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休日の庭仕事 [移住生活のはじまり]

ここんとこ天気が良くて、厚田もなかなか暑い。
あらゆる虫が活発に動き回っているこの場所では網戸が必須なのだが、
急ごしらえの貼り付けた網戸で凌いでいるので開けられる窓が限られている。
山や川がすぐ近くなので湿気も多くて、風は通っているものの、その風も蒸している。
8月の夏本番には、いったいどれくらい暑くなるのだろうか。


いつも往復100キロ運転しているダーリン。
たまには運転を休む日をつくろうよ。

と思ったが・・・家に居ても働いちゃうのがダーリンなのだ。
いつものらりくらりと草刈りをしている私と違って、
ブルドーザーが進むが如く、すごい勢いで庭の草刈りをしている。
何本かある木の周りが藪と化しているのだが、木の根元をすっかり払ってくれた。
ものすごく広がっていた木(オンコ?)の下枝を手鋸で払って、
すっきりした姿に変身させた。本当はこんな姿だったんだね。
足元で暴れていたドクダミなどの下草もバッサリ刈ると、
木も心地よさそうに見える。
ひとしきり草刈りを終えて作業服を脱いだら、
「Tシャツのままプール入った?」ってくらい汗だくになっていた。

いったんシャワーを浴びて休憩したら、今度は私も参戦して、
植え込みの横に広がる荒地に何か花の種を播こうということになった。

が、手強い。土の質が悪すぎる・・・。
ガッチガチの乾燥した粘土質の土で、しかも大小の砕石が混じっている。
荒地に最初に生えてくるような乾燥に強い硬い草たちだけで藪化している状態。
敷地の縁をぐるりと10センチ幅の帯状に起こしたいのだが、
剣先スコップの刃が入らない。
砕石がジャマしているのか、地下に潜んだ宿根草の根なのか、
はたまた粘土がここまで固まったのか・・・
ダーリンの鍬は何度も弾かれ、刃が柄からすっぽ抜けること数度。
私も剣先スコップを諦め、手鎌でコリコリと引っ掻きながら
石を掘りだし根を切って、数センチずつ起こしていく。
道路に面したせいぜい10mくらいを一列起こして種播きするだけで小一時間かかった。
焼け石に水、とは思うが、ピートモスともみがら燻炭を少し混ぜて、
ほんのちょっとでも水持ち・水はけが改善して芽を出してくれたらなぁ、と願う。
やりきった感はなく、なんかこんな土地に降ろされた種が
可哀想な気がしてきて、疲労感と筋肉痛だけが残った。


何を挫けているんだ!
最初からうまくいくなんて期待してなかったじゃないか。
今日の土起こしのように、ちょっとずつ、ちょっとずつ進むのだ。
一日単位でなく、週単位、月単位、もしかしたら年単位で
ごほうびはゆっくりやってくるはずだ。・・・よね?

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