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アンタッチャブルゾーンがもうひとつ [移住生活のはじまり]

ダーリンの仕事前に二人で草刈り。
私は色々観察しながらネチネチと呑気な草刈りだが、
反対側の桜の下を刈っていたダーリン、同じノコギリ鎌を使っているとは思えない
すごい勢いでキレイにしていく。
うわぁ、鬱蒼としていた桜の木の下がスッキリ。すごい、すごい。
ドクダミの強い臭いが漂うものの、風が通るようになって、桜も気持ち良さそう。

先日ご挨拶した顔役さんが、通りかかって声をかけてくれた。
屋根のことなど、どうしたらいいものかと雑談程度に軽く相談してみた。
「う~ん、葺き替えとなると、それぐらいの金額になるよなぁ。
例えば、あの折れた垂木を支えるものを外側から突っ込むようにするとか、
他の方法はあるかもしれんなぁ」
「足場を組まなきゃならないので、その費用も嵩むらしくて」
「ユニック使えばなんとかならんかな。ま、他の業者にも相談してみるといいよ」
そうだ、ネット工事不可についても聴いてみよう。
「電柱が低いからと言って工事不可だったんですよ、これが生命線なのに」
「電柱なぁ。北電はなかなか動かんから、時間がかかるかもしれんなぁ。
この先に木が覆い被さった電柱があるんだが、何度言っても一向に動く気配がないんだ」
そっかぁ。時間がかかるかもしれないのかぁ・・・。

雑談中に、一番奥に住んでいるという方も通りかかった。
顔役さんに、移住者であることを紹介していただき、ご挨拶できた。
こんな風に、誰かと顔見知りになると、次の誰かと繋がっていくんだね。
そろそろお昼ごはんだ、とゴキゲンでおうちに入る。

長靴を脱ぐと・・・足の裏に何かついている。
うわぁぁぁ!あいつだ! 長靴の中に居たのか? 私、あいつを踏み潰したのか!?
楽しくごはんを食べようと思ったが、気持ちがダダ下がりだ。


ダーリンを送り出し、今度は家の中の掃除。
合板の壁を拭き掃除しながら、煙突の裏側に回り込むと、
煙突下部に鉄の小さな扉がついていた。ああ、灰を掻きだす扉だ。
昭和の学校にはこんなものも付いていたなぁ、と懐かしく思い出す。
中を掃除しましょ、と扉を開けると、わっさりした埃と、なんか羽毛のようなものが。
白い丸いものも見える。
ええっ? 卵? 空家の間に煙突に作った巣が落ちたのか?
なんか一人で対処するのが怖くて、扉をそっ閉じする。
私、虫も怖いが、鳥も怖いのだ。
・・・アンタッチャブルゾーンがもうひとつあった。

ダーリンが帰宅したら報告して対処方法を考えよう。


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