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祭壇救出作戦 [猫のいる生活]

日々上がっていく子猫たちの身体能力。
何かしていると寄ってきて ちょっかいを出す、飽くことの無い好奇心。
動くものすべてに狩猟本能を刺激されている野生。
旺盛な食欲。
そのすべてが面白く、可愛く、一日中見ていても退屈しない。

が、もともと父の祭壇をネズミが荒らしたことで、猫をネズミ防衛軍として採用したのだ。
なのに、もう祭壇に飛び乗れるようになった奴らは
とうとう祭壇を荒らし始めた。
花瓶を倒す、盛塩を踏む、米をガリガリ噛む。
このバチ当たり者めがっ!


とはいえ、猫は高い所には登りたがるもの。
触ってぷらぷら動くものは倒したいし、
棚にのっているモノは手でチョイチョイと触って落としたい。
犬と違ってしつけができるものでもない。
となれば、猫が登れない祭壇を作るしかないのだ。
140cmほどのカラーボックスがあったので、その上に祭壇を設けることにした。
霊璽(れいじ:仏教でいう位牌のようなもの)と米・塩・水・酒、ロウソクを置くと
もう一杯になってしまう小さなスペースなので、
最上段の棚に遺影と小さな花瓶、お供えを置けるように整えた。
ずいぶんと こじんまりした祭壇だが、当分の間、荒らされることはないだろう。
いずれはここにもフタをするなりして、
飛びついても爪の引っかかり処が無いように、更に改良しなくては。
子猫たちとの生活は本当に楽しいが、
なんか、いらん気の回し方が必要になってくるなぁ。


穏やかな日中のサンルーム。
ぽかぽかした陽だまりに子猫たちが座って、外の鳥や虫にキョロキョロしている。
おとなしい時は、本当に、とてつもなく めんこいなぁ。
もうすぐお陽さんが西に移動して うすら寒くなってくると、
また室内に戻ってきて大運動会が始まるんだ。
束の間の、静かな昼下がりを楽しもう。


タグ:祭壇 ネズミ
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