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猫と暮らすための準備 [猫のいる生活]

突然パソコンに写真が取り込めなくなって、
写真ありきで書いた日記がUPできず、一日ブログをお休みしてしまった。
日記なので、「毎日書く」ことは継続しているんだけどね。


お迎えする子猫のために、猫砂の買い出しに行く。
かつて猫を飼っていたのはもう40年前だ。
その頃と今時のペット事情とは違いすぎて、何を用意したらいいのか困惑する。

まだ20歳そこそこの時、やっと目が開いたばかりの捨て猫を譲り受けた。
父が猫嫌いだったので、自室でこっそり世話していたが、外出中に見つかってしまい、
「暑い部屋に閉じ込めていたら死んでしまう」と父が折れ、飼い始めたのだった。
猫砂なんて海岸で採ってきて庭で乾燥させた砂を使っていた。
昼寝用の段ボール箱があったくらいで、猫専用グッズなど何もなかった。
エサはカリカリ+猫まんまの鰹節まぶしとか、魚のアラなど調理時の残り物。
雄猫だったので、成長と共に外で過ごす時間が多くなり、家の中で用を足すことも無くなった。
エサをご所望の時だけ「入れろ」と戻り、しばらくゆっくりしたら すぐ外に出ていくので、
玄関脇に雨露をしのぐ箱を置いて好きなようにさせていた。
とはいえ辛い時にはちゃんと頼りにして戻ってくる。
ケンカに負けてボロボロにケガをして帰ってきたり、
1年近く行方不明になった後、ガリガリに痩せて声が潰れた状態で戻ってきたりした。
ペットとしての猫の知識なんて これっぽっちもなく、昭和チックで雑な飼い方だった。
多頭飼いもしたことがない。調べると、トイレは頭数+1個用意すべきだとか。
えっ、子猫でも3個必要なの?
買いに行った店頭でどんどんわからなくなっていき、たまらず飛ぶ鳥農場さんに電話した。
「うちは2匹でもトイレひとつでした~」
そ、そうなのね~。
「家も外も自由に行動させるなら、特に神経質にならなくていいと思いますよ~。
倉庫に居着いた猫なんか、家に入るのを許されていないので、ごはんあげてませんし」
ほぉ~。自然の中で小動物を捕食しているのか~~!
ここ、わたしん家、みたいに直売所の前で愛想ふりまいてたけど、野生の子なのね。
「当面はおうちに慣れるまで家の中だけで生活させてあげて、
慣れてから徐々に外に出られるようにしていく感じでいいと思いますよ~」

ありがとうございます! なんか、はっと我に還った気分。
ネズミの天敵として野生的に育ってほしいのに、
何をマニュアル通りにしなきゃと囚われていたんだろう。神経質になるまい。
お迎えする子たちの様子をしっかり観察して、彼らから学べばいいんだ!
トイレは段ボールで手作りしよう。
寝場所も有りものでなんとか見繕ってみよう。
厚田でのんびり自由にやっていたつもりでも、
常識に囚われて、すぐ正解をどこかに求め、マニュアルを探してしまう。
アタマ、固いんだなぁと、改めて自分にビックリした。
最低限「猫の命にかかわるもの」だけ押さえておき、あとは体験によって答えを探そう。
うん、これは新しい体験の始まりなんだ!


因みに、もうすぐダーリンの誕生日なのだが、「誕生日、何がいい?」と聞くと、
「誕生日プレゼントは、子猫?」とワクワクしたお茶目な顔をして笑う。
子供かっ! わははは。


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子猫たちがやって来た [猫のいる生活]

久々に援農のお声が掛かった。
28日と29日に、イチゴ収穫とミニヒマワリ収穫のお手伝いだ。

そうそう、「いつでもご都合の良い時に連れてきてください」とお願いしてあったので、
不在にする旨メールを入れておかなければ。
すると、「今晩7時頃に連れて行っても大丈夫ですか」と飛ぶ鳥農場さんから連絡が。
「もちろんです、もちろんです!」
うわ~、本当に「誕生日プレゼントは、子猫?」になっちゃった!

7時前、飛ぶ鳥農場さん登場。
フタをした段ボールの中から盛んな唸り声。
「お母さんから引き離されて、もの凄く怒ってるんで」とのこと。
外から段ボールに手を添えるだけで、内側から攻撃しているのがわかる。
そうだよね~、お母さんから離れて見知らぬ土地に突然連れてこられて
不安と恐怖で大パニックなんだろう。
ごめんね。でもじっくりおうちの匂いを確認して、確認して、
だんだん君たちのおうちにしていってね。


唸り声が落ち着いて、段ボールのフタを開けるまでに小1時間かかった。
戦闘態勢から警戒態勢にランクが下がるまでは更に1時間ほどかかるのだが、
ダーリンが箱の中で固まっている子猫の背中を優しく撫でて
「触らせてくれた~」と顔を崩すところまでは そんなに長い時間はかからなかった。
けれど、段ボールに布団の代わりになるような布を入れようとしたら
またスイッチが入ってしまった。
猫が隠れたくなるような三方を囲まれた空間に逃げ込んでしまい、出てこなかった。
仕方がないので布団を開口部の目隠しのように置き、そのまま就寝した。

朝起きると、目隠しにした布団の形は微動だにしておらず、
この裏で2匹が息を潜めて一晩過ごしたことが手に取るようにわかる。
ごはんもトイレもそのまま残っていた。大丈夫だろうか。


イチゴのお手伝いもあるので、気にはなるが不在にしなければならない。
自転車で出かけたかったが、大雨なのでダーリンに送ってもらうことにする。
少し早いがこのままダーリンも店に行くと言う。
不安と緊張の子猫たちだけを残し、後ろ髪引かれる思いで出かけた。
見知らぬ人間が不在にしている間に、どうか少しでもリラックスしてくれますように。


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薄皮をめくるように [猫のいる生活]

イチゴ農家さんへのお手伝いが終わって帰宅すると、
子猫たちは同じ場所に隠れたままだった。
そっと布団を外すと、唸り声をあげてパタパタと別の場所に隠れた。

これ幸いに布団を取り上げて、段ボールサイズにジャキジャキ切って、
猫用布団に作り替えよう。
うん? 湿っている場所がある。出てこられずにここで用を足したかな?
湿気た所を避けてカットし、ブツブツ縫いとめていけばいいかな。
自分たちが入って来た段ボールなら少しでも安心する匂いがついているだろうから、
外から見えないように段ボールに壁を作って、入口を切り出す。

床に置いた布団の切れ端を縫う際に、
床と自分の爪が当たる小さなカツッと言う音だけがする静かな部屋。
こういう小動物がたてるような音は、子猫たちには気になるようで、
そろり、そろり、と隠れ場所から様子を見に出てきた。
距離をとりながら、私の周りをウロウロする。
私がちょっと動くと、うわぁっ、って感じで隅っこに逃げていく。
この隙に、今出てきた隠れ場所の障害物を整理し、隠れても覗けるようにした。
縫い詰めた布団を敷いて、子猫たちが最初に隠れていた場所に段ボールをセットしてみた。

恐る恐る段ボールを覗いて入って行ったのも束の間、
お気に召さなかったようですぐ出てきてしまった。
でも、初めてちゃんと子猫たちに触らせてもらうことが出来たし、
ごはんも食べてくれた。
教えてもいないのに、手作りトイレで用も足してくれた。
やっとしっかり顔を見ることができて嬉しいなぁ。

ちゃんと撮れてはいないけど、うちの子猫たちのファーストショット。
0730 子猫の初ごはん.jpg
好奇心旺盛そうな黒猫の クロちゃん(仮)と、
クロちゃんを護ってすぐ威嚇するお姉ちゃん肌、黒マダラの ねぇねちゃん(仮)。
このおうちに慣れて、心地よく過ごせるようになるまで紆余曲折あるだろうけど、
薄皮をめくるように ひとつひとつ変化する度、楽しみが増えるんだろうなぁ。

おうちに来てくれて、ありがとうね。


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禁忌の場所 [猫のいる生活]

2日間、けっこうな量の雨が降り続いている。
明日は一時的に天気が持ち直しそうだ。早く畑を見に行きたい。
色付き始めたミニトマトはきっと急激に水分を吸収して割れてるだろうなぁ。
キュウリとズッキーニの収穫間近だったそれぞれ1本も、巨大化していないといいなぁ。

子猫たちは相変わらず物陰に隠れているが、匂いでわかるのか ごはんの時は出てくる。
食べっぷりはいいが、すぐお腹ぽんぽんになってしまうので、一日分を3回に分けて出す。
猫トイレはすぐ隣なので ごはんついでに用を済ませた後は物陰に戻って行く。

今朝も先に猫ごはんを済ませて、
イチゴ収穫のお手伝いに出かける。
帰宅してすぐ確認。昨日作った猫用布団は使ってくれたかな。
いない。
あ~、それどころか布団が濡れてる。一度おしっこの臭いがついた布団はもう、
二軍トイレ扱いだったんだね。作った段ボールハウスも浸みちゃってるから廃棄だなぁ。
隅っこを順に探すと、カーテンの裏に二匹丸まって隠れていた。
近寄ると、警戒MAXのまん丸眼で身を硬くしていたが、そっと撫でると喉を鳴らした。
一匹が陥落すると、もう一匹もおずおずと寄ってくる。
わ~い、二匹まとめてゴロゴロいわせちゃった~。小さな達成感。

ダーリンが帰宅し、そっと引き摺り出して遊んであげると、
その後はちょこちょこ おうち探検に出て来ては隠れる、を繰り返す。
隠れていながらも少しずつ触らせてくれるようになり、距離が少し縮んだかも。
居間の探検は済んだようで、キッチンへ ちょこちょこ様子を見に来る。
あっ! その隅は嫌だぁ。
冷蔵庫の裏の空間に入って行ってしまった。
そこは1年間掃除していない。しかも、流し台裏の『アンタッチャブルソーン』の隣。
 アンタッチャブルゾーンには恐怖がいっぱい:64歳 空気・呑気な移住日記: (ss-blog.jp)

プラ段で簡易的なフタをして閉じてはあるが、虫の巣窟になっているかもしれず、
しかも冷蔵庫のモーターがある。そんなところに子猫が入っちゃいけない!
でもどうやっても出てこない。
暖かいだろうし、誰からも見られない最強の隠れ場所だもんなぁ。
冷蔵庫を動かすことも考えたが、万一あんな重たいものに挟んだりしたら・・・。
明日の朝ごはんのチャンスを狙って冷蔵庫裏への通路を塞ぐことにしよう。
焦るな、焦るな。
まだ子猫たちは私たちの前で素になれる段階ではない。
気付いたことからひとつずつ、対策していこう。


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胃袋を掴む(笑) [猫のいる生活]

雨は上がったが、霧が濃い。
向かいの山の稜線は、たんぽでぼかしたように柔らかく、見た目にもしっとりとした表情。
ぼんやりとだが数日ぶりにお陽さまが霧に透けて見える。
今日は天気がよくなりそうだ。

ダーリンを見送ったら、収穫だけでも、と畑に急ぐ。
あ~、やっぱりミニトマトは割れていた。
ズッキーニは丁度いいサイズ。キュウリも巨大化まではいかず、立派サイズ。
ピーマンの実が付き始めた。同じ位のサイズが4個並んでいる。明日か明後日が頃合いか。
土寄せせずに敷き草だけで育ててみるという実験中のジャガイモは、
真ん中から放射状に倒れてきている。いかん。この真ん中が はだか土になると、
せっかくできたジャガイモが緑化してしまう。倒れちゃうとお手入れもしにくくなる。
寄せる土が無いので、拡がり過ぎないように周りに柵をして対策しよう。
ああ、でもそろそろ子猫たちにごはんをあげなきゃ。
どうも3回では足りなそうなので、早朝・昼・夕方・就寝前の4回あげることにした。
すぐお腹ぽんぽんになるけど、次のごはんの頃にはちゃんと ぽんぽんが解消している。
成長著しい幼児期の猫って、すごい勢いで吸収してるんだなぁと感心する。
早朝はつくりおきして冷凍しておいた鶏のフレークを水分で延ばして与えた。
その隙にアンタッチャブルゾーンに続く道は高さのある段ボールで塞いでおく。
これで禁忌の場所に立ち入ることは阻止できた。


子猫たちは与えても水を飲まない。ここの水は好きじゃないのかも。
ドライフードを食べないので、ウェットフードで水分も一緒に摂ってもらえばいいか。
昼は昨日ダーリンが持ち帰ってきた、地元の雑魚やお店で使わないアラや臓物を使おう。
台所で魚を煮ていたら、足元にピーピー鳴きながら寄ってきた。
お腹が空いているようだ。
最初は「これはまだ熱いから冷めてからあげるね~」と声をかけていたが、
足にまとわりついてきて、踏んでしまいそう。
しまいにはスリッパでガリガリ爪とぎしたり、ズボンを登ってきて、痛いやら危ないやら。
あんなに警戒心MAXでいるくせに、ごはんの時だけ寄ってきて、現金な子たちだなぁ。
でもまぁ、自分から寄ってくるようになったってことは、進展、進展。

骨からダシも良く出ていて、猫じゃなくてもそそられる匂いだ。
こうして胃袋を掴んで(笑)手なづけていくのさ。
ウチの猫ごはんは美味しいよ。覚悟おし、子猫たち。


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ちびっこギャング [猫のいる生活]

子猫たちも随分リラックスするようになってきた。
隠れた場所から、少しオープンな場所へと、寝る場所が変わった。
猫ごはんを用意している時だけでなく、足元にまとわりつくことが増えた。
撫でれば喉を鳴らし、身体を擦り付けてくるようにもなった。
やっと、「こいつらは危害を加えてこないな」と認識したようだ。
つんのめるほど元気に走り回る姿も、二匹で丸まって寝る姿も、とてつもなく可愛い。

けれど、彼らは無邪気に破壊しまくり、散らかしまくる。
上手にトイレで用を足したので「褒めてあげよう」と思ったのも束の間、
もう一匹が遊ぼうとして飛びかかり、猫トイレはプロレスのリングに変わってしまう。
あ~、やめてくれ~、まだ用を足して固まった猫砂を取り出していないのに、
激しい乱闘で猫砂を飛び散らせまくらないでくれ~。
散らばった猫砂をミニほうきで集めていると、ほうきにも二匹で攻撃開始!
ほうきも齧って蹴ってボロボロにしようとする。
ここからは入れないようにしようと置いていた段ボールも、
翌日には飛び乗れるようになっており、その角をハジハジと齧って破壊を始める。
日ごとに成長して、飛び乗れなかった椅子にすら登れるようになり、
このままではテーブルにも飛び乗れる日も遠くないだろう。
そういえば、昔読んだ漫画で、『忍者の鍛錬方法』として、
一日に何センチも成長する草を毎日飛び越える、というのがあった。
うちの子猫たち、据えた段ボールを日々クリアしていくのは、まさに忍者の鍛錬!
その成長速度たるや、末恐ろしい。

二匹で走り回って、静かになったな、と思っていたら、
せっかくどちらかがまったりしているのに、片方が突然スイッチが入って、飛びかかる。
あ~、あ~、両方スイッチが入っちゃった。
二匹して「やんのかステップ」して、また興奮のるつぼ。
猫キック、猫パンチの応酬で猛獣状態。
0802 ちびっこギャング.jpg
階段の上り下りもクリアして、二階も子猫たちの運動場に仲間入りした。
ベッドにも簡単に登れて、最初から自分たちの場所のような顔をしている。
ふぅ~。寝ている時や静かにしている時は天使なんだけどなぁ。
0801 クロ奇跡の一枚.jpg0801 ねぇね椅子の上.jpg
0801 ギャングの休息.jpg
凶暴なちびっこギャングたちを見ながらダーリンは
「めんこいなぁ、ずっと子猫で居たらいいのになぁ」なんて漏らすけど、
この時期はほんの一瞬しかないんだよね。
アタフタと振り回されながら、この時期を堪能しようねぇ。


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野生の発露 [猫のいる生活]

わぁ、日記が10日も空いちゃった。
イチゴ収穫のお手伝いが始まってからというもの、毎日が夏バテとのギリギリの攻防で。
パソコンの前に座らないわけじゃないんだけど、
日ごとに成長し食欲旺盛な子猫たちの世話と、いたずら防止の対策に追われる日々。
とうとう登れなかったはずのパソコンデスクにも登るルートを見つけて、
はたと気がつけば、画面に怪しい文字が打ち込まれている。
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とかで検索した跡があるってことは、ちゃんとEnterキーも踏んだんか~い!
なんかどこに足を置いて、どう動いたかがわかっちゃうので、くすっと笑ってしまう。

けっこう懐いて、子猫同士が遊んでないなぁと思った時には
隣でお尻をピトッとくっつけて寝そべっていたり、
二階に行くたびに追いかけてきたりするようになったのが嬉しくてしょうがないが、
めんこであると同時に、ちびっこギャングであることには変わりない。
まぁ、とにかく色々小さな破壊を繰り返している奴等なのである。


先日、クロちゃんが単独で激しくじゃれていると思ったら、唸り声まで上げている。
近寄ってみると、なんと、あいつ=カマドウマを捕獲しているではないか!
心の中で「ぎゃあ~やめてぇ」と叫んだが、
これは野生の発露だ、ネズミ防御の戦力としては正しい、と思い、必死で褒めた。
唸りつつも、仮死状態のあいつを、クロちゃんはいたぶり続ける。
そして最後にはパクッと食べてしまった。
う、うん。あいつを口にするのは嫌だが、
ネットで調べてみると基本的には問題なさそうだ。
体調不良がなければ心配することはないらしい。・・・らしい。本当か?

で、さらに後日、ダーリンによると、「ねぇねも、あいつを食べた」とのこと。
やはり、単独で興奮し、唸り声をあげていると思ったら、
前述のクロちゃんと同じ状況だったそうだ。
二匹とも「猫吸い」ができるほど僕らに慣れてきたのに、
あいつを口にしたのかぁ、と なんか顔を近づけるのに複雑な心境。


昨日は暑さが一段落した日暮れ時に、収穫のみで畑にチラッと足を運んだが、
どこかにアブを一匹くっつけたまま家に入ってきてしまい、
おうちの中でアブが大きな羽音をたてて飛び回る羽目になった。
どこかに羽を休めたのか、見失っちゃったと思っていたら、
子猫たちが興奮しながらアブをいたぶっていた。
ぎゃあ~、この子たちったら。どうやって上空のアブを捕獲した?
アブが必死で窓枠まで飛び上がった所で、私がハエタタキで仕留めたけどね。
子猫たちがアブを見失ってキョロキョロしているうちに処分したが、
しばらく興奮さめやらぬ様子だった。


すごいなぁ。子猫たちでコロコロじゃれて遊んでいるだけのようでいて、
ふつふつと野生が顕現していたんだなぁ。
虫を積極的に食べて欲しくはないけれど、こういう成長もしているのは喜ばしいことだ。
君たちはペットとしておうちに迎えただけでは無い。
このおうちの戦力なのだ。
このまま すくすく育っておくれね。


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子猫がデカくなった [猫のいる生活]

子猫たちが おうちにやってきてから1ヶ月が経とうとしている。
あんなに華奢で、歩くのもたどたどしかった・・・と思いたいが
割と最初から果敢に走り回っていたなぁ。
二匹一緒にやってきたのは、慣れるのにも役に立ったし、
いつもいつも二匹で狂ったようにじゃれまわっているので、
なんやかんやと身体能力の発達には すごく良かったんじゃないかと思う。

片掌にすっぽり収まるような子猫だったのに、たった1ヶ月でデカくなった。
初ごはんの時はこんなに小さかったのに0730 子猫の初ごはん.jpg
今の寝姿はずいぶん身長が伸びちゃあいないか。
これが8/8の姿。
0806 平和な子猫たち.jpg
これが8/16の姿。
0816 平和な子猫たち2.jpg
比較する構図にならないので伝わりにくいけど、
体長が30cm位になっているのだ。

今日はとうとう台所にも上れるようになってしまった。
ああ、嬉しいけれど悩みどころが多くなった・・・。

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外を経験させてみる [猫のいる生活]

子猫たちは日々大きくなり、身体能力が上がっていく。
キッチンに誰かが立つと、「僕たちのごはん!?」と凄い勢いでダッシュして来て、
この時ばかりは 子猫らしい高い声でピャーピャーとおねだり鳴きする。
しかし、そのまま鳴いて可愛らしく待ってくれている訳では無い。
キッチンの高さは爪の引っかかりが無くても
ぴょいと飛び乗れるようになってしまったので、何をしてもすぐ隣に猫の顔がある。
ダーリンと二人体制で どちらかが激しい遊びを提供して気を逸らしていないと
台所仕事がまったく進まないのが目下の悩みだ。

そして窓辺にもやすやすと登るようになった。
0911 外を見つめる子猫たち.jpg
外に興味津々の様子だ。
家の外も元気にウロウロするような猫に育ってもらうため、
ちょっと外を経験させてみることにした。
とはいえ、外の野生動物たちに太刀打ちできるとは言い難い。
ヘタすりゃ猛禽類に空から狙われたっておかしくない、まだまだ子猫。
2匹同時に外を経験させて、家の中と同じに狂ったようにじゃれ合うと
道路に飛び出さないとも限らないし、それなりに危険はいっぱいなのだ。
そんな訳で、今日はそっとクロちゃんだけを連れて庭に出てみた。


外では風にそよぐ草も、草の間にぴょんぴょん飛び交うカエルたちも、
地面を這い回る虫たちも、すべてがそれぞれ動いて、それぞれの音をたてている。
クロちゃんは耳も眼もヒゲも総動員で
周囲にあふれる刺激に注意をはらってドキドキしている。
庭のひらけた所でそっと土の上に放してやる。
初めての感触を一歩一歩確かめながら、ゆっくり歩く。
その間も草が揺れ、虫が飛び、また揺れた草が頬をかすめる。
だんだん前足で揺れる草をいたぶり、虫に飛びつき、木の下に隠れては、
ばっと走り出てきて脱兎のごとく何かを追いかけて跳ね回るようになった。

原野の方に行かないように、私から離れる度に名前を呼びながら位置を変えると、
私をベースキャンプのように戻って来てはまた走り出すことを繰り返す。
何を見つけたのか、家の中では出さない声を発しながら、
見えないモノに飛びかかっていく。
すごいなぁ。ほんの数分で、こんな野性的な顔をするようになるんだなぁ。
少しずつ私から離れる距離が開いてきたので、
野生全開になる前におうちに帰ろうか。


ひとりでお留守番をしていた ねぇねが、
「クロちゃん、いつもと違う匂い」と、くんくんクロちゃんの全身を嗅ぎ回る。
先日ダーリンが ねぇねを肩にのせて外に出た時、
心細そうに鳴くのですぐ帰ってきたことがあったが、ねぇねも興味津々のようだ。
次回は ねぇねも外を探検してみようねぇ。
きっと、思っていたほどは怖くないと思うよ。

この日、おうちの中をちょっとパワーダウンしたハエがウロウロしていた。
うるさく飛び回るというより、始終床やら壁やらにとまって体力温存していた感じのハエ。
ねぇねが見つけて、「カカカカッ」とクラッキング音を鳴らしていた。
おお、ねぇねも狩猟本能が刺激されているのか、と嬉しくなった。
ちょっとずつ、うまい具合の野性味をそなえて成長してくれるといいなぁ。
君たちも、厚田の猫として一緒に育って行こうねぇ。


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祭壇救出作戦 [猫のいる生活]

日々上がっていく子猫たちの身体能力。
何かしていると寄ってきて ちょっかいを出す、飽くことの無い好奇心。
動くものすべてに狩猟本能を刺激されている野生。
旺盛な食欲。
そのすべてが面白く、可愛く、一日中見ていても退屈しない。

が、もともと父の祭壇をネズミが荒らしたことで、猫をネズミ防衛軍として採用したのだ。
なのに、もう祭壇に飛び乗れるようになった奴らは
とうとう祭壇を荒らし始めた。
花瓶を倒す、盛塩を踏む、米をガリガリ噛む。
このバチ当たり者めがっ!


とはいえ、猫は高い所には登りたがるもの。
触ってぷらぷら動くものは倒したいし、
棚にのっているモノは手でチョイチョイと触って落としたい。
犬と違ってしつけができるものでもない。
となれば、猫が登れない祭壇を作るしかないのだ。
140cmほどのカラーボックスがあったので、その上に祭壇を設けることにした。
霊璽(れいじ:仏教でいう位牌のようなもの)と米・塩・水・酒、ロウソクを置くと
もう一杯になってしまう小さなスペースなので、
最上段の棚に遺影と小さな花瓶、お供えを置けるように整えた。
ずいぶんと こじんまりした祭壇だが、当分の間、荒らされることはないだろう。
いずれはここにもフタをするなりして、
飛びついても爪の引っかかり処が無いように、更に改良しなくては。
子猫たちとの生活は本当に楽しいが、
なんか、いらん気の回し方が必要になってくるなぁ。


穏やかな日中のサンルーム。
ぽかぽかした陽だまりに子猫たちが座って、外の鳥や虫にキョロキョロしている。
おとなしい時は、本当に、とてつもなく めんこいなぁ。
もうすぐお陽さんが西に移動して うすら寒くなってくると、
また室内に戻ってきて大運動会が始まるんだ。
束の間の、静かな昼下がりを楽しもう。


タグ:祭壇 ネズミ
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