SSブログ

わらしべ長者の季節 [厚田民としての生活]

この週末、ダーリンの漁師食堂では団体予約が入っており、
今はメニュー構成の最終段階。仕入れや仕込みで気忙しい日々を過ごしている。

そんな朝、家庭菜園のご近所さんが現れて、
「先日はご丁寧に挨拶いただいて~」と大量の野菜を差し入れて下すった。
ダイコン、キュウリ、ピーマン、シシトウ。
どれもサイズが立派で、朝採れの瑞々しさで、ぴっちぴち、と音が出そうなくらい。
1日1本ペースでサイズも小さい うちの子キュウリ、
まだ収穫サイズまで育っていないピーマンやシシトウばかりな我が畑を思い浮かべる。
ダイコンは種播きすらしていないので、ありがたいことこの上ない。
いや~、心ばかりのご挨拶に添えた小さなお菓子が、
段ボールいっぱいの野菜になって帰ってきちゃいました~。恐縮、恐縮。

昨日は、きのこのご近所さんから、タモギタケの第二弾もいただいたのよ。
もぎたてキュウリが例のごとく1本だけあったので、
恥ずかしかったが、持ち帰っていただいた。(せめて普通サイズだったことが救い)
キュウリ1本だけ握りしめて戻っていく後ろ姿を思い出すだけで顔から火を噴きそうだ。
ジャガイモが採れたら、今度こそ絶対にお裾分けに行くぞ!


ダーリンも、「わらしべ長者になっちゃいました」と帰宅した。
団体さんのメニューの最後に地元メロンを出そうと考え、
メロンのご近所さんに仕入れの相談をしていたのだが、
帰り道に刺身用に柵どりしたヒラメを届けに寄ったら、メロンをいただいちゃったそうだ。

先週は顔役さんの奥様からもカリフラワーやインゲン、ナスをたくさんいただいたばかり。
いただくばかりで、どうしたもんかなぁ。
色々な移住者さんたちのブログや動画を見ると、
「たくさんお裾分けをいただくのにお返しができない」と同じように悩んでいる。
どこの地域でも多かれ少なかれ同じような状況なんだなぁ。
でも、すごいよね。全国どの地域でも同じように、
地域に仲間入りした人を気にかけて、「なんもなんも~」って助けてくれているんだ。
なんか、すごくありがたくて、シアワセな世界だよね。
全国各地の同志たち!
一緒に恐縮して、喜んで、有難がって、自分にできることを探していこうねっ!


ふう。それにしても暑い。
発足も30℃を超える一日になりそうだ。
つい先日まで、エゾハルゼミのあと夏のセミの声が続かないね、なんて言っていたが、
今日はガンガン鳴いているよ。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。