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初雪はあられだった [厚田の風景]

お隣の若奥ちゃまと「雪はまだまだ」と話したばかりだが、
翌日10/16には初雪になった。
パラパラパラッと硬いものの音がしたと思ったら、
みるみるうちに丸い真っ白なあられが路面に広がって行った。
ピンポン玉が跳ねるように、道路にバウンドしてはコロコロと広がる姿の、
かわいいのなんのって。
でも、虫の目線で想像すると、これは凄いことだ。
自分サイズの巨大な丸いものが、直撃したりバウンドしたりしながら迫ってくるのだろう。
飛んでいる鳥だったら、翼に当たって飛びにくかろうし、
頭に当たってイテテ、イテテテ、と必死に宿り木を探すだろう。
おうちに守られて呑気に観察できるって、ありがたいことだなぁ。

私はもともと、道東の北見という地方都市で育った。
昔の北見は雪が比較的少なく、マイナス20度くらいまで気温が下がるのは当たり前。
冬の空の記憶と言えば、真っ青に晴れ渡った空。
そのまま夜は放射冷却現象でまっしぐらに凍れていく土地だった。
雪はいつも当たり前にサラサラのパウダースノーだったので、
札幌に転居して初めて降った雪が、あまりにベチャベチャしていてビックリしたものだ。
札幌での初雪が頭に当たった時、
「誰!? 私に濡れたティッシュをぶつけたの?」と、キョロキョロして
それが雪だったことに驚いたのだ。

発足の初雪は、可愛い可愛いあられだった。
きっと、北見とも、札幌とも違う冬なんだろうなぁ。

あっ、大変!
2本残っている大根を収穫してこなくちゃ!


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