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ひとりで札幌へ [父の介護]

今日からはダーリンが漁師さんの経営する食事処でのお手伝いが始まる。
私のいちご収穫作業が終わってから、ダーリンを送って札幌に向かう。
姉と一緒に父の面会に行くのだ。
母の法事&一泊温泉旅行イベントの参加可否の最終判断をし、
無理なら楽しみにしていた父に、参加できない旨説得しなければならない。
事前にかかりつけ医から連絡を貰っている。
ドクターストップをかけるほどではないが、
介助がないと自立できないし、トイレも自分で用を足すのは難しいとのこと。
現状では一泊旅行はもとより、山の中での墓参りも
寒暖差や移動時間の長さを考えると難しいかもしれず、
法事参加が精いっぱいだろうとのことだった。
父は不参加を承知するだろうか。

途中、望来を通りかかると普段見たことが無いにぎわいになっていた。
今日は厚田ふるさと鮭まつりなのだ。
時間があったら地元の人たちの出店ブースに顔を出したかったが、
駐車場まで並ぶ長い車列を見て諦めた。
帰りに間に合ったら寄ってみよう。


姉とショッピングセンターで待ち合わせし、昼食を済ませてから面会に行った。
父は朦朧としており、声をかけると目を開けるものの、すぐ目を閉じてしまう。
話は聞こえていて、かかりつけ医の判断を話すと、
「全部不参加でいい」と言った。
前回の皮膚科の時のように頑なに拒否するのでは、と思っていた私たちは、
あっさり自ら不参加を言い出した父に拍子抜けすると同時に、
かなり具合が悪いのだと悟ったのだった。
抗てんかん薬が通常量になってから、極端に朦朧とするようになった父。
転倒前とは別人のようだ。副作用の眠気が強く出ているのか・・・。

介護ヘルパーさんから必要な物を指示され、買い出しに回っているうちに陽が傾いてきた。
老眼になってからすっかり夜の運転が苦手になった私は
とにかく日没前に帰りたい、と慌てて帰路についた。
途中通りかかった厚田ふるさと鮭まつり会場は、すっかり撤収が済んでいたので
結局おまつりには顔を出せなかった。
なんとか日没前に家にたどり着く。

どんよりと重い気分。


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