移住1周年 [厚田民生活 二巡目]
ダーリンが帰宅してから、ご近所挨拶に回った。
6/30の大祓いには間に合わなかったが、茅の輪と小さなお茶菓子を添えて。
おかげさまで移住1周年を迎えました。
新規就農でもない、何をしようとしているかわからない、
どこの馬の骨とも知れない者を受け入れて、
「助けて」と言う前に「困っていないかい」と手を差し伸べてくれて、
なんとか1年を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
そんなことを、それぞれの方との思い出を絡めながら、感謝の気持ちを伝えた。
どなたも、「いやいや、なんもなんも」「できることしかしていない」と
笑顔で返してくれる。
ささやかなお返しについても覚えていてくれて、
「あれ、美味しかったよ~」と言ってくれる。
それぞれとお話をするだけで、もう、その笑顔が嬉しくって、嬉しくって。
不思議なご縁の連続で厚田に移住して、過ごすことができた1年。
予想を超える経験の連続で、
厚田に移住しなければできなかったことばかり。
4ヶ月間もデジタル遮断ができたことも、今となっては必要な体験だったと思う。
父を見送るなど、今までの人生の精算のような経験も多かった。
ダーリンに至っては、発足の地元だけでなく、
厚田の浜の方にもたくさんご縁ができて、本当に喜んでいる。
山を登るような感覚から、川を流れのまま下るような感覚への変化。
そして、今までよりも格段に、すべてのものが愛おしい。
移住して、本当によかった。
すべてに、感謝、感謝。
6/30の大祓いには間に合わなかったが、茅の輪と小さなお茶菓子を添えて。
おかげさまで移住1周年を迎えました。
新規就農でもない、何をしようとしているかわからない、
どこの馬の骨とも知れない者を受け入れて、
「助けて」と言う前に「困っていないかい」と手を差し伸べてくれて、
なんとか1年を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
そんなことを、それぞれの方との思い出を絡めながら、感謝の気持ちを伝えた。
どなたも、「いやいや、なんもなんも」「できることしかしていない」と
笑顔で返してくれる。
ささやかなお返しについても覚えていてくれて、
「あれ、美味しかったよ~」と言ってくれる。
それぞれとお話をするだけで、もう、その笑顔が嬉しくって、嬉しくって。
不思議なご縁の連続で厚田に移住して、過ごすことができた1年。
予想を超える経験の連続で、
厚田に移住しなければできなかったことばかり。
4ヶ月間もデジタル遮断ができたことも、今となっては必要な体験だったと思う。
父を見送るなど、今までの人生の精算のような経験も多かった。
ダーリンに至っては、発足の地元だけでなく、
厚田の浜の方にもたくさんご縁ができて、本当に喜んでいる。
山を登るような感覚から、川を流れのまま下るような感覚への変化。
そして、今までよりも格段に、すべてのものが愛おしい。
移住して、本当によかった。
すべてに、感謝、感謝。
暗い夜に想う [厚田民生活 二巡目]
もうすぐ新月。
月明かりが望めない夜の発足はかなり暗い。
各戸に街灯はあるものの、道路には灯りがないので、
お隣が遠い我が家の居間から周囲の灯りは見えない。
暗くなると思い出すのは、移住して間もない頃の心細かった時のことだ。
引越はしてきたものの、水が出ない・床がブカブカ・壁や床にネズミ穴、しかも
配管まわりは虫が巣食うアンタッチャブルゾーンがぽっかりと口を開けている。
おうちがまったく寛げない状況だった。
ダーリンはまだ札幌勤務で、深夜2時頃に帰宅するまでひとりきり。
苦手な虫たちがわらわらと湧き出てきて、その度に慄きパニックになり、
「真っ暗な世界に生きているのは私と虫たちだけ」と ほぼノイローゼ状態になっていた。
ネット環境も開通せず、ラジオの音だけが響くおうち。
サンルームが避難場所で、どこにも光が感じられない発足の暗闇を見ながら、
ひたすらダーリンの乗るステーションワゴン君の灯りを待っていた毎日。
鬱々とした夜を過ごしていたある夜。
細かい雨が降っていたのか、霧がかかっていたのか、記憶は定かではない。
霧状の水分がスクリーンの役目を果たしていたのか、
微かなぼぅっとした灯りを田んぼの向こうに発見した。
田んぼから一段低い場所に建っている、いちご農家さんのおうちの街灯だった。
街灯が直接見える位置にはないので、スクリーンがあって初めて感じられる微かな灯り。
「ああ、この地にも人が居てくれている」と、はっとした。
その灯りを発見したことで、俄然、「ひとりじゃない!」と勇気づけられたのだ。
ただ、それだけの出来事。
でも、精神的にはちょっとした転換点になった。
今晩はサンルームのガラスに、ポンッ、ポンッ、と小さな衝突音がする。
見ると、カエルが貼りついている。
ああ、真っ暗な夜とカエルの季節がやってきたんだ、また。
大きく違うのは、真っ暗な夜が憂鬱ではなくなったってことだ。
これを成長、適応、と呼びたいねぇ。
月明かりが望めない夜の発足はかなり暗い。
各戸に街灯はあるものの、道路には灯りがないので、
お隣が遠い我が家の居間から周囲の灯りは見えない。
暗くなると思い出すのは、移住して間もない頃の心細かった時のことだ。
引越はしてきたものの、水が出ない・床がブカブカ・壁や床にネズミ穴、しかも
配管まわりは虫が巣食うアンタッチャブルゾーンがぽっかりと口を開けている。
おうちがまったく寛げない状況だった。
ダーリンはまだ札幌勤務で、深夜2時頃に帰宅するまでひとりきり。
苦手な虫たちがわらわらと湧き出てきて、その度に慄きパニックになり、
「真っ暗な世界に生きているのは私と虫たちだけ」と ほぼノイローゼ状態になっていた。
ネット環境も開通せず、ラジオの音だけが響くおうち。
サンルームが避難場所で、どこにも光が感じられない発足の暗闇を見ながら、
ひたすらダーリンの乗るステーションワゴン君の灯りを待っていた毎日。
鬱々とした夜を過ごしていたある夜。
細かい雨が降っていたのか、霧がかかっていたのか、記憶は定かではない。
霧状の水分がスクリーンの役目を果たしていたのか、
微かなぼぅっとした灯りを田んぼの向こうに発見した。
田んぼから一段低い場所に建っている、いちご農家さんのおうちの街灯だった。
街灯が直接見える位置にはないので、スクリーンがあって初めて感じられる微かな灯り。
「ああ、この地にも人が居てくれている」と、はっとした。
その灯りを発見したことで、俄然、「ひとりじゃない!」と勇気づけられたのだ。
ただ、それだけの出来事。
でも、精神的にはちょっとした転換点になった。
今晩はサンルームのガラスに、ポンッ、ポンッ、と小さな衝突音がする。
見ると、カエルが貼りついている。
ああ、真っ暗な夜とカエルの季節がやってきたんだ、また。
大きく違うのは、真っ暗な夜が憂鬱ではなくなったってことだ。
これを成長、適応、と呼びたいねぇ。
地元野菜の季節が来た! [厚田民生活 二巡目]
おうちの畑はスタートしたばかりだが、
1日1本のペースでキュウリは収穫できている。
ズッキーニは株が小さいので実のサイズも小さいのだが、2日に1本は収穫している。
第一果は小指サイズ。
少しずつサイズアップしていく予感で、今は薬指サイズ。
葉がだんだん大きく、緑も濃くなってきているので、今後に期待が持てる。
ミニトマトも順調に実をつけている。
今朝はオレンジのミニトマトのうち、初めて黄色く色づいている実を見つけた。
9月初旬頃にジャガイモ収穫を予定しているが、
それまではこの3種で ちびちび収穫を楽しむことになるんだろうな。
お昼におうちに戻っていたら、顔役さんの奥様が野菜を届けて下すった。
袋の中にはカリフラワーと、インゲンと、ナスがたくさん。
「わぁ、立派! もうこんなに大きく育ったんですね~」
「どう、畑は順調?」
「畝を作るのに時間がかかっちゃってスタートが遅かったので、育ちはゆっくりです。
きっと育ってもこんなに大きくはならないと思いますね~」
「まぁ、これはハウスものだからね~。今年はなかなか6月の気温が上がらなかったから、
露地ものは うちだってまだまだよ」
などと話しながら、ありがたくいただいた。
ウチの畑では大豆もトウキビも、遅くに種を下ろしたので
まださっぱり姿カタチが見えず、成長度合いでいうと乳児くらいだ。
通りすがりに見るご近所さんの自家用畑はトウキビやエダマメ、長ネギなどが
青々と背を伸ばしていて、成人一歩手前、もう中学・高校生くらいの年頃かしら。
栽培方法も播種時期も違うので比較はできないが、
うちの子たちも あんな風に大きくなってくれるかなぁ、と重ね合わせてほっこりしちゃう。
これまで地元でも近隣でも、道の駅や直売所に出る野菜は葉物が中心だったが、
そろそろ実物野菜も出てくる時期になったんだなぁ。
明日は父の納骨で札幌だ。
帰り道は地物野菜を求めて直売所にでも寄ってみますか。
カラダにもココロにも、嬉しい季節がやってきたね。
1日1本のペースでキュウリは収穫できている。
ズッキーニは株が小さいので実のサイズも小さいのだが、2日に1本は収穫している。
第一果は小指サイズ。
少しずつサイズアップしていく予感で、今は薬指サイズ。
葉がだんだん大きく、緑も濃くなってきているので、今後に期待が持てる。
ミニトマトも順調に実をつけている。
今朝はオレンジのミニトマトのうち、初めて黄色く色づいている実を見つけた。
9月初旬頃にジャガイモ収穫を予定しているが、
それまではこの3種で ちびちび収穫を楽しむことになるんだろうな。
お昼におうちに戻っていたら、顔役さんの奥様が野菜を届けて下すった。
袋の中にはカリフラワーと、インゲンと、ナスがたくさん。
「わぁ、立派! もうこんなに大きく育ったんですね~」
「どう、畑は順調?」
「畝を作るのに時間がかかっちゃってスタートが遅かったので、育ちはゆっくりです。
きっと育ってもこんなに大きくはならないと思いますね~」
「まぁ、これはハウスものだからね~。今年はなかなか6月の気温が上がらなかったから、
露地ものは うちだってまだまだよ」
などと話しながら、ありがたくいただいた。
ウチの畑では大豆もトウキビも、遅くに種を下ろしたので
まださっぱり姿カタチが見えず、成長度合いでいうと乳児くらいだ。
通りすがりに見るご近所さんの自家用畑はトウキビやエダマメ、長ネギなどが
青々と背を伸ばしていて、成人一歩手前、もう中学・高校生くらいの年頃かしら。
栽培方法も播種時期も違うので比較はできないが、
うちの子たちも あんな風に大きくなってくれるかなぁ、と重ね合わせてほっこりしちゃう。
これまで地元でも近隣でも、道の駅や直売所に出る野菜は葉物が中心だったが、
そろそろ実物野菜も出てくる時期になったんだなぁ。
明日は父の納骨で札幌だ。
帰り道は地物野菜を求めて直売所にでも寄ってみますか。
カラダにもココロにも、嬉しい季節がやってきたね。
機械の力を借りるということ [厚田民生活 二巡目]
畑の敷き草がだいぶん痩せてきた。
風でも飛ばされただろうが、一番の原因は着々と腐植して土になっているからだと思う。
ところが、畑の周囲はゴツい草か、何度も頭を刈られた短い草しか生えていない。
その場所に必要な、現在の環境に適した草が生えてくるのだから
そのまま刈って敷けばいいだけの話だが、もっと草が欲しい。
そこでハタ、と思いつく。
おうちの庭や道路沿いの側溝の草刈りをして、それを持って行けばいいのでは?
多少畑とは環境が違うけど、基本的に生えている草は似通っている。
むしろ、側溝の草は種類も成長度合いも豊かだし、
真夏に旺盛に繁ってから刈るよりも、今刈るのが良いタイミングかも。
そんな訳で、今日は刈払機の登場なのだ。
初爆野郎、成長を見せることができるのか!?
始めてみると、慣れるのは案外早かった。
草刈りと言っても、はだか土が見えない程度に高刈りをしたいので、
地面に沿わせずにちょっと浮かせて撫で刈りをする。
硬い茎や小石が飛びにくいので、恐怖感も少なく、小一時間で刈り終えた。
やっぱり機械を使うと早いし、腰痛の心配もなくてゴキゲンだ。
道路に散らかった草をホウキで片づけながら、
アスファルトに叩きつけられた大きな毛虫や、
作業服に貼りついた小さな毛虫やナメクジの一部と思われるものを見つける。
ああ・・・。そうだね。
手鎌で草を刈ると、葉にとりついた毛虫は刈った葉っぱごと わざわざ移動するよね。
ナメクジだって、「ここに居ちゃダメっ!ペイッ!」って別の草むらに飛ばすよね。
機械だと、目の前で展開している「いのち」に目が向かないんだな。
大きな草の株元だって、手で刈る時は「お~、立派だねぇ。今回はちょっとスマンね」
なんて、刈る草にだって話しかけながらやってるのに、
刈払機だと『邪魔者を駆逐する』かのように容赦なく刃を当てる。
そういうことなんだね。
機械の力を借りるということは、自分の力以上の全能感みたいなものを得ちゃうんだ。
草が「いのち」ではなく「モノ」になっちゃう。
手鎌だと刃先の感触は自分の手の延長だけど、
刈払機の刃が当たる感触は もっともっと遠いモノ。
花盛りのブタナもアカツメクサもヒメジョオンも月見草も、調子に乗って刈っちゃって
たくさん庭にやってきていたハチや蝶がとまる先も奪ってしまったんだ。
機械の力は偉大だし便利だけど、
こういうことを意識した上で使っていこう。
大事にしてきたことを、ないがしろにしちゃったような気分にならないように、
うまく機械ともつきあっていこう。
ゆっくりでいいんだ。
きっと、いいバランスは見つかるはずだ。
風でも飛ばされただろうが、一番の原因は着々と腐植して土になっているからだと思う。
ところが、畑の周囲はゴツい草か、何度も頭を刈られた短い草しか生えていない。
その場所に必要な、現在の環境に適した草が生えてくるのだから
そのまま刈って敷けばいいだけの話だが、もっと草が欲しい。
そこでハタ、と思いつく。
おうちの庭や道路沿いの側溝の草刈りをして、それを持って行けばいいのでは?
多少畑とは環境が違うけど、基本的に生えている草は似通っている。
むしろ、側溝の草は種類も成長度合いも豊かだし、
真夏に旺盛に繁ってから刈るよりも、今刈るのが良いタイミングかも。
そんな訳で、今日は刈払機の登場なのだ。
初爆野郎、成長を見せることができるのか!?
始めてみると、慣れるのは案外早かった。
草刈りと言っても、はだか土が見えない程度に高刈りをしたいので、
地面に沿わせずにちょっと浮かせて撫で刈りをする。
硬い茎や小石が飛びにくいので、恐怖感も少なく、小一時間で刈り終えた。
やっぱり機械を使うと早いし、腰痛の心配もなくてゴキゲンだ。
道路に散らかった草をホウキで片づけながら、
アスファルトに叩きつけられた大きな毛虫や、
作業服に貼りついた小さな毛虫やナメクジの一部と思われるものを見つける。
ああ・・・。そうだね。
手鎌で草を刈ると、葉にとりついた毛虫は刈った葉っぱごと わざわざ移動するよね。
ナメクジだって、「ここに居ちゃダメっ!ペイッ!」って別の草むらに飛ばすよね。
機械だと、目の前で展開している「いのち」に目が向かないんだな。
大きな草の株元だって、手で刈る時は「お~、立派だねぇ。今回はちょっとスマンね」
なんて、刈る草にだって話しかけながらやってるのに、
刈払機だと『邪魔者を駆逐する』かのように容赦なく刃を当てる。
そういうことなんだね。
機械の力を借りるということは、自分の力以上の全能感みたいなものを得ちゃうんだ。
草が「いのち」ではなく「モノ」になっちゃう。
手鎌だと刃先の感触は自分の手の延長だけど、
刈払機の刃が当たる感触は もっともっと遠いモノ。
花盛りのブタナもアカツメクサもヒメジョオンも月見草も、調子に乗って刈っちゃって
たくさん庭にやってきていたハチや蝶がとまる先も奪ってしまったんだ。
機械の力は偉大だし便利だけど、
こういうことを意識した上で使っていこう。
大事にしてきたことを、ないがしろにしちゃったような気分にならないように、
うまく機械ともつきあっていこう。
ゆっくりでいいんだ。
きっと、いいバランスは見つかるはずだ。
わらしべ長者の季節 [厚田民生活 二巡目]
この週末、ダーリンの漁師食堂では団体予約が入っており、
今はメニュー構成の最終段階。仕入れや仕込みで気忙しい日々を過ごしている。
そんな朝、家庭菜園のご近所さんが現れて、
「先日はご丁寧に挨拶いただいて~」と大量の野菜を差し入れて下すった。
ダイコン、キュウリ、ピーマン、シシトウ。
どれもサイズが立派で、朝採れの瑞々しさで、ぴっちぴち、と音が出そうなくらい。
1日1本ペースでサイズも小さい うちの子キュウリ、
まだ収穫サイズまで育っていないピーマンやシシトウばかりな我が畑を思い浮かべる。
ダイコンは種播きすらしていないので、ありがたいことこの上ない。
いや~、心ばかりのご挨拶に添えた小さなお菓子が、
段ボールいっぱいの野菜になって帰ってきちゃいました~。恐縮、恐縮。
昨日は、きのこのご近所さんから、タモギタケの第二弾もいただいたのよ。
もぎたてキュウリが例のごとく1本だけあったので、
恥ずかしかったが、持ち帰っていただいた。(せめて普通サイズだったことが救い)
キュウリ1本だけ握りしめて戻っていく後ろ姿を思い出すだけで顔から火を噴きそうだ。
ジャガイモが採れたら、今度こそ絶対にお裾分けに行くぞ!
ダーリンも、「わらしべ長者になっちゃいました」と帰宅した。
団体さんのメニューの最後に地元メロンを出そうと考え、
メロンのご近所さんに仕入れの相談をしていたのだが、
帰り道に刺身用に柵どりしたヒラメを届けに寄ったら、メロンをいただいちゃったそうだ。
先週は顔役さんの奥様からもカリフラワーやインゲン、ナスをたくさんいただいたばかり。
いただくばかりで、どうしたもんかなぁ。
色々な移住者さんたちのブログや動画を見ると、
「たくさんお裾分けをいただくのにお返しができない」と同じように悩んでいる。
どこの地域でも多かれ少なかれ同じような状況なんだなぁ。
でも、すごいよね。全国どの地域でも同じように、
地域に仲間入りした人を気にかけて、「なんもなんも~」って助けてくれているんだ。
なんか、すごくありがたくて、シアワセな世界だよね。
全国各地の同志たち!
一緒に恐縮して、喜んで、有難がって、自分にできることを探していこうねっ!
ふう。それにしても暑い。
発足も30℃を超える一日になりそうだ。
つい先日まで、「エゾハルゼミのあと夏のセミの声が続かないね」、なんて言っていたが、
今日は夏のセミがガンガン鳴いているよ。
今はメニュー構成の最終段階。仕入れや仕込みで気忙しい日々を過ごしている。
そんな朝、家庭菜園のご近所さんが現れて、
「先日はご丁寧に挨拶いただいて~」と大量の野菜を差し入れて下すった。
ダイコン、キュウリ、ピーマン、シシトウ。
どれもサイズが立派で、朝採れの瑞々しさで、ぴっちぴち、と音が出そうなくらい。
1日1本ペースでサイズも小さい うちの子キュウリ、
まだ収穫サイズまで育っていないピーマンやシシトウばかりな我が畑を思い浮かべる。
ダイコンは種播きすらしていないので、ありがたいことこの上ない。
いや~、心ばかりのご挨拶に添えた小さなお菓子が、
段ボールいっぱいの野菜になって帰ってきちゃいました~。恐縮、恐縮。
昨日は、きのこのご近所さんから、タモギタケの第二弾もいただいたのよ。
もぎたてキュウリが例のごとく1本だけあったので、
恥ずかしかったが、持ち帰っていただいた。(せめて普通サイズだったことが救い)
キュウリ1本だけ握りしめて戻っていく後ろ姿を思い出すだけで顔から火を噴きそうだ。
ジャガイモが採れたら、今度こそ絶対にお裾分けに行くぞ!
ダーリンも、「わらしべ長者になっちゃいました」と帰宅した。
団体さんのメニューの最後に地元メロンを出そうと考え、
メロンのご近所さんに仕入れの相談をしていたのだが、
帰り道に刺身用に柵どりしたヒラメを届けに寄ったら、メロンをいただいちゃったそうだ。
先週は顔役さんの奥様からもカリフラワーやインゲン、ナスをたくさんいただいたばかり。
いただくばかりで、どうしたもんかなぁ。
色々な移住者さんたちのブログや動画を見ると、
「たくさんお裾分けをいただくのにお返しができない」と同じように悩んでいる。
どこの地域でも多かれ少なかれ同じような状況なんだなぁ。
でも、すごいよね。全国どの地域でも同じように、
地域に仲間入りした人を気にかけて、「なんもなんも~」って助けてくれているんだ。
なんか、すごくありがたくて、シアワセな世界だよね。
全国各地の同志たち!
一緒に恐縮して、喜んで、有難がって、自分にできることを探していこうねっ!
ふう。それにしても暑い。
発足も30℃を超える一日になりそうだ。
つい先日まで、「エゾハルゼミのあと夏のセミの声が続かないね」、なんて言っていたが、
今日は夏のセミがガンガン鳴いているよ。
ほっこりする便り [厚田民生活 二巡目]
朝霧が晴れると、あっという間に気温が上がってきた。
今日も30℃超えの予報だ。畑の様子だけ見て来よう。
ああ、やっぱり暑い。畑作業は控えて、ズッキーニを1本だけ収穫して帰ってきた。
おうちに戻って水分補給するが、とうとう梅シロップが底をついてしまった。
青シソも赤シソも、常食できるほどには育ってないからシロップ作りには程遠いなぁ。
興味ありつつも気が進まない、ドクダミ酵素ドリンクづくりに着手するしかないか・・・。
いや、やるにしても、もう少し涼しい日にしよう。今日は草刈りはしたくない。
生姜がたくさんあるので、後でジンジャーシロップの作り方でも検索しますかね。
そうこうするうちに、宅配業者さんがやってきた。
先日の墓参りで1年ぶりに会えた、東京のいとこからだった。
「去年おみやげで貰った濃厚なくるみのお菓子、すごく美味しかったよ!」
とお礼をしたら、なんとそのお菓子を送って来てくれたのだ。
買うにも延々と並んで買わなきゃならない名店のお菓子。
厚田よりもずっとずっと暑いのに、溶けそうになりながら買ってくれたに違いない。
ただでさえ濃厚なお菓子が、思いも乗っかって とんでもなく美味しくいただけそうだ。
お酒やご飯のお供も同梱されていて、どれも美味しそう。
お! 徳島の半田めんも入ってる! 同封の手紙では、いとこの最近のお気に入りだそうな。
先月広島から厚田に来訪してくれた友人にもいただいた、大好きな半田めん。
実は移住のご縁を繋いでくれた飛ぶ鳥農場さんは徳島出身。
ご実家からの徳島名産品を何度もお裾分けいただいていて、食卓にのぼることも多いのだ。
この発足の地も、徳島からの入植者が拓いた土地でもあるという。
なんか、色々なところで繋がっているんだなぁ、縁って不思議だなぁ、と思う。
早速、半田めんに山形のだしをのっけて、さっぱりと冷たい麺をいただく。
因みに、山形は私の祖父の出身地だ。祖父も北海道に来る前は食べていたのかも。
う~む、極楽、極楽。
まわりの人たちが皆、美味しいもの好きで良かった。いつも、絶対、美味しいもんなぁ。
団体予約のお客さんの仕事が終わって、
久々に陽が落ちる前にダーリンが帰ってきた。
気忙しさから解放されて、やっとほっこりした顔に戻ってきたね。
そんな中、飛ぶ鳥農場さんから電話。
「猫を飼いたい、って探してらしたですよね? 知り合いの所で子猫が生まれたそうです」
きゃ~~~! 是非、是非!
まだやっと乳離れしたところらしく、いつお迎えするかはわからないけど、
とうとう猫ともご縁ができたかも!
遠くても、直接じゃなくても、細い繋がりでも、
色々な形で色々な所と、人と、動物と、ご縁ができているのかな。
ほっこりする便りを見ながら、安堵してほっこりした表情のダーリンと、
猫が居るほっこりした生活を想像する夜。
ほっこり、ほっこり。
今日も30℃超えの予報だ。畑の様子だけ見て来よう。
ああ、やっぱり暑い。畑作業は控えて、ズッキーニを1本だけ収穫して帰ってきた。
おうちに戻って水分補給するが、とうとう梅シロップが底をついてしまった。
青シソも赤シソも、常食できるほどには育ってないからシロップ作りには程遠いなぁ。
興味ありつつも気が進まない、ドクダミ酵素ドリンクづくりに着手するしかないか・・・。
いや、やるにしても、もう少し涼しい日にしよう。今日は草刈りはしたくない。
生姜がたくさんあるので、後でジンジャーシロップの作り方でも検索しますかね。
そうこうするうちに、宅配業者さんがやってきた。
先日の墓参りで1年ぶりに会えた、東京のいとこからだった。
「去年おみやげで貰った濃厚なくるみのお菓子、すごく美味しかったよ!」
とお礼をしたら、なんとそのお菓子を送って来てくれたのだ。
買うにも延々と並んで買わなきゃならない名店のお菓子。
厚田よりもずっとずっと暑いのに、溶けそうになりながら買ってくれたに違いない。
ただでさえ濃厚なお菓子が、思いも乗っかって とんでもなく美味しくいただけそうだ。
お酒やご飯のお供も同梱されていて、どれも美味しそう。
お! 徳島の半田めんも入ってる! 同封の手紙では、いとこの最近のお気に入りだそうな。
先月広島から厚田に来訪してくれた友人にもいただいた、大好きな半田めん。
実は移住のご縁を繋いでくれた飛ぶ鳥農場さんは徳島出身。
ご実家からの徳島名産品を何度もお裾分けいただいていて、食卓にのぼることも多いのだ。
この発足の地も、徳島からの入植者が拓いた土地でもあるという。
なんか、色々なところで繋がっているんだなぁ、縁って不思議だなぁ、と思う。
早速、半田めんに山形のだしをのっけて、さっぱりと冷たい麺をいただく。
因みに、山形は私の祖父の出身地だ。祖父も北海道に来る前は食べていたのかも。
う~む、極楽、極楽。
まわりの人たちが皆、美味しいもの好きで良かった。いつも、絶対、美味しいもんなぁ。
団体予約のお客さんの仕事が終わって、
久々に陽が落ちる前にダーリンが帰ってきた。
気忙しさから解放されて、やっとほっこりした顔に戻ってきたね。
そんな中、飛ぶ鳥農場さんから電話。
「猫を飼いたい、って探してらしたですよね? 知り合いの所で子猫が生まれたそうです」
きゃ~~~! 是非、是非!
まだやっと乳離れしたところらしく、いつお迎えするかはわからないけど、
とうとう猫ともご縁ができたかも!
遠くても、直接じゃなくても、細い繋がりでも、
色々な形で色々な所と、人と、動物と、ご縁ができているのかな。
ほっこりする便りを見ながら、安堵してほっこりした表情のダーリンと、
猫が居るほっこりした生活を想像する夜。
ほっこり、ほっこり。
できることで循環する [厚田民生活 二巡目]
以前ちらっとお話ししたことがあるご近所さんが訪ねていらした。
道の駅あいろーど厚田に梅を卸されている、梅のご近所さんだ。
「あんまりいい梅じゃないけど、要るかい」
「要りますっ」
「俺は梅酒くらいしか作らないけど、何に使うの」
「梅干しも作るし、梅シロップなんかなんぼあっても大丈夫ですから」
「梅シロップか。作ったことないなぁ。傷のある梅でもいいのかい」
「むしろ傷んだ部分を取った所からエキスが出やすいから、傷のある梅は大歓迎です」
「したら傷ある奴は捨てるつもりだったからやるよ」
「じゃ、その梅でシロップ作って持って行きます!」
交渉成立。
赤いブチ模様があって陽によくあたった、完熟梅。
サイズも大小さまざま。傷やシワもあったりするけど、
地元発足で育った、めんこいめんこい梅。
今季最後の梅仕事は、地元産で締めよう。
そして、これでまたひとつ、なんやかやとお話ができるご近所さんが増えた。
大好きな梅仕事で、ご近所ともちょっと距離が縮まる。
できること、すきなことを提供して、提供された側も同じように提供して循環する。
こんな嬉しいことはないねぇ。
道の駅あいろーど厚田に梅を卸されている、梅のご近所さんだ。
「あんまりいい梅じゃないけど、要るかい」
「要りますっ」
「俺は梅酒くらいしか作らないけど、何に使うの」
「梅干しも作るし、梅シロップなんかなんぼあっても大丈夫ですから」
「梅シロップか。作ったことないなぁ。傷のある梅でもいいのかい」
「むしろ傷んだ部分を取った所からエキスが出やすいから、傷のある梅は大歓迎です」
「したら傷ある奴は捨てるつもりだったからやるよ」
「じゃ、その梅でシロップ作って持って行きます!」
交渉成立。
赤いブチ模様があって陽によくあたった、完熟梅。
サイズも大小さまざま。傷やシワもあったりするけど、
地元発足で育った、めんこいめんこい梅。
今季最後の梅仕事は、地元産で締めよう。
そして、これでまたひとつ、なんやかやとお話ができるご近所さんが増えた。
大好きな梅仕事で、ご近所ともちょっと距離が縮まる。
できること、すきなことを提供して、提供された側も同じように提供して循環する。
こんな嬉しいことはないねぇ。
激安品と運命の出会い [厚田民生活 二巡目]
はて。昨日の日記を入力したはずだが。
しかも昨日ブログにUPした日記も、PC本体の方は中途半端なところで消えている。
あ~、また子猫たちがキーボードに乗ってしまったかぁ。
日々、あちこちの子猫防止トラップが突破されているなぁ・・・。
父の祭壇をネズミが荒らしたことで「猫をおうち防衛軍に加えたい」と考えたが、
この分じゃ おうち防衛軍 自らが祭壇を荒らす日も そう遠くない気がする。
いやはや、こりゃ真面目に模様替えを考えなくてはならないぞ。
今日はイチゴのお手伝いが休みなのを利用して、当別に買い出しに行こう。
札幌へ行っても用は足せるが、お盆中は海岸線沿いの国道は渋滞するらしい。
確かに、国道沿いには大きな霊園・地域の小さな霊園がいくつもあって、
お墓参りで混みそうだ。
当別にもホームセンターやスーパー、銀行があるし、何より混雑していないのがいい。
お盆のお供えやお花、保存瓶や猫砂など、
トドック宅配だけでは賄いきれないものを買うのと、運転をするのが楽しみだ。
ダーリンをお店に送って、そのまま車を借り、
ゴミ出しなどの些細な家事を済ませてから当別に向かう。
暑いことは暑いが、山越えの道は日陰が多く爽やかだ。
山を越えると、ふくろう湖。今日は湖面がが光ってキレイだ。
風や光の加減でいつも違う顔をしている ふくろう湖。
風が無い時の鏡のような水面も静謐で畏さもある独特の美しさだが、
こうしたキラキラした湖面も夏らしくていいなぁ。
こんな ひとりドライブもオツだなぁ。
当別市街で なんやかやと買い物をして最後にホームセンターに行った。
予定していた必要品を揃えてから何気に作業着コーナーを見てみた。
農作業用のヤッケとか撥水のシャカパンとかをフムフムと品定めしていたら、
女性用ツナギが998円で、ショート長靴(変な日本語)が298円だった!
どちらも1点しかなく、しかも私のジャストサイズ!
これは運命の出会いだ、とカゴに入れてご満悦で帰宅したのだった。
なんか、必要品を買いにお店をグルグル回るのも楽しいけど、
「必要だけど、そんなに予算をかけるほどじゃないしなぁ」と渋っているモノに
はからずも出会ってしまうのって、嬉しいもんだねぇ。
いつもイチゴのお手伝いの時、「膝下までの長靴って暑いなぁ」と思っていたので、
ショート長靴(変な日本語)がこんなに手軽な値段で買えて嬉しいっ。
早速明日履いて行こうかな、と試着したら、子猫の引っ掻き傷に当たって痛い。
う~ん、残念。傷が治った時の楽しみにとっておくかぁ。
ツナギは派手な真っ赤っか。
これも今の気温じゃ暑いので、少し肌寒くなってきた時の楽しみにとっておこう。
ふふふ。ワンピースとかを買うよりワクワクする買物になっちゃったね。
しかも昨日ブログにUPした日記も、PC本体の方は中途半端なところで消えている。
あ~、また子猫たちがキーボードに乗ってしまったかぁ。
日々、あちこちの子猫防止トラップが突破されているなぁ・・・。
父の祭壇をネズミが荒らしたことで「猫をおうち防衛軍に加えたい」と考えたが、
この分じゃ おうち防衛軍 自らが祭壇を荒らす日も そう遠くない気がする。
いやはや、こりゃ真面目に模様替えを考えなくてはならないぞ。
今日はイチゴのお手伝いが休みなのを利用して、当別に買い出しに行こう。
札幌へ行っても用は足せるが、お盆中は海岸線沿いの国道は渋滞するらしい。
確かに、国道沿いには大きな霊園・地域の小さな霊園がいくつもあって、
お墓参りで混みそうだ。
当別にもホームセンターやスーパー、銀行があるし、何より混雑していないのがいい。
お盆のお供えやお花、保存瓶や猫砂など、
トドック宅配だけでは賄いきれないものを買うのと、運転をするのが楽しみだ。
ダーリンをお店に送って、そのまま車を借り、
ゴミ出しなどの些細な家事を済ませてから当別に向かう。
暑いことは暑いが、山越えの道は日陰が多く爽やかだ。
山を越えると、ふくろう湖。今日は湖面がが光ってキレイだ。
風や光の加減でいつも違う顔をしている ふくろう湖。
風が無い時の鏡のような水面も静謐で畏さもある独特の美しさだが、
こうしたキラキラした湖面も夏らしくていいなぁ。
こんな ひとりドライブもオツだなぁ。
当別市街で なんやかやと買い物をして最後にホームセンターに行った。
予定していた必要品を揃えてから何気に作業着コーナーを見てみた。
農作業用のヤッケとか撥水のシャカパンとかをフムフムと品定めしていたら、
女性用ツナギが998円で、ショート長靴(変な日本語)が298円だった!
どちらも1点しかなく、しかも私のジャストサイズ!
これは運命の出会いだ、とカゴに入れてご満悦で帰宅したのだった。
なんか、必要品を買いにお店をグルグル回るのも楽しいけど、
「必要だけど、そんなに予算をかけるほどじゃないしなぁ」と渋っているモノに
はからずも出会ってしまうのって、嬉しいもんだねぇ。
いつもイチゴのお手伝いの時、「膝下までの長靴って暑いなぁ」と思っていたので、
ショート長靴(変な日本語)がこんなに手軽な値段で買えて嬉しいっ。
早速明日履いて行こうかな、と試着したら、子猫の引っ掻き傷に当たって痛い。
う~ん、残念。傷が治った時の楽しみにとっておくかぁ。
ツナギは派手な真っ赤っか。
これも今の気温じゃ暑いので、少し肌寒くなってきた時の楽しみにとっておこう。
ふふふ。ワンピースとかを買うよりワクワクする買物になっちゃったね。
突然の停電 [厚田民生活 二巡目]
ダーリンを送り出し、子猫たちのトイレの始末をしながらYouTubeで音楽をかけていたら
突然PCの電源が落ちた。
冷蔵庫をチラッと開けると庫内灯が点かない。
あ~、停電だ。
めったに起こることではないが、ここへ来ての停電は2回目だ。
前回は雷雨の夜。去年の秋だったかなぁ。
就寝中に点けている常夜灯がゆらめいた後、消えた。
すぐ点いたが、またゆらめいて消える。不安定なので何度か停電するかも、と思った。
案の定、その夜は何度も停電し、眠りが浅い中、
眼を覚ます度に点いたり消えたりを繰り返した。
「こりゃあトイレに入ってる最中に停電したらこの暗がりじゃ何にもできないな」と思い
復旧している間に枕元に電池式の小さな照明と缶入りローソク、ライターを置いた。
以来、枕元には常にこのセットを常備するようになったのだった。
今回は日中で、冷蔵庫とPC以外はすぐに困るものがない。
それでも、もし数時間でも停電したままだと
冷凍保存していた食品がオシャカになっちゃうなぁ、と心配ではあった。
途中、イチゴ農家さんからお手伝いの日程確認のメールが来て、
スケジュール確認ついでに「ウチでは今、停電中ですが、そちらはどうですか?」と
返信しておいた。
元々、稼働している家電製品が少ない家ではあるが、PCからの音も、扇風機も、
冷蔵庫やトイレ換気扇の音もなくなると、本当に静かだ。
いつもは ちびっこギャング達の走り回る音がしているが、彼らも静かに寝ている。
鳥の声と虫の声、たまに走り去る車の音だけの、穏やかな世界。
2時間ほどして、昼前に停電は復旧した。
ほくでんの停電情報を見てみると、「車両衝突・接触等による影響」とのことだった。
イチゴ農家さんからも「復旧しました~」と連絡があり、
冷蔵庫内の商品にも特に影響はなかったようで何事もなくてよかった。
これが冬だったら・・・ボイラーを使って入浴中だったら・・・
2時間で復旧しなかったら・・・
色々思い浮かべると、今あるインフラって本当にありがたいモノなんだなぁと実感した。
異常気象やら地震・噴火・台風の可能性を声高に警告されている昨今、
停電は日頃の備えを見直し、現状の感謝すべき点をも見直す、良いきっかけかもね。
突然PCの電源が落ちた。
冷蔵庫をチラッと開けると庫内灯が点かない。
あ~、停電だ。
めったに起こることではないが、ここへ来ての停電は2回目だ。
前回は雷雨の夜。去年の秋だったかなぁ。
就寝中に点けている常夜灯がゆらめいた後、消えた。
すぐ点いたが、またゆらめいて消える。不安定なので何度か停電するかも、と思った。
案の定、その夜は何度も停電し、眠りが浅い中、
眼を覚ます度に点いたり消えたりを繰り返した。
「こりゃあトイレに入ってる最中に停電したらこの暗がりじゃ何にもできないな」と思い
復旧している間に枕元に電池式の小さな照明と缶入りローソク、ライターを置いた。
以来、枕元には常にこのセットを常備するようになったのだった。
今回は日中で、冷蔵庫とPC以外はすぐに困るものがない。
それでも、もし数時間でも停電したままだと
冷凍保存していた食品がオシャカになっちゃうなぁ、と心配ではあった。
途中、イチゴ農家さんからお手伝いの日程確認のメールが来て、
スケジュール確認ついでに「ウチでは今、停電中ですが、そちらはどうですか?」と
返信しておいた。
元々、稼働している家電製品が少ない家ではあるが、PCからの音も、扇風機も、
冷蔵庫やトイレ換気扇の音もなくなると、本当に静かだ。
いつもは ちびっこギャング達の走り回る音がしているが、彼らも静かに寝ている。
鳥の声と虫の声、たまに走り去る車の音だけの、穏やかな世界。
2時間ほどして、昼前に停電は復旧した。
ほくでんの停電情報を見てみると、「車両衝突・接触等による影響」とのことだった。
イチゴ農家さんからも「復旧しました~」と連絡があり、
冷蔵庫内の商品にも特に影響はなかったようで何事もなくてよかった。
これが冬だったら・・・ボイラーを使って入浴中だったら・・・
2時間で復旧しなかったら・・・
色々思い浮かべると、今あるインフラって本当にありがたいモノなんだなぁと実感した。
異常気象やら地震・噴火・台風の可能性を声高に警告されている昨今、
停電は日頃の備えを見直し、現状の感謝すべき点をも見直す、良いきっかけかもね。
多忙だったお盆もひと段落 [厚田民生活 二巡目]
ダーリンの働く漁師食堂でも、たまにお弁当やオードブルの予約が入るらしい。
お盆休み最終日。
この日曜日で毎日忙しかったお盆の連日営業がひと段落し、
オードブルを納品した後は久々にお休みだそうな。それも3連休。
毎日疲弊して帰宅していたので、やっと休みになると聞いて ほっとした。
ところで、どんなオードブルだったの?
「若鶏の半身揚げと、クリームコロッケと、カスベの唐揚げと、刺身と、鯖の棒寿司と・・・
ポテトフライとサラダくらいだったかな」
うわぁ、美味しそう。写真には撮った?
「全く思いつかなかった」
見たかったなぁ。(本当言うと食べてみたかったなぁ)
今後のオードブルの注文見本にもなるから、撮っておくといいのに。
「ああ、そういう発想もあるね」
やっとひと段落だね。忙しいなか、本当にお疲れ様。3連休はゆっくりできるね。
「食材が底をついたので札幌に仕入れに行かないと」
そっか~。子猫たちのドライフードとか、祭壇のお花を買いたいから一緒に行こうね。
そんな、ほっと一息ついた夜だった。
翌朝は、私が事件を起こすとも知らずに・・・。
お盆休み最終日。
この日曜日で毎日忙しかったお盆の連日営業がひと段落し、
オードブルを納品した後は久々にお休みだそうな。それも3連休。
毎日疲弊して帰宅していたので、やっと休みになると聞いて ほっとした。
ところで、どんなオードブルだったの?
「若鶏の半身揚げと、クリームコロッケと、カスベの唐揚げと、刺身と、鯖の棒寿司と・・・
ポテトフライとサラダくらいだったかな」
うわぁ、美味しそう。写真には撮った?
「全く思いつかなかった」
見たかったなぁ。(本当言うと食べてみたかったなぁ)
今後のオードブルの注文見本にもなるから、撮っておくといいのに。
「ああ、そういう発想もあるね」
やっとひと段落だね。忙しいなか、本当にお疲れ様。3連休はゆっくりできるね。
「食材が底をついたので札幌に仕入れに行かないと」
そっか~。子猫たちのドライフードとか、祭壇のお花を買いたいから一緒に行こうね。
そんな、ほっと一息ついた夜だった。
翌朝は、私が事件を起こすとも知らずに・・・。