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お手入れをサボっている間に [家庭菜園]

2日ほどは たんこぶも傷口も腫れて、じわじわと血も滲み出していた。
ガーゼをあててバンダナで固定していたが、血が滲まなくなるまで木曜日までかかった。
血が滲まなくなった頃、いつのまにか たんこぶも無くなっていた。
寝る時にどうしても傷があたるので、常に右側を下にして横向きで寝なければいけない。
眠るとついつい寝返りを打って「痛い!」とビクッと起きるので眠りは常に浅い。
ぼうっとしているのか、とにかく眠たい3日間を過ごす。
ダーリンの3連休はただただ主婦業で埋め尽くされる、という申し訳ない状態だった。

とはいえ、翌々日には普通にお手伝いにも復帰し、通常の生活が始まった。
ダーリンが森のお散歩のついでに畑もチェックしてくれて、
ちょこちょこ収穫をしてくれていたが、草たちがぼうぼうで、畝が埋まってしまいそうだ。
醪郷醤太郎くんの櫂入れも、糠床のお手入れもサボっていた。
今日は一気に溜めていたお世話分を取り戻さねば。
雨が降る前に、枯れてきたトウヤ種のジャガイモも試し掘りしておきたい。
まだ定植してから80日程度だけど、大丈夫なんだろうか。


醪郷醤太郎くんは、表面がかなり濃い色になっていたものの、
櫂入れをするとポコポコと空気を吐きだして、いい香りのままだったので、ひと安心。
ヘラについた醪を味見すると、味噌と醤油の中間のような美味しい滴だった。
糠床は表面が白くなっていたが、念のため少しこそぎ取って
しっかり空気を含ませながら混ぜていくと、糠床のいい香り。これも大丈夫そう。

畑は草刈りまでやると おそらくオーバーワークになるだろうから、
収穫と整枝だけ、と決めて作業した。
ごく浅植えにしたので芋の緑化が心配だったが、さほど緑化イモも無かったので
一気にトウヤを掘り上げた。
宿根草の根を取り除くことすらせずに、種イモの部分だけ根を切って浅く植えただけなのに、
あの張り巡らされた根はどこへ消えたのか、
ほろほろの柔らかい土の中から、小さめのたくさんのジャガイモが出てきた。
これが、本日の収穫。
0821 トウヤ試し掘り.jpg

お手入れをまったくしていなかったのに、
みんな立派に育ってくれて。
元々ここに育っていた草たちも元気に旺盛に繁っている中、大きくなってくれていた。
ピーマンなんか、支柱すら立てていないのに、まぁ、すっくと立ち上がって
たわわに実をつけている。自然児たちはたくましいなぁ。
不思議と虫食いもほぼ無く、害獣被害も無い。
やせ地と思っていたのに、ひとりでにバランスを取りながら
どの子にとっても健やかな畑になっているのかなぁ、と感動しきりだった。


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