不思議な体験 [厚田民生活 二巡目]
私達は喪中のため鳥居をくぐれないが、本祭の後の自治会交流会には参加したい。
そんなお祭りの宵宮当日。
イチゴ農家さんのお手伝い時に、おうちの元家主さんの訃報を聞く。
病院と施設を行ったり来たりするような状態だったなか、
「うちに帰りたい」と漏らしていらしたのも聞き及んでいた。
この厚田の地に住まうことができるようになったのも、元家主さんのおかげだ。
直接お会いすることはなく、機会があれば感謝の気持ちを伝えたかったが果たせず、
なんとしてもお線香をあげに行きたいと思った。
ダーリンは土日はとにかくお店が忙しくて帰宅は日暮れ頃になってしまう。
どうしよう。きっとお通夜には間に合わない。
とりあえず、ダーリンにはメールで元家主さんがご逝去されたことを伝えよう。
忙しいからすぐにはメールを確認する暇なんかないだろう。
お通夜に間に合うように交通手段を確保しなければ。
時刻の合う路線バスが無い訳ではないが、そのバス停まで出る足が無い。
土日はスクールバスが走っていないのだ。
イチゴ農家さんに『どなたか便乗させていただける方に心辺りはありませんか』と
メールで相談してみた。その返信が来る前に、
ダーリンから「なんとしても間に合うように帰る」と返事が来たので、
なんとかお通夜の前にご焼香させていただくことができた。
おうちを譲り受ける時に何度かお会いしているご家族に、
「荼毘に伏す前に、帰りたかった家の前を通らせていただきます」と聞かされた。
告別式の頃にはもう私もダーリンも家を空けているので、
「その時には居りませんが、是非そうしてください」とお伝えした。
葬儀場の駐車場で鉢合わせた、スーパー農業女子ことイチゴ農家さんの奥様とも
「訪ねてきた時に『俺の家がこんなに汚く使われている!』と驚かないように
玄関前を片づけなきゃ」なんて軽口を叩いたりもしたのだった。
元家主さんの告別式、そして地域の本祭当日の朝。
イチゴ農家さんに出かけようとしていた時だった。
いつもより少し小さめの音で「ピンポーン」と玄関チャイムが鳴った。
ご近所さんはたとえお隣さんであっても徒歩で訪れる方は居ないのに、
駐車場に車は無く、玄関の外に人影も無かった。
咄嗟に、「元家主さんがいらしたんだ!」と思った。
思わず玄関を開けて、「汚くしてますがどうぞお上がり下さい」と
誰も居ない玄関先に話しかけていた。
ダーリンも玄関チャイムが鳴るのを聞いていたが、「2回鳴った」と言っていた。
私は1回しか聴こえなかった。それも不思議な話だ。
何はともあれ、直接お会いできなかった元家主さんが訪ねていらしたのだ、
しかも、本来は『自分の家』として帰ってきたかっただろうに、
玄関チャイムを鳴らして『訪問』してくださったんだ、と思うと、
なんだか認めていただいたような気がして、心温まる気持ちになった。
お手伝いに行ったイチゴ農家さんでも、その後の交流会でも、
「ご本人のカラダより先に、私達の在宅に合わせて訪ねていらしたんだと思う」と、
つい話を聞いて貰ったが、話せば話すほど、
元家主さんの思いやりを感じるような気がして、有難さにじ~んとした。
「元々はこのあたり一帯が元家主さんの親父さんの土地だったんだ。そこを、
こうして地域の会館や交流施設を作ろうと提供してくれたんだよ」と
顔役さんから聞かされた。
こうして交流会でも地域の方々に受け入れられながら過ごせているのは、
元家主さんとご家族がこの地で築いてきた信頼関係のおかげなんだなぁ。
皆が集まる本祭の当日に、元家主さんを偲ぶ話が聞けたのも偶然ではない気がする。
一笑に付されるかもしれない、不思議な話。
でも、私は、きっと訪ねてきてくださったんだ、と確信している。
そんなお祭りの宵宮当日。
イチゴ農家さんのお手伝い時に、おうちの元家主さんの訃報を聞く。
病院と施設を行ったり来たりするような状態だったなか、
「うちに帰りたい」と漏らしていらしたのも聞き及んでいた。
この厚田の地に住まうことができるようになったのも、元家主さんのおかげだ。
直接お会いすることはなく、機会があれば感謝の気持ちを伝えたかったが果たせず、
なんとしてもお線香をあげに行きたいと思った。
ダーリンは土日はとにかくお店が忙しくて帰宅は日暮れ頃になってしまう。
どうしよう。きっとお通夜には間に合わない。
とりあえず、ダーリンにはメールで元家主さんがご逝去されたことを伝えよう。
忙しいからすぐにはメールを確認する暇なんかないだろう。
お通夜に間に合うように交通手段を確保しなければ。
時刻の合う路線バスが無い訳ではないが、そのバス停まで出る足が無い。
土日はスクールバスが走っていないのだ。
イチゴ農家さんに『どなたか便乗させていただける方に心辺りはありませんか』と
メールで相談してみた。その返信が来る前に、
ダーリンから「なんとしても間に合うように帰る」と返事が来たので、
なんとかお通夜の前にご焼香させていただくことができた。
おうちを譲り受ける時に何度かお会いしているご家族に、
「荼毘に伏す前に、帰りたかった家の前を通らせていただきます」と聞かされた。
告別式の頃にはもう私もダーリンも家を空けているので、
「その時には居りませんが、是非そうしてください」とお伝えした。
葬儀場の駐車場で鉢合わせた、スーパー農業女子ことイチゴ農家さんの奥様とも
「訪ねてきた時に『俺の家がこんなに汚く使われている!』と驚かないように
玄関前を片づけなきゃ」なんて軽口を叩いたりもしたのだった。
元家主さんの告別式、そして地域の本祭当日の朝。
イチゴ農家さんに出かけようとしていた時だった。
いつもより少し小さめの音で「ピンポーン」と玄関チャイムが鳴った。
ご近所さんはたとえお隣さんであっても徒歩で訪れる方は居ないのに、
駐車場に車は無く、玄関の外に人影も無かった。
咄嗟に、「元家主さんがいらしたんだ!」と思った。
思わず玄関を開けて、「汚くしてますがどうぞお上がり下さい」と
誰も居ない玄関先に話しかけていた。
ダーリンも玄関チャイムが鳴るのを聞いていたが、「2回鳴った」と言っていた。
私は1回しか聴こえなかった。それも不思議な話だ。
何はともあれ、直接お会いできなかった元家主さんが訪ねていらしたのだ、
しかも、本来は『自分の家』として帰ってきたかっただろうに、
玄関チャイムを鳴らして『訪問』してくださったんだ、と思うと、
なんだか認めていただいたような気がして、心温まる気持ちになった。
お手伝いに行ったイチゴ農家さんでも、その後の交流会でも、
「ご本人のカラダより先に、私達の在宅に合わせて訪ねていらしたんだと思う」と、
つい話を聞いて貰ったが、話せば話すほど、
元家主さんの思いやりを感じるような気がして、有難さにじ~んとした。
「元々はこのあたり一帯が元家主さんの親父さんの土地だったんだ。そこを、
こうして地域の会館や交流施設を作ろうと提供してくれたんだよ」と
顔役さんから聞かされた。
こうして交流会でも地域の方々に受け入れられながら過ごせているのは、
元家主さんとご家族がこの地で築いてきた信頼関係のおかげなんだなぁ。
皆が集まる本祭の当日に、元家主さんを偲ぶ話が聞けたのも偶然ではない気がする。
一笑に付されるかもしれない、不思議な話。
でも、私は、きっと訪ねてきてくださったんだ、と確信している。
怪我の功名 [厚田民生活 二巡目]
お祭りやお葬式などでバタバタとしていたのでちょっと先週の振り返り。
8/29に抜糸のため、つい10日前に救急車で運ばれた病院へ行った。
通常の診察ではなく、早めに別の処置室に案内され、あっと言う間に抜糸は終わった。
「ほら、こんなので止めてましたが無事抜きましたよ」と
まんま、変形したホチキス針のようなものを見せてもらった。
おっかなびっくりシャンプーしていた時に触ると、明らかにホチキス針の感触があったが、
見せてもらって ほぉ~これか、と納得した。
少々眩暈が残っているが、これは以前メニエール病という眩暈の症状が出た時と同じだ。
おそらく、頭を打ったことがきっかけで、
以前症状が出た時のように、耳石が動いたんじゃないかと思う。
大きく頭を下から上に持ち上げたり、左右を急に向いたりすると、一瞬の時差があって
ぐるん、と眩暈が起こるのがまさにメニエール病の時と同じだ。
ただ、そのまま眩暈が続く訳では無く、静かにしているとすぐ治まる。
私のイメージとしては、耳石が動くというのは、瓶の中で浮遊する異物のようなもの。
瓶を振ると液体の中を移動するが、振るのをやめるとゆっくり底に沈んで鎮まる。
もう対処方法がわかっているので、そんなものだ、と思っている。
今後も体調に変化がないかは気にかけていくつもりだが、
なんかとてつもない不調でなければ、多少のことはいいかなぁ、という程度だ。
実のところ、すべてが元通りになればいいのにな、とは思っちゃいない。
「年々 できることができなくなっていく」、という経験の真っ最中だと思うからだ。
前にも自転車で転倒して眉尻を強打し、出血したことがあったが、
その時に急に視界に大量の邪魔者が登場した。慣れるまでは字を読むのも大変だった。
眼科を受診すると、飛蚊症だと診断された。
最初は急に視界が悪くなることに凄い違和感があって眼科をハシゴしたが、
結局どこでも「加齢によるものなので治らない」と言われた。
ガッカリした後に気がついたのは、
「これは転倒して急に起こったからショックだっただけで、
これからも徐々に色々落ちていくんだ」ということ。
自分の親の「一番動けた30代を基準にすると今の自分がダメにしか思えない」姿に
「変化していくのだから、できていた頃を基準にしても楽しくない」と
思わされたのもある。
まぁでも、私は3歩で忘れるトリアタマなので、
こういう急激なショックがないと、ついつい忘れてしまうのである。
ケガをしたり、何か事件が起こって気が付くというのは
うつらうつらしている時にドン、と背中を叩いて起こされるような、
有難い出来事なんじゃないだろうか。
握力がなくなって自転車のバランスがとれないとなったら、じゃあどうする?
もう乗らない?
転ぶことを前提に、転んでもケガしないよう防具を着けて防御する?
片手運転しなくてもいいように、乗る前にアクシデントの要素を排除するよう心がける?
処し方は色々ある。
多少の不便を軽減できる道具だってあるだろう。
変化していく、ということは
たとえそれが「老い」に伴うものだとしても、必ず楽しみ方はあるはずなのだ。
いつも、前の一瞬と違う自分。それを丹念に観察して、味わいつくしていくだけだ。
怪我の功名、とはよく言ったもんで、
実は自分を見つめるいい機会なんだね。
8/29に抜糸のため、つい10日前に救急車で運ばれた病院へ行った。
通常の診察ではなく、早めに別の処置室に案内され、あっと言う間に抜糸は終わった。
「ほら、こんなので止めてましたが無事抜きましたよ」と
まんま、変形したホチキス針のようなものを見せてもらった。
おっかなびっくりシャンプーしていた時に触ると、明らかにホチキス針の感触があったが、
見せてもらって ほぉ~これか、と納得した。
少々眩暈が残っているが、これは以前メニエール病という眩暈の症状が出た時と同じだ。
おそらく、頭を打ったことがきっかけで、
以前症状が出た時のように、耳石が動いたんじゃないかと思う。
大きく頭を下から上に持ち上げたり、左右を急に向いたりすると、一瞬の時差があって
ぐるん、と眩暈が起こるのがまさにメニエール病の時と同じだ。
ただ、そのまま眩暈が続く訳では無く、静かにしているとすぐ治まる。
私のイメージとしては、耳石が動くというのは、瓶の中で浮遊する異物のようなもの。
瓶を振ると液体の中を移動するが、振るのをやめるとゆっくり底に沈んで鎮まる。
もう対処方法がわかっているので、そんなものだ、と思っている。
今後も体調に変化がないかは気にかけていくつもりだが、
なんかとてつもない不調でなければ、多少のことはいいかなぁ、という程度だ。
実のところ、すべてが元通りになればいいのにな、とは思っちゃいない。
「年々 できることができなくなっていく」、という経験の真っ最中だと思うからだ。
前にも自転車で転倒して眉尻を強打し、出血したことがあったが、
その時に急に視界に大量の邪魔者が登場した。慣れるまでは字を読むのも大変だった。
眼科を受診すると、飛蚊症だと診断された。
最初は急に視界が悪くなることに凄い違和感があって眼科をハシゴしたが、
結局どこでも「加齢によるものなので治らない」と言われた。
ガッカリした後に気がついたのは、
「これは転倒して急に起こったからショックだっただけで、
これからも徐々に色々落ちていくんだ」ということ。
自分の親の「一番動けた30代を基準にすると今の自分がダメにしか思えない」姿に
「変化していくのだから、できていた頃を基準にしても楽しくない」と
思わされたのもある。
まぁでも、私は3歩で忘れるトリアタマなので、
こういう急激なショックがないと、ついつい忘れてしまうのである。
ケガをしたり、何か事件が起こって気が付くというのは
うつらうつらしている時にドン、と背中を叩いて起こされるような、
有難い出来事なんじゃないだろうか。
握力がなくなって自転車のバランスがとれないとなったら、じゃあどうする?
もう乗らない?
転ぶことを前提に、転んでもケガしないよう防具を着けて防御する?
片手運転しなくてもいいように、乗る前にアクシデントの要素を排除するよう心がける?
処し方は色々ある。
多少の不便を軽減できる道具だってあるだろう。
変化していく、ということは
たとえそれが「老い」に伴うものだとしても、必ず楽しみ方はあるはずなのだ。
いつも、前の一瞬と違う自分。それを丹念に観察して、味わいつくしていくだけだ。
怪我の功名、とはよく言ったもんで、
実は自分を見つめるいい機会なんだね。
気付けば秋だった [厚田の風景]
霧の静かな朝が始まって、陽が昇ってくる。
お陽さんが高くなってくると、途端にアブが大量発生する、という夏だった。
ケガやら援農やらでバタバタ暮らしながら、
あれ、と気付くとアブじゃなく、トンボが大量に飛んでいた。
わぁ~。いつの間にか秋の虫に取って代わられていたんだな。
田んぼの水が抜かれて、稲穂が頭を垂れるようになって、
あれだけうるさいくらい夜通し鳴いていたカエルの声、ぴったりと聞かなくなった。
代わりに、秋の虫の声。
ススキがふわふわ、ふぁさふぁさと揺れて、風景もすっかり秋らしくなっていた。
思い起こせば、去年の今頃はキッチンの窓から見る裏原野は
立派な笹薮の壁があり、その向こうが背の高い荒々しいススキ野原だった。
一度笹薮を刈って笹の背が低くなると、裏原野のススキが揺れる様子がなんとも穏やか。
もう入道雲も見なくなった。
遠くまで段々と広がるうろこ雲や、ぽわぽわと浮かぶひつじ雲に取って代わり、
晴れ渡った日は涼やかな筋雲が広がる。
日中はまだまだ汗だくになるけれど、
朝夕はちょっと火の気が欲しくなるほど肌寒く感じる。
あっという間に暦の季節を追い越した感があるなぁ。
畑も終わりに向かっている。
まだまだ収穫は続いているが、大きな野菜ケースを持って行く必要はなくなって、
トマトもあと少しでおしまいだ。
エダマメももう採種用の株を残して収穫を終える時期かな。
この気温なら、もうニンニクのプランター栽培も手をつけないといけないなぁ。
サンルームに置くと子猫たちが倒したり掘り返したりしてしまうので、
プランターは冬の間、どう管理しようかしら。
振り返ると、いつもやんちゃな子猫たちがお互いの身体に顎を預けて眠っている。
興奮中はギャングだけど、眠っている時は天使みたいだなぁ。
暑すぎず、寒すぎず。
こんな穏やかな季節はほんの一時だけなんだけど、
時間がゆ~っくり流れていて、しみじみ幸せだなぁと思うのだった。
お陽さんが高くなってくると、途端にアブが大量発生する、という夏だった。
ケガやら援農やらでバタバタ暮らしながら、
あれ、と気付くとアブじゃなく、トンボが大量に飛んでいた。
わぁ~。いつの間にか秋の虫に取って代わられていたんだな。
田んぼの水が抜かれて、稲穂が頭を垂れるようになって、
あれだけうるさいくらい夜通し鳴いていたカエルの声、ぴったりと聞かなくなった。
代わりに、秋の虫の声。
ススキがふわふわ、ふぁさふぁさと揺れて、風景もすっかり秋らしくなっていた。
思い起こせば、去年の今頃はキッチンの窓から見る裏原野は
立派な笹薮の壁があり、その向こうが背の高い荒々しいススキ野原だった。
一度笹薮を刈って笹の背が低くなると、裏原野のススキが揺れる様子がなんとも穏やか。
もう入道雲も見なくなった。
遠くまで段々と広がるうろこ雲や、ぽわぽわと浮かぶひつじ雲に取って代わり、
晴れ渡った日は涼やかな筋雲が広がる。
日中はまだまだ汗だくになるけれど、
朝夕はちょっと火の気が欲しくなるほど肌寒く感じる。
あっという間に暦の季節を追い越した感があるなぁ。
畑も終わりに向かっている。
まだまだ収穫は続いているが、大きな野菜ケースを持って行く必要はなくなって、
トマトもあと少しでおしまいだ。
エダマメももう採種用の株を残して収穫を終える時期かな。
この気温なら、もうニンニクのプランター栽培も手をつけないといけないなぁ。
サンルームに置くと子猫たちが倒したり掘り返したりしてしまうので、
プランターは冬の間、どう管理しようかしら。
振り返ると、いつもやんちゃな子猫たちがお互いの身体に顎を預けて眠っている。
興奮中はギャングだけど、眠っている時は天使みたいだなぁ。
暑すぎず、寒すぎず。
こんな穏やかな季節はほんの一時だけなんだけど、
時間がゆ~っくり流れていて、しみじみ幸せだなぁと思うのだった。
家庭菜園終盤 [家庭菜園]
ずいぶん遅くに種を下ろしたトウキビ。
芽吹かなかったりするものもあって、8本だけ育ったが、
雄花が出ても実が付かず、やっと出穂した頃にくたびれた雄花で受粉を試みた。
あのトウキビの髭は1本1本が粒に繋がっており、受粉しないと結実しない。
風頼みだけだとスカスカで所々しか黄色い粒になっていない、というのは
今までも何度か経験していた。
最初2本だけ出穂したので人口受粉して様子を見ていたが、
なんとその髭を何者かに食い荒らされてしまった。
周囲に「トウキビの髭だけ食べる動物って居ますかね?」と聞くと、
「ウサギじゃない?」と言われた。
なんでも、ここらあたりのウサギは体長40cm位もあるそうで、
ウチで育てた背の低いトウキビなんざぁ簡単に届いちゃうくらい大きいらしい。
「アライグマとかってことはありますかね?」
「アライグマは根こそぎ、全滅させていくからそんな被害じゃないね」
そうなんだ~。そういや去年は高齢者施設のふれあい農園のカボチャが
アライグマに全滅させられた、って聞いたなぁ。
まだ出穂しそうな株もあるけど、こんな風に食害に遭うんだとすれば
食べられそうなのはヤングコーンだけかも。いや、それも無理かも。
ずっと元気に実をつけてくれていた緑ズッキーニは途中で折れてしまい、
いまだ実をつけてくれるものの、今後は衰退していくと思われる。
カボチャは草刈りをサボっているうちに、周囲の草たちとの日光争奪戦に敗れ、
せっかく元気に育っていたのに、2個実を付けた所で先が枯れてしまった。
定植が大幅に遅れたトウガラシは、花を着ける前に全体が黄ばんできた。
やっぱり植えるべきタイミングを逃してしまうと、日照時間が足りないんだろうなぁ。
大豆として収穫予定の鶴の子大豆は良く育っているが、
ここも毎回草刈りを後回しにしているので、豆の太り方が弱い。
鶴の子大豆は晩生なので、もう少し様子を見つつ、草刈りをしてあげよう。
サッポロミドリというエダマメはもう残り数株。
今日は採種用以外は収穫して、塩なしで茹でたものは子猫たちにもあげようかしら。
そして今日のメインイベントは、3種あったジャガイモの、最後を飾るハルカ種。
一番繁茂して、なかなか枯れなかったので、ちょっと期待している。
ここ数日は雨もなかったので掘り時かと。
意を決して畑に入ったものの、日照・気温ともダウンしているためか
トマトの色付き以外はあまり目立った成長が感じられない。
ピーマンなんか一昨日とほぼサイズが変わっていないような・・・。
掘る気満々だったハルカ種も、枯れ始めという感じでちょっと早いかも。
枯れ具合の進んでいる3株だけ試し掘りしてみた。

おお。なかなかです!
たった3株でこの収量は期待以上。
芽かきも土寄せもしない私のズボラ栽培に、脇芽の少ないハルカ種は合っていたかも。
全部掘ろうかとも思ったが、まだ青い葉も多いので、もう数日だけ待ってみようかしら。
夕方にかけて少し空気が湿気を帯びてきた。
風も強くなったので、一雨降らせたい感じの空模様。
瀕死だったイエローズッキーニ(改め黄緑ズッキーニ)は
大きな実を付けるようになったけど、ズッキーニ達もそろそろ終盤だね。
がんばってたくさん収穫させてくれてありがとうね。
カボチャに昨日は無かった傷が。

虫の仕業か、ウサギか、はたまたアライグマか。
もう少し完熟させたかったけど、急いで収穫してきちゃった。
ああ・・・なんか終わりが近づいているのを実感するのは切ないなぁ。
芽吹かなかったりするものもあって、8本だけ育ったが、
雄花が出ても実が付かず、やっと出穂した頃にくたびれた雄花で受粉を試みた。
あのトウキビの髭は1本1本が粒に繋がっており、受粉しないと結実しない。
風頼みだけだとスカスカで所々しか黄色い粒になっていない、というのは
今までも何度か経験していた。
最初2本だけ出穂したので人口受粉して様子を見ていたが、
なんとその髭を何者かに食い荒らされてしまった。
周囲に「トウキビの髭だけ食べる動物って居ますかね?」と聞くと、
「ウサギじゃない?」と言われた。
なんでも、ここらあたりのウサギは体長40cm位もあるそうで、
ウチで育てた背の低いトウキビなんざぁ簡単に届いちゃうくらい大きいらしい。
「アライグマとかってことはありますかね?」
「アライグマは根こそぎ、全滅させていくからそんな被害じゃないね」
そうなんだ~。そういや去年は高齢者施設のふれあい農園のカボチャが
アライグマに全滅させられた、って聞いたなぁ。
まだ出穂しそうな株もあるけど、こんな風に食害に遭うんだとすれば
食べられそうなのはヤングコーンだけかも。いや、それも無理かも。
ずっと元気に実をつけてくれていた緑ズッキーニは途中で折れてしまい、
いまだ実をつけてくれるものの、今後は衰退していくと思われる。
カボチャは草刈りをサボっているうちに、周囲の草たちとの日光争奪戦に敗れ、
せっかく元気に育っていたのに、2個実を付けた所で先が枯れてしまった。
定植が大幅に遅れたトウガラシは、花を着ける前に全体が黄ばんできた。
やっぱり植えるべきタイミングを逃してしまうと、日照時間が足りないんだろうなぁ。
大豆として収穫予定の鶴の子大豆は良く育っているが、
ここも毎回草刈りを後回しにしているので、豆の太り方が弱い。
鶴の子大豆は晩生なので、もう少し様子を見つつ、草刈りをしてあげよう。
サッポロミドリというエダマメはもう残り数株。
今日は採種用以外は収穫して、塩なしで茹でたものは子猫たちにもあげようかしら。
そして今日のメインイベントは、3種あったジャガイモの、最後を飾るハルカ種。
一番繁茂して、なかなか枯れなかったので、ちょっと期待している。
ここ数日は雨もなかったので掘り時かと。
意を決して畑に入ったものの、日照・気温ともダウンしているためか
トマトの色付き以外はあまり目立った成長が感じられない。
ピーマンなんか一昨日とほぼサイズが変わっていないような・・・。
掘る気満々だったハルカ種も、枯れ始めという感じでちょっと早いかも。
枯れ具合の進んでいる3株だけ試し掘りしてみた。

おお。なかなかです!
たった3株でこの収量は期待以上。
芽かきも土寄せもしない私のズボラ栽培に、脇芽の少ないハルカ種は合っていたかも。
全部掘ろうかとも思ったが、まだ青い葉も多いので、もう数日だけ待ってみようかしら。
夕方にかけて少し空気が湿気を帯びてきた。
風も強くなったので、一雨降らせたい感じの空模様。
瀕死だったイエローズッキーニ(改め黄緑ズッキーニ)は
大きな実を付けるようになったけど、ズッキーニ達もそろそろ終盤だね。
がんばってたくさん収穫させてくれてありがとうね。
カボチャに昨日は無かった傷が。

虫の仕業か、ウサギか、はたまたアライグマか。
もう少し完熟させたかったけど、急いで収穫してきちゃった。
ああ・・・なんか終わりが近づいているのを実感するのは切ないなぁ。
外を経験させてみる [猫のいる生活]
子猫たちは日々大きくなり、身体能力が上がっていく。
キッチンに誰かが立つと、「僕たちのごはん!?」と凄い勢いでダッシュして来て、
この時ばかりは 子猫らしい高い声でピャーピャーとおねだり鳴きする。
しかし、そのまま鳴いて可愛らしく待ってくれている訳では無い。
キッチンの高さは爪の引っかかりが無くても
ぴょいと飛び乗れるようになってしまったので、何をしてもすぐ隣に猫の顔がある。
ダーリンと二人体制で どちらかが激しい遊びを提供して気を逸らしていないと
台所仕事がまったく進まないのが目下の悩みだ。
そして窓辺にもやすやすと登るようになった。

外に興味津々の様子だ。
家の外も元気にウロウロするような猫に育ってもらうため、
ちょっと外を経験させてみることにした。
とはいえ、外の野生動物たちに太刀打ちできるとは言い難い。
ヘタすりゃ猛禽類に空から狙われたっておかしくない、まだまだ子猫。
2匹同時に外を経験させて、家の中と同じに狂ったようにじゃれ合うと
道路に飛び出さないとも限らないし、それなりに危険はいっぱいなのだ。
そんな訳で、今日はそっとクロちゃんだけを連れて庭に出てみた。
外では風にそよぐ草も、草の間にぴょんぴょん飛び交うカエルたちも、
地面を這い回る虫たちも、すべてがそれぞれ動いて、それぞれの音をたてている。
クロちゃんは耳も眼もヒゲも総動員で
周囲にあふれる刺激に注意をはらってドキドキしている。
庭のひらけた所でそっと土の上に放してやる。
初めての感触を一歩一歩確かめながら、ゆっくり歩く。
その間も草が揺れ、虫が飛び、また揺れた草が頬をかすめる。
だんだん前足で揺れる草をいたぶり、虫に飛びつき、木の下に隠れては、
ばっと走り出てきて脱兎のごとく何かを追いかけて跳ね回るようになった。
原野の方に行かないように、私から離れる度に名前を呼びながら位置を変えると、
私をベースキャンプのように戻って来てはまた走り出すことを繰り返す。
何を見つけたのか、家の中では出さない声を発しながら、
見えないモノに飛びかかっていく。
すごいなぁ。ほんの数分で、こんな野性的な顔をするようになるんだなぁ。
少しずつ私から離れる距離が開いてきたので、
野生全開になる前におうちに帰ろうか。
ひとりでお留守番をしていた ねぇねが、
「クロちゃん、いつもと違う匂い」と、くんくんクロちゃんの全身を嗅ぎ回る。
先日ダーリンが ねぇねを肩にのせて外に出た時、
心細そうに鳴くのですぐ帰ってきたことがあったが、ねぇねも興味津々のようだ。
次回は ねぇねも外を探検してみようねぇ。
きっと、思っていたほどは怖くないと思うよ。
この日、おうちの中をちょっとパワーダウンしたハエがウロウロしていた。
うるさく飛び回るというより、始終床やら壁やらにとまって体力温存していた感じのハエ。
ねぇねが見つけて、「カカカカッ」とクラッキング音を鳴らしていた。
おお、ねぇねも狩猟本能が刺激されているのか、と嬉しくなった。
ちょっとずつ、うまい具合の野性味をそなえて成長してくれるといいなぁ。
君たちも、厚田の猫として一緒に育って行こうねぇ。
キッチンに誰かが立つと、「僕たちのごはん!?」と凄い勢いでダッシュして来て、
この時ばかりは 子猫らしい高い声でピャーピャーとおねだり鳴きする。
しかし、そのまま鳴いて可愛らしく待ってくれている訳では無い。
キッチンの高さは爪の引っかかりが無くても
ぴょいと飛び乗れるようになってしまったので、何をしてもすぐ隣に猫の顔がある。
ダーリンと二人体制で どちらかが激しい遊びを提供して気を逸らしていないと
台所仕事がまったく進まないのが目下の悩みだ。
そして窓辺にもやすやすと登るようになった。

外に興味津々の様子だ。
家の外も元気にウロウロするような猫に育ってもらうため、
ちょっと外を経験させてみることにした。
とはいえ、外の野生動物たちに太刀打ちできるとは言い難い。
ヘタすりゃ猛禽類に空から狙われたっておかしくない、まだまだ子猫。
2匹同時に外を経験させて、家の中と同じに狂ったようにじゃれ合うと
道路に飛び出さないとも限らないし、それなりに危険はいっぱいなのだ。
そんな訳で、今日はそっとクロちゃんだけを連れて庭に出てみた。
外では風にそよぐ草も、草の間にぴょんぴょん飛び交うカエルたちも、
地面を這い回る虫たちも、すべてがそれぞれ動いて、それぞれの音をたてている。
クロちゃんは耳も眼もヒゲも総動員で
周囲にあふれる刺激に注意をはらってドキドキしている。
庭のひらけた所でそっと土の上に放してやる。
初めての感触を一歩一歩確かめながら、ゆっくり歩く。
その間も草が揺れ、虫が飛び、また揺れた草が頬をかすめる。
だんだん前足で揺れる草をいたぶり、虫に飛びつき、木の下に隠れては、
ばっと走り出てきて脱兎のごとく何かを追いかけて跳ね回るようになった。
原野の方に行かないように、私から離れる度に名前を呼びながら位置を変えると、
私をベースキャンプのように戻って来てはまた走り出すことを繰り返す。
何を見つけたのか、家の中では出さない声を発しながら、
見えないモノに飛びかかっていく。
すごいなぁ。ほんの数分で、こんな野性的な顔をするようになるんだなぁ。
少しずつ私から離れる距離が開いてきたので、
野生全開になる前におうちに帰ろうか。
ひとりでお留守番をしていた ねぇねが、
「クロちゃん、いつもと違う匂い」と、くんくんクロちゃんの全身を嗅ぎ回る。
先日ダーリンが ねぇねを肩にのせて外に出た時、
心細そうに鳴くのですぐ帰ってきたことがあったが、ねぇねも興味津々のようだ。
次回は ねぇねも外を探検してみようねぇ。
きっと、思っていたほどは怖くないと思うよ。
この日、おうちの中をちょっとパワーダウンしたハエがウロウロしていた。
うるさく飛び回るというより、始終床やら壁やらにとまって体力温存していた感じのハエ。
ねぇねが見つけて、「カカカカッ」とクラッキング音を鳴らしていた。
おお、ねぇねも狩猟本能が刺激されているのか、と嬉しくなった。
ちょっとずつ、うまい具合の野性味をそなえて成長してくれるといいなぁ。
君たちも、厚田の猫として一緒に育って行こうねぇ。
一斉に稲刈り始まる [厚田民生活 二巡目]
今年は早まるだろう、早まるだろう、と言われていた稲刈り。
稲穂が頭を垂れているものの、葉には青さが残っており、
倒伏したところは青々していて、田んぼ全体が黄金色になってはいない。
お手伝いしているイチゴ農家さんも、タイミングを計りながらやきもきしていた。
晴れが続いていよいよか、と思うと、結構な降雨があって、
なかなか田んぼの地面が乾かないようだ。
この状態でコンバインが入っても、ズブズブ埋まってしまって作業が捗らないため、
乾燥待ちの状態らしい。
先週あたりから地域の奥の方に移送されていくコンバインを見かけるようになった。
おそらく上流の方は乾いてきて刈れるようになっているのだろう。
籾を積んだ軽トラも頻繁に往来し始めた。
いよいよだ。
おうちの周囲は見知った隣近所さんの田んぼばかりなので、
直接稲刈りに関係ない私もなんだかドキドキしてくる。
前々回のお手伝いの日あたりから、稲刈りの準備が始まり、
私もお花の収穫作業をひとりで進める日も出てくるようになった。
私達が分けてもらっている、おぼろづきの田んぼは とうとう刈り取ったとのことだった。
そして今日は、スーパー農業女子の奥様がコンバインに乗るらしい。
作業の合間に様子を見に来てくれるが、お花の収穫はひとりで頑張らなくては。
誰も作業場に居ない中お手伝いが終了。
メールで作業終了時間を報告し、徒歩で帰宅した。
途中の道すがら、おうちの周りの田んぼはすべて稲刈りが始まっていた。
メロン農家さんの田んぼはご夫婦二人で手分けして。
反対隣の若旦那の田んぼは共同で4台のコンバインを駆使して。
壮観だ。
そして、嬉しい実りの季節の到来だ。
今季の皆さんの手間や大変さを目撃した分、作況が良くあってほしい、と強く思った。
苗が植えられた当初の、水鏡のような田んぼからの移り変わりを思い出し、
日々移り変わってゆく美しい風景と、豊かな恵みに感謝せずにはいられない。
地域の皆さん、お陽さん、空、風、雨、雷、鳥たち、虫たち、カエルたち。
ありがとう、ありがとう。
私の名前は、まさにこの風景を寿ぐ名前。
この地に移住するご縁も、必然だったのかなぁ。
稲穂が頭を垂れているものの、葉には青さが残っており、
倒伏したところは青々していて、田んぼ全体が黄金色になってはいない。
お手伝いしているイチゴ農家さんも、タイミングを計りながらやきもきしていた。
晴れが続いていよいよか、と思うと、結構な降雨があって、
なかなか田んぼの地面が乾かないようだ。
この状態でコンバインが入っても、ズブズブ埋まってしまって作業が捗らないため、
乾燥待ちの状態らしい。
先週あたりから地域の奥の方に移送されていくコンバインを見かけるようになった。
おそらく上流の方は乾いてきて刈れるようになっているのだろう。
籾を積んだ軽トラも頻繁に往来し始めた。
いよいよだ。
おうちの周囲は見知った隣近所さんの田んぼばかりなので、
直接稲刈りに関係ない私もなんだかドキドキしてくる。
前々回のお手伝いの日あたりから、稲刈りの準備が始まり、
私もお花の収穫作業をひとりで進める日も出てくるようになった。
私達が分けてもらっている、おぼろづきの田んぼは とうとう刈り取ったとのことだった。
そして今日は、スーパー農業女子の奥様がコンバインに乗るらしい。
作業の合間に様子を見に来てくれるが、お花の収穫はひとりで頑張らなくては。
誰も作業場に居ない中お手伝いが終了。
メールで作業終了時間を報告し、徒歩で帰宅した。
途中の道すがら、おうちの周りの田んぼはすべて稲刈りが始まっていた。
メロン農家さんの田んぼはご夫婦二人で手分けして。
反対隣の若旦那の田んぼは共同で4台のコンバインを駆使して。
壮観だ。
そして、嬉しい実りの季節の到来だ。
今季の皆さんの手間や大変さを目撃した分、作況が良くあってほしい、と強く思った。
苗が植えられた当初の、水鏡のような田んぼからの移り変わりを思い出し、
日々移り変わってゆく美しい風景と、豊かな恵みに感謝せずにはいられない。
地域の皆さん、お陽さん、空、風、雨、雷、鳥たち、虫たち、カエルたち。
ありがとう、ありがとう。
私の名前は、まさにこの風景を寿ぐ名前。
この地に移住するご縁も、必然だったのかなぁ。
ふたつ山越えて [厚田民生活 二巡目]
なんともう35年も前のこと、
岩見沢の職場で苦楽を共にした盟友のひとりが、厚田に訪ねてきてくれた。
岩見沢からだと北村経由か峰延経由で月形に出てから
道道月形厚田線に入り、ふたつ山越えて、はるばると。
それでも、混雑しない道なので1時間程度で来れるらしい。
「子猫が子猫のうちに見ておきたい」とのことだったが、
もしかして、こんなに成長して子猫とは言えないかもしれない。
子猫たちがやって来た時には、やっと500g位の体重で、掌の中にすっぽり入ったが、
今や体重は3倍の1.5kg、体長30cmもあろうかという成長ぶり。
ふだんから子猫2匹と初老&高齢者の二人とでの暮らしのため、人見知りは激しく、
知らない人の声を聞くと、ごはん中だったにもかかわらず
すごい勢いで2階に駆け上がって隠れてしまった。
たいした食材は無かったのだが、とにかく厚田メシでお昼ごはんにし、
もう畑終いが近づいている畑で、
ささやかな収穫体験による少量の野菜を手土産にしてもらった。
お持たせに手をつけて懐かしい岩見沢名物・天狗まんじゅうを頬張る。
ああ、ほんのり甘い皮に生姜の効いた和風の餡がたまらない、肉まん。大好き。
シンプルなあんこのまんじゅうも、しみじみ美味しい。
ちょっと塩気を感じるあんこが何ともいえない、あとを引く美味さ。
岩見沢もおいしいものがいっぱいある街だったよなぁ。
あの時、30代になったばかりの私以外はみんな20代だったのに、
今や半数以上が還暦を迎えているとは、月日の流れるのは早いもんだ・・・。
そして、2階に隠れていた子猫たちを連れてきて、
なんとか顔を見てもらうことはできた。
まぁ、すぐ2階に逃げて行っちゃったんだけどね。
岩見沢の面々の近況を聞き、こちらの生活を報告した後で、
今回も飛ぶ鳥農場さんに連れて行った。
私達が本気で厚田に移住したいと願うきっかけになった、飛ぶ鳥農場さん。
大好きな人に、大好きな人と出会ってほしくて
ついつい連れて行ってしまう。
そして、この格別な卵を味わってほしくなる。
今日は子供たちは居なかったけれど、ヤギやガチョウや猫たちが迎えてくれた。
人懐っこい飛ぶ鳥農場の猫たち。
うちの子猫たちもこんな風に、来てくれた人たちに撫でてもらえるようになりたいなぁ。
そして、成猫を見てみると、うちの子猫たちはやっぱりまだ小さかった。
よかった。子猫のうちにお披露目できて。
楽しく、嬉しく、ありがたい、数年ぶりの再会だった。
残念だったのは・・・来訪の2日前からトイレの換気扇が壊れてしまって、
公衆トイレ臭におうちが満たされていたことだ・・・。
せめて「そんなに臭くないね」と言って貰えるトイレでお迎えしたかった・・・。
岩見沢の職場で苦楽を共にした盟友のひとりが、厚田に訪ねてきてくれた。
岩見沢からだと北村経由か峰延経由で月形に出てから
道道月形厚田線に入り、ふたつ山越えて、はるばると。
それでも、混雑しない道なので1時間程度で来れるらしい。
「子猫が子猫のうちに見ておきたい」とのことだったが、
もしかして、こんなに成長して子猫とは言えないかもしれない。
子猫たちがやって来た時には、やっと500g位の体重で、掌の中にすっぽり入ったが、
今や体重は3倍の1.5kg、体長30cmもあろうかという成長ぶり。
ふだんから子猫2匹と初老&高齢者の二人とでの暮らしのため、人見知りは激しく、
知らない人の声を聞くと、ごはん中だったにもかかわらず
すごい勢いで2階に駆け上がって隠れてしまった。
たいした食材は無かったのだが、とにかく厚田メシでお昼ごはんにし、
もう畑終いが近づいている畑で、
ささやかな収穫体験による少量の野菜を手土産にしてもらった。
お持たせに手をつけて懐かしい岩見沢名物・天狗まんじゅうを頬張る。
ああ、ほんのり甘い皮に生姜の効いた和風の餡がたまらない、肉まん。大好き。
シンプルなあんこのまんじゅうも、しみじみ美味しい。
ちょっと塩気を感じるあんこが何ともいえない、あとを引く美味さ。
岩見沢もおいしいものがいっぱいある街だったよなぁ。
あの時、30代になったばかりの私以外はみんな20代だったのに、
今や半数以上が還暦を迎えているとは、月日の流れるのは早いもんだ・・・。
そして、2階に隠れていた子猫たちを連れてきて、
なんとか顔を見てもらうことはできた。
まぁ、すぐ2階に逃げて行っちゃったんだけどね。
岩見沢の面々の近況を聞き、こちらの生活を報告した後で、
今回も飛ぶ鳥農場さんに連れて行った。
私達が本気で厚田に移住したいと願うきっかけになった、飛ぶ鳥農場さん。
大好きな人に、大好きな人と出会ってほしくて
ついつい連れて行ってしまう。
そして、この格別な卵を味わってほしくなる。
今日は子供たちは居なかったけれど、ヤギやガチョウや猫たちが迎えてくれた。
人懐っこい飛ぶ鳥農場の猫たち。
うちの子猫たちもこんな風に、来てくれた人たちに撫でてもらえるようになりたいなぁ。
そして、成猫を見てみると、うちの子猫たちはやっぱりまだ小さかった。
よかった。子猫のうちにお披露目できて。
楽しく、嬉しく、ありがたい、数年ぶりの再会だった。
残念だったのは・・・来訪の2日前からトイレの換気扇が壊れてしまって、
公衆トイレ臭におうちが満たされていたことだ・・・。
せめて「そんなに臭くないね」と言って貰えるトイレでお迎えしたかった・・・。
ついにストープに手を出す [家庭菜園]
日中と陽が落ちてからの寒暖差が激しくなってきた。
朝も10℃を下回るようになってくると、暖かい飲み物が必須になるが、
コーヒーではちょっと温まらないなぁ、と思う感じ。
なんかこう、とろみのあるものをカラダに入れたくなるような、うすら寒さ。
畑に行ってもトマトがもう力尽きようとしていて、
頑張ってくれているんだけど、実も大きくならないし、色づいてもいかなくなった。
ああ、採種用の立派なトマトを早いうちに確保しておくべきだったなぁ。
ズッキーニやキュウリはまだ次々と実をつけてくれているが、
ずいぶん小さくまとまるようになっちゃったなぁ。
ピーマンはいくつか実をつけているが、数日前からサイズが変わらない気がする。
名残の夏野菜たちを除けば、
これから収穫するのは鶴の子大豆とサトイモを残すのみだ。
子猫の襲撃に遭い、ジャガイモ後作用のネギ苗やハーブ苗が全滅してからというもの、
すっかり秋野菜を植えようという気が失せてしまったので畑終いを待つばかり。
稲刈りがほぼ終わった感があるので、もうじき
電気柵も撤去されて野生動物たちがウロウロする時期だと身構えていたが、
なんとそれを待たずに食害が発生した。
豊作を目指していた大豆が、毎日数株ずつ葉が喰われて坊主になっていっている。
まだ莢が膨らんでいないのに葉っぱを全部喰われてしまうと、
もう大豆にならないかもしれない。
まぁ、なんの囲いも柵もせず目立った食害にも虫害にも遭わずに
今までたくさん収穫できただけで儲けモンだったんだけどね。
とにもかくにも、秋は深まってきた。
いつ雪虫が飛んでも、いつ霜が降りても、驚かない季節になってきたということだ。
子猫たちも暖かい場所を求めて、居る場所が変わってきた。
上へ、上へと昼寝場所が変わり、
就寝時も私達に体をぴったりくっつけて眠るようになった。
もう、我慢できず、ポータブルストープの登場とあいなった。

さっそく火の前にたかる奴等。保護色で見えないが、クロちゃんも居る。
ほんのちょっとの火の気があるだけで、
ほんわか幸せになるんだね。
短い時間でもストーブが点いているだけでお湯も沸いて、ほっこり。
そうだね、そうだったね。
寒くなるってことは、暖かさのありがたみが実感できる、いい季節だとも言えるんだね。
イチゴ収穫のお手伝いに出かける前の、秋の夜明け。
空気もひんやりして、とってもキレイだった。

朝も10℃を下回るようになってくると、暖かい飲み物が必須になるが、
コーヒーではちょっと温まらないなぁ、と思う感じ。
なんかこう、とろみのあるものをカラダに入れたくなるような、うすら寒さ。
畑に行ってもトマトがもう力尽きようとしていて、
頑張ってくれているんだけど、実も大きくならないし、色づいてもいかなくなった。
ああ、採種用の立派なトマトを早いうちに確保しておくべきだったなぁ。
ズッキーニやキュウリはまだ次々と実をつけてくれているが、
ずいぶん小さくまとまるようになっちゃったなぁ。
ピーマンはいくつか実をつけているが、数日前からサイズが変わらない気がする。
名残の夏野菜たちを除けば、
これから収穫するのは鶴の子大豆とサトイモを残すのみだ。
子猫の襲撃に遭い、ジャガイモ後作用のネギ苗やハーブ苗が全滅してからというもの、
すっかり秋野菜を植えようという気が失せてしまったので畑終いを待つばかり。
稲刈りがほぼ終わった感があるので、もうじき
電気柵も撤去されて野生動物たちがウロウロする時期だと身構えていたが、
なんとそれを待たずに食害が発生した。
豊作を目指していた大豆が、毎日数株ずつ葉が喰われて坊主になっていっている。
まだ莢が膨らんでいないのに葉っぱを全部喰われてしまうと、
もう大豆にならないかもしれない。
まぁ、なんの囲いも柵もせず目立った食害にも虫害にも遭わずに
今までたくさん収穫できただけで儲けモンだったんだけどね。
とにもかくにも、秋は深まってきた。
いつ雪虫が飛んでも、いつ霜が降りても、驚かない季節になってきたということだ。
子猫たちも暖かい場所を求めて、居る場所が変わってきた。
上へ、上へと昼寝場所が変わり、
就寝時も私達に体をぴったりくっつけて眠るようになった。
もう、我慢できず、ポータブルストープの登場とあいなった。

さっそく火の前にたかる奴等。保護色で見えないが、クロちゃんも居る。
ほんのちょっとの火の気があるだけで、
ほんわか幸せになるんだね。
短い時間でもストーブが点いているだけでお湯も沸いて、ほっこり。
そうだね、そうだったね。
寒くなるってことは、暖かさのありがたみが実感できる、いい季節だとも言えるんだね。
イチゴ収穫のお手伝いに出かける前の、秋の夜明け。
空気もひんやりして、とってもキレイだった。

地元のイベントに参加する [厚田民生活 二巡目]
今年も『石狩市三大秋祭り』の時期がやって来た。
秋分の日の連休にぶつけて、
『浜益ふるさと祭り』、『石狩さけまつり』、
そして『厚田ふるさとあきあじ祭り』が連日行われる。
今日9/23はトリを飾る厚田の祭りなのだ。
厚田に移住してから、何も生産活動をせず何の貢献もできていない私は
こういう猫の手も借りたい時こそ、いざ、猫の手にならん!
とはいえ、車が1台のみなので、ダーリンが出払っちゃうと足が無い。
な~んと、送迎付きの猫の手になり、厚田の新米を売りにいくことになりました~。
イチゴ収穫が終わったあと、いったんおうちに戻って作業着から着替え、
お迎えに来ていただいて望来の『みなくる』という会場に向かう。
先に農場主さんとお嬢さんが準備で1時間半前に入っていたが、
9時のイベント開始前にすでに新米を買おうと30人ほどが並んでいる、と連絡が入る。
こんなことは今まで無かったらしい。
令和の米騒動でお客さんの鼻息が荒くなっているのかと、ちょっと気倒されそうになる。
9時ちょうどに会場に入ると、どこのブースの前も行列ができていた。
メインである秋鮭のブースも大行列で、買う気満々の熱気を感じる。
すでに販売が始まっており、価格の説明を受けてから早速販売に参加。
5kgと3kgの袋で用意してあったが、すでに5kgは売り切れていた。ひょえ~。
昔はデパートの販売員だったこともあり、イベントにもよく駆り出されていた私。
普段の収穫作業では足手まといだが、昔とった杵柄、大声で景気をつけていこう!
軽トラックには3kgの袋が詰め込まれた60kg用の米袋がたくさん積まれていたが、
販売台に積んでも摘んでもどんどん売れていく。
皆、「5kgは無いの、10kgは無いの?」と残念そうだ。
あれだけあったお米が、1時間半ほどで完売してしまった。
結局、農場主さんが2往復して急ぎ袋詰めしたお米を追加したが、
これも昼すぎには完売した。
完売後は他のブースで販売している食品をお昼ごはんでご馳走になったり、
地元のかわい農園さんや、厚田くんせいさん、八幡ニさんなど見知った顔がブースに並んでいて
あいさつしたり、軽くお買いものしたりもできて、
アゴアシ付でイベントを楽しむことができた。
飛ぶ鳥農場さんのワイルドボーイズたちが、
出し物の『望来獅子舞』で踊っているところも応援できて、
なんか、移住してきた私も地元民として参加できてるなぁ、と嬉しかった。
いやぁ、それにしても、令和の米騒動の余波を体感しちゃったなぁ。
去年の作況は決して悪くなかった筈なのに、
店頭に並ぶべきお米は一体どこに消えているのやら。
こうして実際に作っている農家さんの顔を見て買ってくれることで
日々食べている農産物や農家さんへの理解が深まってくれたらいいなぁと願った。
直接農家さんと繋がって、顔を思い浮かべながら食べられるシアワセを、
都会に住む人達にも味わってもらいたい。
豊かな、豊かな、この恵みを。
この地の豊かさが都会と循環できたら本当にシアワセだよなぁ。
秋分の日の連休にぶつけて、
『浜益ふるさと祭り』、『石狩さけまつり』、
そして『厚田ふるさとあきあじ祭り』が連日行われる。
今日9/23はトリを飾る厚田の祭りなのだ。
厚田に移住してから、何も生産活動をせず何の貢献もできていない私は
こういう猫の手も借りたい時こそ、いざ、猫の手にならん!
とはいえ、車が1台のみなので、ダーリンが出払っちゃうと足が無い。
な~んと、送迎付きの猫の手になり、厚田の新米を売りにいくことになりました~。
イチゴ収穫が終わったあと、いったんおうちに戻って作業着から着替え、
お迎えに来ていただいて望来の『みなくる』という会場に向かう。
先に農場主さんとお嬢さんが準備で1時間半前に入っていたが、
9時のイベント開始前にすでに新米を買おうと30人ほどが並んでいる、と連絡が入る。
こんなことは今まで無かったらしい。
令和の米騒動でお客さんの鼻息が荒くなっているのかと、ちょっと気倒されそうになる。
9時ちょうどに会場に入ると、どこのブースの前も行列ができていた。
メインである秋鮭のブースも大行列で、買う気満々の熱気を感じる。
すでに販売が始まっており、価格の説明を受けてから早速販売に参加。
5kgと3kgの袋で用意してあったが、すでに5kgは売り切れていた。ひょえ~。
昔はデパートの販売員だったこともあり、イベントにもよく駆り出されていた私。
普段の収穫作業では足手まといだが、昔とった杵柄、大声で景気をつけていこう!
軽トラックには3kgの袋が詰め込まれた60kg用の米袋がたくさん積まれていたが、
販売台に積んでも摘んでもどんどん売れていく。
皆、「5kgは無いの、10kgは無いの?」と残念そうだ。
あれだけあったお米が、1時間半ほどで完売してしまった。
結局、農場主さんが2往復して急ぎ袋詰めしたお米を追加したが、
これも昼すぎには完売した。
完売後は他のブースで販売している食品をお昼ごはんでご馳走になったり、
地元のかわい農園さんや、厚田くんせいさん、八幡ニさんなど見知った顔がブースに並んでいて
あいさつしたり、軽くお買いものしたりもできて、
アゴアシ付でイベントを楽しむことができた。
飛ぶ鳥農場さんのワイルドボーイズたちが、
出し物の『望来獅子舞』で踊っているところも応援できて、
なんか、移住してきた私も地元民として参加できてるなぁ、と嬉しかった。
いやぁ、それにしても、令和の米騒動の余波を体感しちゃったなぁ。
去年の作況は決して悪くなかった筈なのに、
店頭に並ぶべきお米は一体どこに消えているのやら。
こうして実際に作っている農家さんの顔を見て買ってくれることで
日々食べている農産物や農家さんへの理解が深まってくれたらいいなぁと願った。
直接農家さんと繋がって、顔を思い浮かべながら食べられるシアワセを、
都会に住む人達にも味わってもらいたい。
豊かな、豊かな、この恵みを。
この地の豊かさが都会と循環できたら本当にシアワセだよなぁ。
頭部の傷、その後 [厚田民生活 二巡目]
流血の自転車転倒事故から1ヶ月。
傷も全快、生活にまったく支障はなく、大事に至らず本当によかった。
さして大きな傷でもないのだが、かさぶただけは厚くゴツいものがくっついているため、
ブラッシングだけは引っかからないように気をつけている。
でもね、やっぱり無意識に傷口に手がいっちゃうんだ。
そして、かさぶたの端がめくれてきているのが気になっちゃうんだ。
そうこうしているうちに、ぺろり、とかさぶたの一部が剥がれた。
え~。ほんの1㎜程度のかさぶたに、20本ほどの毛が、毛根ごと。
か、髪の毛って、こんな密度で生えてるんだ~~。
また、最近とみに増えだした白髪だが、抜けた中には白髪が無い。
あ~、黒髪ばかりが抜けたのかと思うと、なんか勿体無い気がする・・・。
それからというもの、時々傷痕にチリッ、と小さい痛みが走ることがある。
自分では見えない所だが、痛みの体感では、
まだ柔らかい薄い皮膚が、周囲の丈夫な皮膚に引っ張られてひきつれているような感触。
むむむ、まだ若いフレッシュな皮膚よ、裂けずに頑張っておくれよ~。
こうしてかさぶたが剥がれる度に、
頭部の3ヵ所目の縫合痕は、着々と一文字ハゲに成長していくのだった。
全部のかさぶたが剥がれてハゲが完成するまで、一週間くらいかな。
最後の大きなかさぶたの塊が剥がれる時、髪の毛はどれくらい抜けるんだろう。
怖いような、楽しみなような・・・。
まぁ、これまでの頭部縫合歴を考えると3個目のハゲなんで、珍しくはないんだが。(笑)
傷も全快、生活にまったく支障はなく、大事に至らず本当によかった。
さして大きな傷でもないのだが、かさぶただけは厚くゴツいものがくっついているため、
ブラッシングだけは引っかからないように気をつけている。
でもね、やっぱり無意識に傷口に手がいっちゃうんだ。
そして、かさぶたの端がめくれてきているのが気になっちゃうんだ。
そうこうしているうちに、ぺろり、とかさぶたの一部が剥がれた。
え~。ほんの1㎜程度のかさぶたに、20本ほどの毛が、毛根ごと。
か、髪の毛って、こんな密度で生えてるんだ~~。
また、最近とみに増えだした白髪だが、抜けた中には白髪が無い。
あ~、黒髪ばかりが抜けたのかと思うと、なんか勿体無い気がする・・・。
それからというもの、時々傷痕にチリッ、と小さい痛みが走ることがある。
自分では見えない所だが、痛みの体感では、
まだ柔らかい薄い皮膚が、周囲の丈夫な皮膚に引っ張られてひきつれているような感触。
むむむ、まだ若いフレッシュな皮膚よ、裂けずに頑張っておくれよ~。
こうしてかさぶたが剥がれる度に、
頭部の3ヵ所目の縫合痕は、着々と一文字ハゲに成長していくのだった。
全部のかさぶたが剥がれてハゲが完成するまで、一週間くらいかな。
最後の大きなかさぶたの塊が剥がれる時、髪の毛はどれくらい抜けるんだろう。
怖いような、楽しみなような・・・。
まぁ、これまでの頭部縫合歴を考えると3個目のハゲなんで、珍しくはないんだが。(笑)