とんだ朝稽古 [猫のいる生活]
最近うちの猫たちは どちらもよく鳴く。
ねぇねはたまに、話しかけた時のお返事として鳴くが、基本、要求の表現で鳴く。
クロは要求の表現で鳴く時は子猫の声だが、何かを思いついたり思い出したりした時の
ひとりごととして、「!」の時に「フゴ!」と鳴く。
窓を開けると すぐに猫たちがやってきて外を眺める。
そして、必ず「外に行く~」とせがむのだ。
今朝もごはん、トイレ、窓から観察、がひととおり終わったら、
二匹で「外に行く~、行く~」が始まった。
昨日からはさほど降ってはいないので雪かきは必要ないくらいなのだが、
雪かきがてら一緒に外に出ようか。
野郎ども、朝稽古だ!
サンルームの屋根からの落雪で 猫たちの隠れ場所入口が塞がっていたので、
そこを開けつつ、周辺の雪を少し崩して駐車場をほんの15cmほど幅を拡げる。
胸の高さまであるので、15cmといえども、結構な量だ。
猫たちはどうしているかと「僕たちのけもの道」の方を窺うと、
クロがオンコの木に登って行く所だった。
先日もこの木に登って、私の背丈より少し高い枝にちんまり座って見下ろし、
「チェシャ猫みたいだねぇ、あんた」なんて笑っていたのだが、味をしめたのかしら。
おうちの中では女王様、常に一番高い所をキープしている ねぇねは、
外に出ると慎重なので、木登りはしない。
下からクロの様子を見ている。
ああ、無事だな、と思って更に雪かきを進めていた。
おや、ねぇねが鳴いている。
どうしたのかなと行ってみると、まださっきのオンコの木の下に居る。
クロの姿が無い。どこへ行った? けもの道以外を探しても、居ない。
下から木を見上げても居ない。声をかけても反応が無い。
でもねぇねはこの木の下にずっと居る。・・・という事は。
道路に出て、クロが登ったであろうオンコの木を見てみたが、よくわからない。
木の全容をiPadに映してあちこち拡大してみると・・・居た!
こんな高くまで登っちゃって! 身動きできずにいるんだ!
ダーリンは私より2時間以上も早起きしているので、食後の昼寝をしている。
登ってみようかと試したが、一番下の枝にさえ足も挙がらなければ、
腕力だけで自重を持ち上げることもできず、すぐ断念。
手持ちの脚立に乗ったところで、この半分にも届かない。
さぁ、どうする?
下からクロに声を掛け続ける。
そのうち、切羽詰まった鳴き声で応えるようになる。
クロもなんとか声のする方に来たいと、ジタバタし始めた。
動きが出てくると居場所が下からもわかるようになったが、はるか上だ。
もう、自力でなんとか降りてもらうしかない。
必死でとりついている枝から次の下の枝に移ってもらうように、
「こっち側の枝だよ、こっち!」と木の側面を叩いて誘導する。
なんだか、意志が通じているようだ。誘導に応えようとその枝を目指してくれる。
何度も落ちそうになりながら、じりじりと下の枝に移動できている。
「今度はこっちだよ!」役に立っているかはわからないが、
私も必死で木を叩いて誘導(しているつもり)。
時々足場がなくてまた登っちゃったりしながら、30分ほどかけて降りて来てくれた。
よかった~。無事に降りて来られて。
よくぞ自力で頑張ってくれた。ありがとう。
ねぇねも、ずっと木の下で見守っていたが、不安そうなので抱き上げてみると、
耳も足裏も冷たくなってブルブル震えていたので、途中で急いでおうちに入れた。
おうちからはクロの様子がわからないからか、
外に聞こえるほど心細そうに鳴いていた。
ねぇねも、心配かけたね。
ちゃんと「この木の上にクロが居る」と教えてくれてありがとう。
ふっ、とんだ朝稽古だったぜ。
少し逞しくなったかな、ふんごの里。
ねぇねはたまに、話しかけた時のお返事として鳴くが、基本、要求の表現で鳴く。
クロは要求の表現で鳴く時は子猫の声だが、何かを思いついたり思い出したりした時の
ひとりごととして、「!」の時に「フゴ!」と鳴く。
窓を開けると すぐに猫たちがやってきて外を眺める。
そして、必ず「外に行く~」とせがむのだ。
今朝もごはん、トイレ、窓から観察、がひととおり終わったら、
二匹で「外に行く~、行く~」が始まった。
昨日からはさほど降ってはいないので雪かきは必要ないくらいなのだが、
雪かきがてら一緒に外に出ようか。
野郎ども、朝稽古だ!
サンルームの屋根からの落雪で 猫たちの隠れ場所入口が塞がっていたので、
そこを開けつつ、周辺の雪を少し崩して駐車場をほんの15cmほど幅を拡げる。
胸の高さまであるので、15cmといえども、結構な量だ。
猫たちはどうしているかと「僕たちのけもの道」の方を窺うと、
クロがオンコの木に登って行く所だった。
先日もこの木に登って、私の背丈より少し高い枝にちんまり座って見下ろし、
「チェシャ猫みたいだねぇ、あんた」なんて笑っていたのだが、味をしめたのかしら。
おうちの中では女王様、常に一番高い所をキープしている ねぇねは、
外に出ると慎重なので、木登りはしない。
下からクロの様子を見ている。
ああ、無事だな、と思って更に雪かきを進めていた。
おや、ねぇねが鳴いている。
どうしたのかなと行ってみると、まださっきのオンコの木の下に居る。
クロの姿が無い。どこへ行った? けもの道以外を探しても、居ない。
下から木を見上げても居ない。声をかけても反応が無い。
でもねぇねはこの木の下にずっと居る。・・・という事は。
道路に出て、クロが登ったであろうオンコの木を見てみたが、よくわからない。
木の全容をiPadに映してあちこち拡大してみると・・・居た!
こんな高くまで登っちゃって! 身動きできずにいるんだ!
ダーリンは私より2時間以上も早起きしているので、食後の昼寝をしている。
登ってみようかと試したが、一番下の枝にさえ足も挙がらなければ、
腕力だけで自重を持ち上げることもできず、すぐ断念。
手持ちの脚立に乗ったところで、この半分にも届かない。
さぁ、どうする?
下からクロに声を掛け続ける。
そのうち、切羽詰まった鳴き声で応えるようになる。
クロもなんとか声のする方に来たいと、ジタバタし始めた。
動きが出てくると居場所が下からもわかるようになったが、はるか上だ。
もう、自力でなんとか降りてもらうしかない。
必死でとりついている枝から次の下の枝に移ってもらうように、
「こっち側の枝だよ、こっち!」と木の側面を叩いて誘導する。
なんだか、意志が通じているようだ。誘導に応えようとその枝を目指してくれる。
何度も落ちそうになりながら、じりじりと下の枝に移動できている。
「今度はこっちだよ!」役に立っているかはわからないが、
私も必死で木を叩いて誘導(しているつもり)。
時々足場がなくてまた登っちゃったりしながら、30分ほどかけて降りて来てくれた。
よかった~。無事に降りて来られて。
よくぞ自力で頑張ってくれた。ありがとう。
ねぇねも、ずっと木の下で見守っていたが、不安そうなので抱き上げてみると、
耳も足裏も冷たくなってブルブル震えていたので、途中で急いでおうちに入れた。
おうちからはクロの様子がわからないからか、
外に聞こえるほど心細そうに鳴いていた。
ねぇねも、心配かけたね。
ちゃんと「この木の上にクロが居る」と教えてくれてありがとう。
ふっ、とんだ朝稽古だったぜ。
少し逞しくなったかな、ふんごの里。
2025-01-12 12:37
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