ふわふわに覆われて

昨日はあの後ブルが入ってくれて駐車場をキレイにさらってくれたので
結局2度目の雪かきはしなかった。
数日間の強風にさらされる前の風景には 真綿でくるまれたように角がなかったのに、
風がおさまってみると、雪原の段差や風がぶつかる障害物の周りには
砂丘の風紋のようにエッジが立っていた。
おうちの周囲もま～るくエッジが立っていて、障害物の周りを
風が回っていたのがよくわかる。
「このおうちが風の盾になってくれたんだなぁ」と実感する。
普段目に見えない風の形が見えるようで、これはこれで面白いモンだ。

強風で均されて、「僕たちのけもの道」はずいぶん埋まってしまった。
元々、オンコの木が屋根のように覆っている林の中は積雪が少ないのだが、
横から吹き込む風の通り道があるため、道は平らに均されてしまっていた。
林の入口・出口は枝に覆われていないので積雪＋吹き込みで腰までの深さが埋まった。

発掘した汲取り口は塞がってしまった。
ただ、玄関前ほど吹き溜まってはいなかったので、水道メーターは隠れずに残っていた。
週明けに汲取りの依頼をしたら、直前にしっかり除雪すればなんとかなりそう。


がんばって軒下のスペースを作ったつもりだったが、
こうして写真に撮ってみると、一回の落雪ですぐ突っかえちゃいそうだね。



猫たちと一緒に外に出て、雪かきをする。
埋まっていたサンルーム下の入口を開けて、隠れ場所を確保してから

「僕たちのけもの道」の除雪を始める。
かなり深く吹き溜まっている所もあるので、
スコップの幅で雪かきをするのもけっこう大変だ。
猫たちはこの道を走りたくて、雪かきしている背後まで来るが、すぐ戻って行く。
せっせと道を開けながら ふと振り向くと、
猫たちが雪かきの背後で道が開くのを座って待っている。現金だなぁ。
今日の雪は ふわっふわだから、いつもより埋まりやすいのかもね。
猫たちの目線からすると、この道、八甲田山の雪の回廊みたいな風景なんだろうなぁ。

雪かきを終えて、顔を上げると、
枝にふんわり積もった雪が なんとも可愛らしかった。

毎日のように降る雪だけど、日々表情が違って、
飽きないね。

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