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厚田のおうちをダーリンと見に行く [移住に至る道・引越準備]

望来で卵を買うついでに、厚田に足を延ばしておうちを見に行った。
この家に引っ越したら、まず最初にしなければと思っているのが、
屋根の修理だ。前回見せてもらった時よりも屋根の損傷が拡がっていた。
次に、やっぱり汲み取りトイレを水洗にしたいよね。
市街地と違って、里山には下水は張り巡らされていない。
皆、浄化槽という装置を敷地に埋めて、微生物に分解してもらい、
浄化してから排水溝に流している。
石狩市の補助を使うこともできそうだが、6月に申込締切のため、今年は無理だなぁ。

鍵はまだないため、周囲を散策してみる。
内窓が開いていて中の様子が覗ける場所があった。
沢山の家具もすっかり運び出しが済んで、掃除機がポツンと置いてあった。
「虫がすごい」と家主さんが言っていたので、これから掃除が残っているのかな。

窓の桟に蠢くものが。
あ~、カメムシだ。見ると列をなして桟だけでなく、あちこちを這い回っている。
空家で冬越しをしたんだろうなぁ。
山だからなぁ。そこに寒さを凌げそうな場所があれば、
隙間を見つけてガンガン入ってくるんだろう。

・・・一旦、虫のことは忘れよう。
札幌はもう桜の時期を過ぎたが、厚田は1か月くらい季節が遅い感じだ。
折れて少し荒れた感じにはなっているが、大きな桜の木が花をつけている。
雪に隠れている部分はまだまだあるけれど、
何色ものツツジが庭に植えられており、見事な花をつけていた。
這松だろうか、地面を覆うような木が何か所か庭に植えられていた。
夏はどんな感じになるのかな。

裏の原野はまだまだ雪だらけだ。雪の下を流れる水音が聞こえる。
ズボズボ埋まりそうなのであまり入っては行けなかったが、かなり広い。
畑にできるといいけど、どんな土なのかな。

物置と飛び地に行ってみる。伐採木が転がっている。
前回は白樺の立派な丸太がゴロゴロしていたが、搬出したようで、
おがくずだらけの土の上に細い白樺の短めの丸太や、細枝が山積みになっていた。
細枝は土壌改良資材に、丸太は薪に使えるかもしれない。
もしかしたら、この丸太にムキタケが生えてきたりするかもしれない。
発生する作業量の多さと、拝借できるかもしれない恵みとの妄想でクラクラする。

ああ、早くここに来て色んなことがしたい。
でも、人力でするには膨大すぎる作業がありそうで、
しかも必要な道具があまりにもたくさんありそうで、
期待と不安がごちゃ混ぜの、無言の帰り道だった。

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