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新たなパン屋さんと出会う [お気に入りのお店]

今さら先週の話だけど。
いつものように当別のノルトエッセンさんにパンを買いに行った。
道すがら、違うパン屋さんを覗いて見たくなった。
6月に友人が遠方から遊びに来てくれた時、連れて行ったものの休みだったお店、
『パン屋きみかげ』さん。
スズランの絵の木の看板。
スズランの別名=君影草から名付けたらしいこと、
忍路(おしょろ:小樽の余市寄りの場所)の名店『エグ・ヴィヴ』で修業したらしいことを
以前何かで聞きかじって、気になっていたお店だ。


国道からほんのちょっと入っただけなのに、
三方が田んぼや畑に囲まれて、ず~っと遠くまで広々と見渡せる。
枯色の圃場と晴天の青い空が、地平線でくっきり二分されて、
「おお、まるでウクライナ国旗かエアドゥのマークか、って」と感心した。
荒々しい山地からストンっと崖になっている日本海側の風景とは全く違う、
まさに石狩平野だなぁ、という風景の中に、木造の可愛いお店があった。

えーと、写真は、ありません。(笑)
エグ・ヴィヴのクロワッサンが食べたくて、お弟子さんなら似ているかも?と購入。
他にも、ずっしり大きいパン・コンプレ、フィナンシェ、
グリーンオリーブとカシューナッツのパンを購入。
パン好きのくせに軽い小麦アレルギーと思われる私としては
自家製発酵種、道産小麦100%、当別産スペルト小麦、など
わぁ、と思わず目が輝いちゃうような文言が溢れる店内。
焼菓子もあるので、女子は気分が上がるお店だなぁ。

大好きなタイプのクロワッサンだったし、
ハード系のパンたちは外側パリッ、で中がしっとり。道産小麦らしいパン。
いつも食べているノルトエッセンさんとは、また違う個性で美味しかった。
背後に山が控えていて、湧水や池があるワイルドなお庭のノルトエッセンさんと、
広々した平野の中の、パン屋きみかげさん。
個性は違えど、お店のたたずまいは、まんま、パンの味と相似形のようだ。
ていねいに、きちんとお仕事していると、
色んなことに作り手の意識が宿るんだろうなぁ。
真摯にものづくりをしている人たちに、心からの敬意と感謝!

1027 きみかげ栞.jpg
子猫にぐちゃぐちゃにされたけど、購入時にこんな栞が入ってたよ

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