の蕾がほんのりピンク味ががってきているのに、
厚田は雪深くて季節が1カ月位違う感じ。
どこかに畑スペースは作れるのだろうか。もっと情報が欲しいが、
すべては雪に隠されている。

わかったことは、かなり天気が悪い時でも
現地までの道路はしっかり除雪されている、ということだけだ。
まぁ、今の時点では仕方ないか。
季節が進めば話も進む。
焦らず使用頻度が低いものから、ぼちぼち荷造りでも始めますかね。

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厚田の春はいつかしら [移住に至る道・序章]

卵購入の際に、飛ぶ鳥農場さんから厚田のおうちの情報をいただいた。
チェックしていた空家のほかに、物置・空家裏の原野・飛び地の台地になった原野、
さらに物置と飛び地の原野の間には山裾の傾斜地があって沢になっている場所、と
広い原野が付いている物件だった。
すごい。思ったより広大だった。
立ち退きも移住もまったく話が無かった頃に、
『家の横に畑があって、敷地の中に小さな森と小さな川が流れていたらいいなぁ』と
妄想していたが、その妄想を超えるレベルで現実化しそうで、ビックリなのだ。
「前向きに検討しているので、物件が見られるようになったら連絡いただけるように繋いでいただけると助かります」とお願いした。


小さな頃は一人で絵を描いたり、字を書いたりするのが好きで、
『大きくなったら絵を描いたり字を書いたりする仕事がしたい』と思っていたが、
それは自然の流れと人の縁で、気が付けば20年後に実現していた。
自分が思った形とは限らないが、望めば叶うのだと密かに確信している。
厚田への移住も、そうなのかもしれない。
自然の流れと人の縁にまかせて、ただただ目の前のことをやっていこう。


厚田のおうちをまた見に行く。
ずいぶんと雪も融けて、家の全容が見えるようになっていた。

屋根の損傷具合、外装を確かめながら写真を撮る。
庭と思われる場所や山裾につながる斜面には雪に阻まれて入れないが、
敷地と思われる場所を次々と見ていく。
空家裏の原野は雪塊の下をチョロチョロと水が流れている音がしている。
おそらく水はけの悪い谷地っ気の土地なのだろう。
山裾の傾斜地との境は崖になっていて、
植生が変わっているのかなぁと想像する。境の崖前は白樺林が美しい。
飛び地の様子も見てみた。
台地は意外に平たく歩きやすいが、山との境は窪んだ谷になっていて、
今は雪で入れないが、林や藪が茂る季節はもっと入れないだろうなぁ。
物置との間にある沢は雪に埋もれているが、けもの道かな、と思われる
ちょっと雪が融けかけた低い場所が確認できる。
・・・この丸い跡、爪跡もあるような・・・。熊かしら。
これだけ山に近く、裾野が家の横に繋がっている沢なら、
野生動物は間違いなく通り道にしているだろう。


凄い場所だ。想像以上に自然の真っ只中だ。
今はまだ木も草も冬の眠りから覚めていないこの場所。
春はいつごろやってくるのだろうか。
家主さんからの連絡とともに、春の便りもゆっくり待つことにしよう。

タグ:移住 厚田 原野
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物件を見に行く [移住に至る道・序章]

「虫が多くて多くて、とても見せられない。掃除するまで待って」と言われて
なかなか厚田のおうちを見に行くことは叶わなかったが、
ご家族総出でGW中に掃除をしていただいたとのことで、いよいよ見に行くことになった。

まだ家具はそのまま。
家主であるお父さんが施設に入るまで、一人で暮らし、山の手入れ・畑仕事をしていたというおうち。昨冬の時点ですでに屋根が雪の重みで損傷していたというから、今冬の雪でも傷みは進んでしまったと思われるが、スガ漏りはしていないようだ。

小樽で物件を探していた時は「古民家」という感じで探していたが、
築50年くらいの、昭和らしい住宅。
ジプトーン天井(学校の天井によく使われていた、石膏ボード)、合板ベニヤの壁、
濃い茶色の床板。リビングにはシャンデリア調の吊り照明。
ああ、50年前に札幌に移住してきた時の実家と、建材や建具・照明のセンスが
同じで、その頃に建てたんだろうなぁ、とすぐわかる。
置いている家具も、重厚長大を良しとした昭和のセンス。まんま実家だ。
知らないおうちなのに、なんだか友人の実家みたいに懐かしい。

間取りや周囲の状態、トイレは汲取りってことも確認して、
お返事は電話させていただくことにして厚田を後にする。

さて、どうしようか。
ここが私たちのおうちになるとしたら、どんなふうにして住もうか。
色々相談して考えようね。

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私たち、厚田に移住します! [移住に至る道・序章]

購入させていただきます、と電話した。
私たちは6月末で退去しなければならない事情もお話しし、
家具やエアコン、TVアンテナなどはすべて撤去していただくことをお願いした。
5月いっぱいは撤去や掃除にかかってしまうため、
6月になってから鍵の引き渡しでもよいか、ということだが、
とにかく7月1日までに入居できれば問題ないと伝えた。
いよいよ話は本格化した。

私たち、厚田に移住します!

タグ:移住 厚田
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