できることで循環する [厚田民生活 二巡目]
以前ちらっとお話ししたことがあるご近所さんが訪ねていらした。
道の駅あいろーど厚田に梅を卸されている、梅のご近所さんだ。
「あんまりいい梅じゃないけど、要るかい」
「要りますっ」
「俺は梅酒くらいしか作らないけど、何に使うの」
「梅干しも作るし、梅シロップなんかなんぼあっても大丈夫ですから」
「梅シロップか。作ったことないなぁ。傷のある梅でもいいのかい」
「むしろ傷んだ部分を取った所からエキスが出やすいから、傷のある梅は大歓迎です」
「したら傷ある奴は捨てるつもりだったからやるよ」
「じゃ、その梅でシロップ作って持って行きます!」
交渉成立。
赤いブチ模様があって陽によくあたった、完熟梅。
サイズも大小さまざま。傷やシワもあったりするけど、
地元発足で育った、めんこいめんこい梅。
今季最後の梅仕事は、地元産で締めよう。
そして、これでまたひとつ、なんやかやとお話ができるご近所さんが増えた。
大好きな梅仕事で、ご近所ともちょっと距離が縮まる。
できること、すきなことを提供して、提供された側も同じように提供して循環する。
こんな嬉しいことはないねぇ。
道の駅あいろーど厚田に梅を卸されている、梅のご近所さんだ。
「あんまりいい梅じゃないけど、要るかい」
「要りますっ」
「俺は梅酒くらいしか作らないけど、何に使うの」
「梅干しも作るし、梅シロップなんかなんぼあっても大丈夫ですから」
「梅シロップか。作ったことないなぁ。傷のある梅でもいいのかい」
「むしろ傷んだ部分を取った所からエキスが出やすいから、傷のある梅は大歓迎です」
「したら傷ある奴は捨てるつもりだったからやるよ」
「じゃ、その梅でシロップ作って持って行きます!」
交渉成立。
赤いブチ模様があって陽によくあたった、完熟梅。
サイズも大小さまざま。傷やシワもあったりするけど、
地元発足で育った、めんこいめんこい梅。
今季最後の梅仕事は、地元産で締めよう。
そして、これでまたひとつ、なんやかやとお話ができるご近所さんが増えた。
大好きな梅仕事で、ご近所ともちょっと距離が縮まる。
できること、すきなことを提供して、提供された側も同じように提供して循環する。
こんな嬉しいことはないねぇ。