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鳥たちの小さな変化 [厚田の野生生物]

おうちの周りをテリトリーとしていると思われる、カラスのガァ助。
最近単独行動ではなくなった。
なんか、カノジョでもできたのかなぁ。
今日も2羽一対で、田んぼの畔にじっとしている。
左の田んぼを見ながらじっとしているなぁ、と思っていると、
しばらくしたら右の田んぼを揃って見ている。
プールの監視員のようでもあり、
無口なカップルのデート現場のようでもあり。
ほほえましいなぁ。
札幌に居た頃は、6月といえば子育て中のカラスが通行人を攻撃してくる時期だった。
いくらでも人間から離れた場所で巣作りできる厚田では、穏やかだね。

つがいでいつも田んぼにザァーと着水してくるカモも、
最近は3羽で飛んでいる姿を見かける。
近くでみることができないので、3羽目が雄雌どちらかはわからない。
家族なのか? そうであるならばこれもまた、ほほえましい。

いつもは厚田川の下流でしか見かけない、白サギもよく飛んでくるようになった。
田んぼであまりにも長い時間、じっとしたままなので、
遠目では鳥なのか、白い肥料袋なのか、すぐには見分けがつかない。
(肥料袋は口をキュッと絞ってあって、ホント、遠目には鳥に見えちゃうんだ)
静かで、穏やかで、サギが居る風景は日本画みたいだ。
でも、羽ばたくとビックリするほど大きくて、カラスやトンビも遠巻きにしている。

そうそう、トンビと言えば、
今年おうち周りをテリトリーにしているトンビは、鳴き声に特徴がある。
ピーヒョロロではなく、馬のいななきに似ている。
ちょっと声もしゃがれている。
おうちのすぐ前の電柱にもよくとまるし、羽根の色もやや薄茶色みが強いので
「うちんとこのトンビだ」とすぐわかる。

小鳥たちも新たな鳴き声が増えてきている。
夏は里に下りてくる子もいるのかな。
気になるのは、今年、一向にカッコウが鳴かない。
移住してきた頃は、フクロウやカッコウの声が頻繁に聞こえていたはずだが。
カッコウの声は植付けの合図、と思っていたが、どうしたんだろうね。


こんな風に、身の回りの小さな動きを残しておくと、
来年の何かの参考になるかなぁ。


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