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移住を考えよう! [移住に至る道・序章]

転居先の最重要事項として、
私は「どうしても住居のそばで家庭菜園がしたい!」というのがあった。
都会である札幌市内では資金がないとハナから無理な希望だ。
車があれば市民農園でもいいっちゃいいんだけど、車もその購入資金もない現状のなか、
自転車で往復2時間を費やす菜園生活はだんだん無理がでてきた。
衰え行く体力。反比例する菜園熱。
この最重要事項は譲れない、という気持ちだ。
ダーリンは料理人なので、札幌市内で終電後も徒歩で帰宅できるというのが
今までの最重要事項だったが、今後はどうなのだろう。

実のところ、私が家庭菜園に夢中になっていることを
今までも容認してくれてはいたものの、
市販の野菜に比べ見目も劣り、サイズが小さい自家製野菜を料理に使うことは
あまり気がすすまない様子のダーリンだった。
が、コロナ時期に畑作業を手伝ってくれてから、ちょっと認識が変わったようだ。
「うちの子(私たちは自家製のものをそう呼んでいる)は味が濃くて美味しい。
市販のトマトはうちの子の味を思い出すと買う気にならない。」と言うようになった。
「小さくても、虫に食われてボロボロになっていても、
うちの子が愛おしいからちゃんと食べてあげたい。」という私の言葉に、
こっくりと頷くまでになったのだ。
もともと産地や生産者とつながりたい、という意識もあったダーリン。
引っ越し先について話すうちに、『移住』という言葉が出てきた。

候補地はどこが?と相談すると、積丹/余市/石狩/当別などが候補に上がった。
きのこや山菜を求めてうろついている、大好きな山や森がある地域だ。

妄想たくましい私は、今までも移住について随分と妄想した。
「大好きなあの場所の近くに住めたら」と、
不動産情報サイトを見ては、Google Mapでその地域を疑似散歩し、
間取り図から具体的な生活をどれだけ妄想したことか。
当別あたりには離農した元農家の住居と思われる広大な敷地の古家が散見され、
ずいぶんと妄想を楽しんだものだった。

ダーリンの意志も確認でき、私の妄想ロケットエンジンも点火した。
探すぞぉ、理想の移住先を!

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