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色々蠢いている [厚田の野生生物]

ここで時系列を無視してちょっと現状報告。
まだブログ内では冬が来ていないが、本日は3/2。
厚田は凄い嵐だ。
風が吹くたびに家が揺れ、外は久々に猛吹雪だ。

一週間ほど前から車庫兼物置に動物が棲みついた。
ダーリンが物置に行くと、姿は見えねど、どこからか威嚇する唸り声がするという。
物置で干していた魚目当てなのだろう、干物は干しあがる前に無くなっていた。
様子を見に行くたびに、どこからかガサゴソと蠢く音がする。
家の周りには色々と動物の足跡が発見できるが、
キツネもしくはタヌキ、ネズミ、シカなどだ。
だが物置の周りにそれらの足跡はない。
1ヶ月くらい前だろうか、一度、ステーションワゴン君のボンネットにフンがあった。
調べてもそれらのフンとはちょっと違うようだった。
が、今回棲みついた動物のはステーションワゴン君に残したモノより一回り大きい。
物置に毎日のお便り=フンを残す。
明らかに棲みついているのだ。
そしてボンネットにとうとう足跡が付いた。
子供の手形のような足跡。アライグマだ。

通りかかった顔役さんの奥様に相談したら、すぐ箱罠を持ってきてくれた。
途端に警戒して毎日のお便りが無くなった。
出て行ってくれたのか?と思ったが・・・
今日箱罠のフタが閉まっていた。・・・かかってしまった・・・。
複雑な気持ちだ。
週が明けたら役所に連絡して外来生物は処分してもらわなければならない。
あと一日、アライグマは物置の箱罠の中で過ごすのか・・・。

家の中でも壁の裏や天井裏でカリコリと音がする。
あまりに近い所で音がするので、ダーリンを呼んで懐中電灯で照らして見て貰ったら
「ネズミと目があった」という。
おうちの中でもかぁ・・・。
これも、嫌だけど対処方法を考えなきゃいけない。


わかってはいたのだ。こういう土地だと。
色々対処方法を考えねば。
入ってからではなく、こちらの居住区画に近寄れない対処方法を。
入れてしまったのはこちらの不注意なのだ。
ちゃんと住み分けて適切な距離感で居られるようにするのが、
この土地に住む者の務めだと痛感した。
呑気に暮らしてるだけじゃ、済まない事ってあるんだよな。

とりあえず、今晩はこの嵐のなか、
私達も、アライグマも、ネズミも、
嵐を凌げる屋根のある場所で過ごせることを良しとして心を落ち着かせよう。


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