地元のお米

初雪予報に身構えていたが、結局雪は降らずに冷たい雨が降って終わった。
翌日は雨が降らなかったものの、う～、なかなかに冷える。
ニュースでは札幌で初雪だったようだ。
厚田の方が寒いはずなのに、不思議だなぁ。

ガラケーのバッテリーが切れていて、充電を始めたら、メールが来ていた。
イチゴ農家さんからのお手伝い要請だったが、
すでに時遅し、お返事せぬまま その時は過ぎており、
「なんとか終わりました、今回は大丈夫でした」との２通目のメールまで。
完全にすっぽかしてしまった！
なんか、お手伝いが定期でなくなってから、弛んでいたなぁ。
恐縮しながらお詫びメールを送り、しばし反省。


夕方、ご近所さんからご自身の田んぼで育てた厚田の新米をいただく。
イチゴ農家さんからも、ダーリンがお店で仕入れている農家さんからも
すでにいただいており、なんと3軒目。
ありがたいなぁ、ありがたいなぁ。嬉しいなぁ、嬉しいなぁ。
ご近所さんが手塩にかけて育てた、地元のお米をいただけるなんて。
こちらからお裾分けできる機会なんて滅多にないのに、
こうしてなんやかやと気にかけていただいていること自体が、
本当に、本当に、ありがたい。
この農家さんは男所帯なのだが、お父さんも息子さんも、
本当にい～い笑顔で、顔を見るだけでこちらもほっこり笑顔になっちゃう。

色々立ち話をする中で、「いや～、なかなか草刈りも満足にできなくて荒れ放題で」と
言い訳がましくしていると、
「いやいや、誰かが住んで、草ぼうぼうの状態じゃないだけで凄く違うんだよ。
藪になってると虫とかヘビとか大発生するからさぁ。
できる範囲でやってるだけでも地域にとって大きな違いなんだよ」と言ってくれた。
そうか。ここで生活しているだけで、回り回って
何かの役に立てているのかもしれないんだ、とすごく勇気づけられた。


うちで新米に手をつけるのは来月の神嘗祭からだけど、
それまでは、お米パックに入れて大切に保管しよう。
そして、手をつける日には、大切に、大切に、いただこう。
田んぼごとに味は違うのかしら。地元米の食べ比べなぁんて、豊かさの極みだね。
楽しみ、楽しみ。

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