満月にも手伝って貰おう [家庭菜園]
夏至。
日の出は3:50頃、日の入りは19:20頃だという。
山に囲まれたこの地域は時間が30分くらいずつずれるが、
特に西側に山が迫る我が家は、西日が見えなくなるのが更に30分ほど早い。
それでも向かいの山が夕陽に染まってオレンジがかるのは美しいし、
遠くの高い山がいつまでもオレンジ色に輝いているのは、いつ見ても うっとりする。
実際の満月は明日らしいが、昨夜のお月さんも丸くて、赤くて、
それはそれはキレイだった。
宿根草は光合成でデンプン質を根に溜め込んで、
万一切れてもそのデンプン質を使ってまた発芽するという。
元気に光合成していれば、切れば切るほど増える、ということらしい。
宿根草を減らす、もしくは勢いをゆるやかにするには、光合成を阻害するために
地上部をマメに刈って、その後は地表を覆う低い草・葉の広い草を増やすことで、
地表に日陰を作って宿根草の芽が成長しにくくする流れがいいらしい。
しかも、満月の頃は、月の引力?で地上部に栄養が上がってきているので、
そのタイミングで地上部を刈ると、根に溜め込むデンプン質が少なくなるという。
おお~。なんか、納得できるし、草を根絶やしにしたくない私には朗報だ。
満月も助けてくれるのかと思うと、作業をすすめる意欲も爆上がり、だ。
本当に、色々な所からパワーチャージされているんだなぁ。
おかげさま、っていう言葉、改めて実感するなぁ。
朝は ひと雨来たが、おだやかな曇天なので、今日は畑に繰り出そう。
庭を通って、道路を使わずに畑に向かう。
荒々しいおうちの庭にも、バラが咲いた。元家主さんが育てていたのだろう。
雪に潰されて大きく平たく広がったイチイの木の陰で、こっそり咲いていた。
雪融けの頃には枝があちこち折れて、復活できるんだろうか、と思っていたが、
無事新たな枝を伸ばして勢いを取り戻したのだ。
荒々しい庭にちょっと似つかわしくない、ショッキングピンクのバラ。華やかだ。
樹勢の割には控えめな、シャクナゲの清楚な花。
野生のマーガレットも一角を占領している。
今、おうちの庭で一番密度が高いドクダミ。蕾がついた、と思っていたら
あちこちで花が開き始めた。
ダーリンはドクダミの匂いが嫌いなので、庭の草刈りは乗り気ではない。
私は、ドクダミの匂いが嫌いではない。
花が咲きそろったら、摘んで、何かまた作ろうかな。
あ、でもダーリンのためにも満月のうちに少しはドクダミを刈って減らしてあげなきゃな。
刈った葉で、今年はドクダミの酵素ドリンクってぇのに挑戦してみようか。
畑はゆっくりおだやかに変化していた。
ジャガイモたちは生育に差はあれど、皆元気に育っている。
敷き草をしてもしても、どんどん嵩が減っていくので、
干してある草を小さく切りながら、せっせと株元に敷き詰めていく。
敷き草用にあれだけ集めた刈り草も、一週間も持たないかもしれない。
嵩が減っているという事は、ちゃんと腐植して土に変わろうとしているということだ。
大変だけど、嬉しい、嬉しい。
ナスやキュウリ、ズッキーニは水が足りない感じだ。株元の土がしっとりしていない。
水分をたくさん必要とするこの子たちには、無灌水で育てるのは難しいのだろうか。
これはおうちに戻ったら対策を調べてみよう。とりあえずは敷き草を更に盛っておく。
気温が上がってきたおかげで、サトイモの芽が
はっきりと草から頭を出しているのがわかる。いよいよ来たね。
市民農園で育てていた頃は5月の時点でもう双葉の苗を作ってあって定植したので、
今芽出ししているってことは2ヶ月位遅れているということだ。
寒くなるまでに収穫は間に合わないかもしれないが、
ちゃんとこの土地に適応してくれているというだけで嬉しい。
明日は芽出ししたショウガを隣に植えてあげようね。
エダマメはまだ芽が出ない。
不織布で覆っていないので、もしかしたらもう鳥につつかれてしまったか。
いやいや、まだ3日しか経っていない。様子見、様子見。
トマト達は小さい。けれど元気。
中玉トマトは実をつけたので、楽しみに見守ることにする。
植付けが遅れた黄色とオレンジのミニトマトは、無事馴染んできたようでホッとした。
脇芽を植えて株を増やそうと目論んでいるので、
うちの子トマトが今年はたくさん収穫できるといいなぁ。
ひとしきりお世話と観察が終わったら、ひたすら草刈りと畝づくりをする。
ススキを好む毛虫がたくさん居て、「すまんね」と言いながら、
ちょっと遠いところに刈ったススキごと移動してもらう。
ゴツい草を刈ると、どうしても握力を使うので、
へバーデン結節のすすんだ左手は痛みも出てきたし、握力もなくなってきた。
大豆用の畝は草刈りだけで終わってしまったが、
インゲンとピーマンを混植する予定の1m四方の畝だけは、キレイに完成した。
この一角だけは植生が違っていたので、ちょっと期待できると思っている。
うん、なんとか夏至の日に地上部の草刈りは終わった。
昇り調子だったお陽さんの勢いが変わってくる節目。
草たちに助けられながら、真夏の間も おだやかな圃場でありますように。
日の出は3:50頃、日の入りは19:20頃だという。
山に囲まれたこの地域は時間が30分くらいずつずれるが、
特に西側に山が迫る我が家は、西日が見えなくなるのが更に30分ほど早い。
それでも向かいの山が夕陽に染まってオレンジがかるのは美しいし、
遠くの高い山がいつまでもオレンジ色に輝いているのは、いつ見ても うっとりする。
実際の満月は明日らしいが、昨夜のお月さんも丸くて、赤くて、
それはそれはキレイだった。
宿根草は光合成でデンプン質を根に溜め込んで、
万一切れてもそのデンプン質を使ってまた発芽するという。
元気に光合成していれば、切れば切るほど増える、ということらしい。
宿根草を減らす、もしくは勢いをゆるやかにするには、光合成を阻害するために
地上部をマメに刈って、その後は地表を覆う低い草・葉の広い草を増やすことで、
地表に日陰を作って宿根草の芽が成長しにくくする流れがいいらしい。
しかも、満月の頃は、月の引力?で地上部に栄養が上がってきているので、
そのタイミングで地上部を刈ると、根に溜め込むデンプン質が少なくなるという。
おお~。なんか、納得できるし、草を根絶やしにしたくない私には朗報だ。
満月も助けてくれるのかと思うと、作業をすすめる意欲も爆上がり、だ。
本当に、色々な所からパワーチャージされているんだなぁ。
おかげさま、っていう言葉、改めて実感するなぁ。
朝は ひと雨来たが、おだやかな曇天なので、今日は畑に繰り出そう。
庭を通って、道路を使わずに畑に向かう。
荒々しいおうちの庭にも、バラが咲いた。元家主さんが育てていたのだろう。
雪に潰されて大きく平たく広がったイチイの木の陰で、こっそり咲いていた。
雪融けの頃には枝があちこち折れて、復活できるんだろうか、と思っていたが、
無事新たな枝を伸ばして勢いを取り戻したのだ。
荒々しい庭にちょっと似つかわしくない、ショッキングピンクのバラ。華やかだ。
樹勢の割には控えめな、シャクナゲの清楚な花。
野生のマーガレットも一角を占領している。
今、おうちの庭で一番密度が高いドクダミ。蕾がついた、と思っていたら
あちこちで花が開き始めた。
ダーリンはドクダミの匂いが嫌いなので、庭の草刈りは乗り気ではない。
私は、ドクダミの匂いが嫌いではない。
花が咲きそろったら、摘んで、何かまた作ろうかな。
あ、でもダーリンのためにも満月のうちに少しはドクダミを刈って減らしてあげなきゃな。
刈った葉で、今年はドクダミの酵素ドリンクってぇのに挑戦してみようか。
畑はゆっくりおだやかに変化していた。
ジャガイモたちは生育に差はあれど、皆元気に育っている。
敷き草をしてもしても、どんどん嵩が減っていくので、
干してある草を小さく切りながら、せっせと株元に敷き詰めていく。
敷き草用にあれだけ集めた刈り草も、一週間も持たないかもしれない。
嵩が減っているという事は、ちゃんと腐植して土に変わろうとしているということだ。
大変だけど、嬉しい、嬉しい。
ナスやキュウリ、ズッキーニは水が足りない感じだ。株元の土がしっとりしていない。
水分をたくさん必要とするこの子たちには、無灌水で育てるのは難しいのだろうか。
これはおうちに戻ったら対策を調べてみよう。とりあえずは敷き草を更に盛っておく。
気温が上がってきたおかげで、サトイモの芽が
はっきりと草から頭を出しているのがわかる。いよいよ来たね。
市民農園で育てていた頃は5月の時点でもう双葉の苗を作ってあって定植したので、
今芽出ししているってことは2ヶ月位遅れているということだ。
寒くなるまでに収穫は間に合わないかもしれないが、
ちゃんとこの土地に適応してくれているというだけで嬉しい。
明日は芽出ししたショウガを隣に植えてあげようね。
エダマメはまだ芽が出ない。
不織布で覆っていないので、もしかしたらもう鳥につつかれてしまったか。
いやいや、まだ3日しか経っていない。様子見、様子見。
トマト達は小さい。けれど元気。
中玉トマトは実をつけたので、楽しみに見守ることにする。
植付けが遅れた黄色とオレンジのミニトマトは、無事馴染んできたようでホッとした。
脇芽を植えて株を増やそうと目論んでいるので、
うちの子トマトが今年はたくさん収穫できるといいなぁ。
ひとしきりお世話と観察が終わったら、ひたすら草刈りと畝づくりをする。
ススキを好む毛虫がたくさん居て、「すまんね」と言いながら、
ちょっと遠いところに刈ったススキごと移動してもらう。
ゴツい草を刈ると、どうしても握力を使うので、
へバーデン結節のすすんだ左手は痛みも出てきたし、握力もなくなってきた。
大豆用の畝は草刈りだけで終わってしまったが、
インゲンとピーマンを混植する予定の1m四方の畝だけは、キレイに完成した。
この一角だけは植生が違っていたので、ちょっと期待できると思っている。
うん、なんとか夏至の日に地上部の草刈りは終わった。
昇り調子だったお陽さんの勢いが変わってくる節目。
草たちに助けられながら、真夏の間も おだやかな圃場でありますように。
2024-06-22 08:03
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